試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クハ101-81,クハ100-30[ラシ104F] 弁天橋区仕様用LP411前照灯交換施工 (ラシ104F[Mc136],ツヌ107F[Tc83] LP411前照灯LOT調整施工) ※'旧製品。

2016-09-01 21:25:59 | 国鉄/JR101系
打撃。

KATO製JR101系クモハ101-136,クモハ100-108(ラシ104F:Mc136)の車体更新は十代目ツヌ118F(Mc155:再生産品)にて行った。
但し黄色5号LP411前照灯(101系メイクアップパーツ1:11-510)が尽きており弁天橋区仕様(Mc170)用LP411前照灯を起用した。
再出場後は満足していたが今更車体と若干異なる色温度が気になり始めてしまいその解消へと手を伸ばしている。




JR101系ラシ104F (1988/2,1988/11)。
[ラシ104F-1]:(Mc136-M'111-T245-T'c30+Tc81-M230-M'224-)T105(-M237-M'c175)。
[ラシ104F-2]:Mc136-M'111-T245-T'c30+Tc81-M230-M'224-T264-M237-M'c175
※再生産品+旧製品。
◆クモハ101-136,クモハ100-175,クハ101-81,クハ100-30 LP411前照灯LOT変更。

ラシ104F用運転台付車は全車LP411前照灯車で揃っていたため出場には4両分の黄色5号LP411前照灯が必要だった。
そのため温存しておいた101系メイクアップパーツ1にて旧ラシ104F(塗装変更車+旧製品)を仕立てている。
車体更新は分散配置する十代目ツヌ118Fと旧ラシ107F(Mc202:塗装変更車+再生産品+旧製品)の組成を連動させた。
先ず旧クモハ101-136,旧クモハ100-175(元ラシ104F:塗装変更車)がクモハ101-202,クモハ100-191(ラシ107F)へ異動となった。
続いてクモハ101-155,クモハ100-108(ツヌ118F:再生産品)をクモハ101-136,クモハ100-175(ラシ104F)に改装している。


クハ101-81,クハ100-30 (ラシ104F)。
※旧製品。

だがLP411前照灯が流用出来たクモハ101-136に対しクモハ100-175(ラシ104F)は弁天橋区仕様用を用いるしかなかった。
今ひとつ釣り合わない前面見附を統一するべく後日クモハ101-136も弁天橋区仕様用LP411前照灯交換へと踏み切っている。
一方クハ101-81,クハ100-30(ラシ104F:旧製品)には黄色5号LP411前照灯(101系メイクアップパーツ1)が取り付けられていた。
従ってラシ104F構成車だけで黄色5号LP411前照灯のLOT変更を終えられると考えさっそく作業に取り掛かった。
なおクハ101-81,クハ100-30の運行番号幕,行先方向幕部品は製品仕様である[13C 千葉]表示から変更されていなかった。
在籍するKATO製101系でも特別扱いのラシ104Fにしては捻りがなく入場を機に行先表示類も改める。


入工中のクハ101-81,クハ100-30。

先ずクモハ101-136,クモハ100-175(ラシ104F)に取り付けていた弁天橋区仕様用LP411前照灯を撤去した。
そしてクハ101-81,クハ100-30(ラシ104F)へ元クモハ101-136,元クモハ100-175用LP前照灯を移設する。
塗装変更済LP411前照灯も充当可能だったがラシ104Fという理由で弁天橋区仕様品を起用した。
但し黄色5号LP411前照灯は保管品が少なく今後の増備次第では塗装変更品に格下げされる可能性を残す。


LP411前照灯を撤去したクハ101-81,クハ100-30。

黄色5号LP411前照灯(メイクアップパーツ1)だがクハ100-30(ラシ104F)用はライトレンズ上部が黄色5号で塗り潰されていた。
まだ詳細な記録を残していない時期の竣工車で初めは何を名目に措置が採られたか全く判らなかった。
改めて確認したところライトケーシングには亀裂がありライトレンズへの塗装は破損品を復旧させるためだったと判明した。
ツヌ118F(Tc75:旧製品)とLP411前照灯(メイクアップパーツ1)の相性が悪く無理にライトレンズを押し込んだ影響だと思われる。
接着剤を使わずに繋ぎ合わせており敢えて塗料で誤魔化す方策を採った狙いは亀裂が浅かったためだと考えた。
撤去には差し支えないと思えペイントリムーバーで塗料除去を行ったが呆気なくライトケーシングは砕けてしまった。


木工用ボンド固定に頼ったLP411前照灯(クハ101-83:ツヌ107F)。
※旧製品。

ここで貴重な黄色5号LP411前照灯(メイクアップパーツ1)を1灯無駄にした痛手は非常に大きかった。
急遽クハ101-83(ツヌ107F:Tc83)を入場させ所要の黄色5号LP411前照灯(101系メイクアップパーツ1)を確保している。
クハ101-83(旧製品)へ廻った弁天橋区仕様用LP411前照灯だが嵌りが甘く車体角度と比例して傾斜するほど安定性に欠けた。
皮肉にも前照灯用取付口拡大策を採用したクハ101-83は製品原形でのLP411前照灯交換が行えなくなっていた。
止むを得ず導光部に支障しないよう注意しながらライトレンズ両側へ木工用ボンドを盛り付け車体と固定した。
急展開で入場したクハ101-83(ツヌ107F:旧製品)は元クモハ101-136用LP411前照灯に交換され竣工となった。
既にクモハ100-175(ツヌ107F:旧製品)には弁天橋区仕様用LP411前照灯が装着済でありツヌ107Fの前面見附も揃えられている。
[御茶ノ水]幕への変更時に気付けば効率的であったが思い立った順番が逆だったため致し方ない。




ツヌ107F (クハ101-83 弁天橋区仕様用LP411前照灯交換)。
※旧製品。

またラシ104F内での黄色5号LP411前照灯LOT変更が行えなくなったため保管品の弁天橋区仕様用を持ち出した。
各々クハ101-81:弁天橋区仕様用,クハ100-30(ラシ104F):元クモハ100-175(ラシ104F)用が取り付けられた。
更に[13C 千葉]表示もクハ101-81:[11C 木更津]表示,クハ100-30:[53C 館山]表示へと全面変更している。
[木更津]幕,[館山]幕とも充当先が無く保管品に埋もれていたがクハ101-81,クハ100-30ならばこの表示でも構わないと思う。
他方運行番号幕部品は切り出しに失敗し外周を歪ませてしまった状態の悪い[11C]幕,[53C]幕が試験採用となった。
先頭車両には向かないものの思いの外目立たず中間組込車限定用途として残る瑕疵品を活用する方向である。




クハ101-81,クハ100-30 (弁天橋区仕様LP411前照灯交換,運行番号・行先変更施工)。
※旧製品。

そしてクモハ101-136,クモハ100-175(ラシ104F)を黄色5号LP411前照灯(101系メイクアップパーツ1)に改めた。
さすが再生産品車両だけあり相性に問題はなく前照灯用取付口,LP411前照灯双方とも細工は不要であった。
ようやく車体と殆ど変わらない色温度となり車体更新以降から引き摺り続けてきた違和感を解消させている。
またラシ104Fは[07C]表示編成時代が長く[53C]幕にしっくり来なかったため[01C]幕へ交換した。
[07C]幕へ戻す手段もあったが癪に障る上ツヌ101F(Mc148:弁天橋区仕様+旧製品),ラシ107Fで採用済だった。
そこで在籍編成では初登場となる[01C]幕(101系メイクアップパーツ2:11-511)を選択している。
クハ100-30(ラシ104F)用LP411前照灯の破損に見舞われながらもラシ104F(Mc136)が無事再出場した。
振り返るとクモハ101-136での弁天橋区仕様用LP411前照灯交換施工は完全なる勇み足だった。
出場時期の早いツヌ107Fが在籍していなければ黄色5号LP411前照灯LOT調整は行えなかったと思う。
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