ガキの頃、よく遊んでいた神社で友達数人と、何故かジュースの空き瓶のラベルを剥がす作業をしていた。
剥がし方は瓶と瓶を擦るだけ。大きな木々に囲まれた神社に瓶を擦るイヤな音だけがこだまする。
夕方になり、ワゴン車が迎えに来た。私は家が近いので、久本雅美と一緒に歩いて帰ることに。雨が降ってきたが、小ぶりだったのでフードを被って凌ぐ。
帰宅後、いつの間にかお土産にもらっていたドーナッツを冷蔵庫に入れる。
台所には割れたコップがあった。ジジイの仕業か?怪我が気になる。
気がつけば、アメリカにいた。
お寺を改造したような家。どうやら私はホームステイしているらしい。
その家の奥さんは日系人のようだ。
子供は三つ子の女の子で、三人は空手の真似事をしながら、家の中をチョコマカチョコマカと動き回っている。どうやら、チャーリーズ・エンジェルの物真似をしているつもりらしい。
奥には壁一面の本棚が見える。
冷蔵庫は冷凍マフィンと冷凍フルーツで一杯だった。
ロバート・B・パーカー著の探偵小説に出てくるスペンサーとホークもいた。
ここは彼らの隠れ家でもあるらしい。
スペンサーは「ガンホルダーを変えたんだ」と言う。どうやら、私と彼は以前会ったことがあるらしい。
小便がしたくなったので、便所へ行って窓から外を眺めてみるとビジネスマンと電車が見えた。どうやら、ここはニューヨークらしい。
急にお土産に貰っていたドーナッツが気になり始める。自宅へ国際電話を掛けようと思ったが、日本時間が不明なのでヤメた。
家の外に出てみると、立派な三重塔の離れがあった。窓から中を覗くときらびやかな食器が飾ってあった。
離れの奥の建物は、お寺の境内のようだ。金ピカの祭壇が眩しい。
祭壇を眺めていたら、外人の男の子が「モンキーマジックみたいだろ」と話しかけてきた。
私は「違うよ。あれは極楽浄土なんだよ」と教えてあげた。
ふと、敷地の外の広場に目をやると、派手な着物を着た若者達たちが、よさこい踊りを踊っていた。
ここはアメリカ?それとも日本?私が暫く考え込んでいると、スペンサーが近付いてきて、仕事を手伝うようにと言われた。彼は焼香で一杯になった入れ物を取り替えたりしていた。
何をしていいか分からずにいると、これから大勢の前でパレードがあるらしい。
そこの手伝いをするようにと言われる。
そんなこんなしていると、私宛に電話が入った。奥さんから受話器を受け取るもコードが針金のように硬く、なかなか受話器が耳につけられない。
内容は私に謝りたいとの電話だった。私に話があるという。
どうやら私は夜回り先生らしい。
受話器の向こうでは「さっき、リストカットしました」「さっき、睡眠薬を飲みました」だの言っている。
私は「お大事に。早く寝ろ。な」と言って電話を切った。
そんな感じで、悩みを抱えた若者と電話で話していると、黒いバッグを持ったチャック・ウィルソンみたいな外人が近付いてきた。
バッグの中には紙切れがあり、小さな文字で金額が記入してあった。金額は48173ドル。
どうやら、その外人は私にその金額のお金をバッグに詰めろと言っているらしい。
「今、電話中なんで後で」と言っても、ニヤニヤしながら私のわき腹を何度も触ったりしてくる。
「テメ、いい加減にしろよ!日本語わかんだろが!」と怒鳴っても知らんぷり。
あまりにもしつこいので奥さんに相談すると。
「最近、この手の輩が多いのよぉ」とのこと。
私は外人に向かって「ノォゥッ!」と叫んで、きっぱりと断った。
今年最後の夢が、こんなカンジ。さて、どう捉えるべきか・・・
剥がし方は瓶と瓶を擦るだけ。大きな木々に囲まれた神社に瓶を擦るイヤな音だけがこだまする。
夕方になり、ワゴン車が迎えに来た。私は家が近いので、久本雅美と一緒に歩いて帰ることに。雨が降ってきたが、小ぶりだったのでフードを被って凌ぐ。
帰宅後、いつの間にかお土産にもらっていたドーナッツを冷蔵庫に入れる。
台所には割れたコップがあった。ジジイの仕業か?怪我が気になる。
気がつけば、アメリカにいた。
お寺を改造したような家。どうやら私はホームステイしているらしい。
その家の奥さんは日系人のようだ。
子供は三つ子の女の子で、三人は空手の真似事をしながら、家の中をチョコマカチョコマカと動き回っている。どうやら、チャーリーズ・エンジェルの物真似をしているつもりらしい。
奥には壁一面の本棚が見える。
冷蔵庫は冷凍マフィンと冷凍フルーツで一杯だった。
ロバート・B・パーカー著の探偵小説に出てくるスペンサーとホークもいた。
ここは彼らの隠れ家でもあるらしい。
スペンサーは「ガンホルダーを変えたんだ」と言う。どうやら、私と彼は以前会ったことがあるらしい。
小便がしたくなったので、便所へ行って窓から外を眺めてみるとビジネスマンと電車が見えた。どうやら、ここはニューヨークらしい。
急にお土産に貰っていたドーナッツが気になり始める。自宅へ国際電話を掛けようと思ったが、日本時間が不明なのでヤメた。
家の外に出てみると、立派な三重塔の離れがあった。窓から中を覗くときらびやかな食器が飾ってあった。
離れの奥の建物は、お寺の境内のようだ。金ピカの祭壇が眩しい。
祭壇を眺めていたら、外人の男の子が「モンキーマジックみたいだろ」と話しかけてきた。
私は「違うよ。あれは極楽浄土なんだよ」と教えてあげた。
ふと、敷地の外の広場に目をやると、派手な着物を着た若者達たちが、よさこい踊りを踊っていた。
ここはアメリカ?それとも日本?私が暫く考え込んでいると、スペンサーが近付いてきて、仕事を手伝うようにと言われた。彼は焼香で一杯になった入れ物を取り替えたりしていた。
何をしていいか分からずにいると、これから大勢の前でパレードがあるらしい。
そこの手伝いをするようにと言われる。
そんなこんなしていると、私宛に電話が入った。奥さんから受話器を受け取るもコードが針金のように硬く、なかなか受話器が耳につけられない。
内容は私に謝りたいとの電話だった。私に話があるという。
どうやら私は夜回り先生らしい。
受話器の向こうでは「さっき、リストカットしました」「さっき、睡眠薬を飲みました」だの言っている。
私は「お大事に。早く寝ろ。な」と言って電話を切った。
そんな感じで、悩みを抱えた若者と電話で話していると、黒いバッグを持ったチャック・ウィルソンみたいな外人が近付いてきた。
バッグの中には紙切れがあり、小さな文字で金額が記入してあった。金額は48173ドル。
どうやら、その外人は私にその金額のお金をバッグに詰めろと言っているらしい。
「今、電話中なんで後で」と言っても、ニヤニヤしながら私のわき腹を何度も触ったりしてくる。
「テメ、いい加減にしろよ!日本語わかんだろが!」と怒鳴っても知らんぷり。
あまりにもしつこいので奥さんに相談すると。
「最近、この手の輩が多いのよぉ」とのこと。
私は外人に向かって「ノォゥッ!」と叫んで、きっぱりと断った。
今年最後の夢が、こんなカンジ。さて、どう捉えるべきか・・・