続・今日も跳び蹴り

声出して行こうぜ!

見つからない記憶

2006-08-07 | 思うこと
所用で戸籍抄本を柳川市役所から取り寄せた。
「惠」
筆頭者の欄には父の名前が書かれていた。

何だか泣けた。

私の父は、私が2歳のときに亡くなっている。
父の記憶は全くない。
私の記憶にはないが、父は存在していた。

小さな私を抱きかかえ、あやしてくれたり、一緒に風呂に入ってくれたり、くすぐって笑かしてくれたり、ふざけて酒を飲まそうとしたり、機嫌の悪いときには小突いてみたり・・・。

いくら思い出そう思い出そうとしても思い出せない。

私が記憶に拘るのも、このことが関係しているのかもしれない。