goo blog サービス終了のお知らせ 

上海☆DAYS ~明天也是好日子~

上海での日々の記録とつぶやきなど。

通せんぼう。

2014年02月15日 | 日常の風景
日本は2週続けての大雪だそうで。
関東では今まで経験したことのない積雪だというので、ちょっと体験してみたかったなぁ・・・
なんて暢気なことを思ったりして。(実際には交通の混乱とか雪かきとか大変ですよね、スイマセン(^_^;))

上海も先週からは冷え込んで雨や雪がちらつく日もあったりと、お天気がすぐれなかったけれど、
今日は久しぶりの晴天!

寒さも少し和らいで、空気も良い爽やかな週末。
まだまだ寒くて油断はできないけれど、少しずつ春が近づいてきているのが感じられる。

そんな中、お散歩していたら・・・



歩道にたくさん干されたお布団に、通せんぼう!
車道を歩かないと通れません・・・(笑

そうよね、今日は絶好のお洗濯日和。
湿ったお布団を太陽に当てて干したい気持ちも分かるのだけど、大胆だわぁといつも思う。

上海の街中でも、時々出くわす光景。

春節放假。

2014年01月29日 | 日常の風景
いよいよ中国は年の瀬。

1月半頃から、大荷物を持って帰省する人の姿が見られるようになって、
春節のお土産や食料品などの買い出しでたくさんの袋をぶら下げている人達がいて、
そして先週あたりから、"春节放假"(春節休み)に入ったお店が増え始めた。

 

いつもは賑やかな商店街もシャッターが閉まってだいぶひっそりと。
上海は人や自転車、バイクや車が減って、静かになりつつある。

そういば先月の大晦日に帰国した時に、山手線がガラガラで、あんなに人がいない新宿や渋谷駅を
見たのは初めてで、日本の大晦日ってこんなに静かだったんだと驚いたのだけれど、
上海もそんな感じに似ている。
その代わり、日本や外国に多くの中国人観光客が押し寄せているはず。

今年は、PM2.5対策で花火や爆竹の自粛を促してる事もあって、市民も買い控えているみたい。
確かに、花火を売るお店もなんとなく活気がないし、例年はもう鳴り始めていた爆竹も
あまり聞いていないかも。

さて、明日は"除夕"(大晦日)。
どれほどの花火が上がるかな。

干し肉。

2014年01月14日 | 日常の風景
冬になると、よく見かける光景。

お魚やらお肉やら、ソーセージやらが外に干されている。
それは、洗濯物と一緒に家やお店の軒先にぶら下がっているだけじゃなくて、こんな風に
公道の電線や電柱だったりすることもあって。

中国語で、ベーコンの燻製みたいなのを"腊肉(la4rou4)"、ソーセージなどの腸詰を"腊腸(la4chan2)"
といって、塩漬けして干したものをさす。
中国は乾燥した厳しい地域も多いから、昔からこうやって保存してきたのだろうなぁ。



この前、たまたま通りかかったお店で見かけたのは犬肉だった。
中国の一部地域では伝統的に犬肉を食べるところもあるし、食物辞典によると、
犬肉は虚血性心疾患や老人性虚弱症状に効果があるのだとか。

昔からの知恵とはいえ、生々しすぎて、やっぱりギョッとしてしまう。
そんな冬の一日。








シャッター通り。

2013年11月02日 | 日常の風景
気がつけば、もう11月。
今年も残すところあと2カ月だなんて、月日が経つのは早いこと!

活気やスピード感がある上海にいると、余計に時の流れが早く感じられる。
街の移り変わりも、お店の新規開店・撤退のスピードも早いから。

先日は友達とのランチのために、今まで行ったことがなかった場所へ。
とはいっても、上海の中心部であり、デパートなどが建ち並ぶ賑やかな静安寺から、
地下鉄で一駅、歩いても15分ほどのところ。

騒がしい大きな通りを曲がって横道に入ってみると、様子がガラリと変わった。
静かな並木道かと思ったら、どこもシャッターが閉まっていたり窓ガラスが割れていたり、
人も車もほとんど通らず、野良犬が一匹。



上海の中心部にあって、こんなに活気がない場所がまだあっただなんて。
元々果物屋さんだったところは資材置き場と化し、10店舗くらい軒を連ねた商店の中で、
小さな洋品店だけが、ひっそりとまだ営業していた。

 

ここも昔は英米共同租界だったし、つい最近までは市場や果物屋、雑貨屋さんが建ち並ぶ
地元の買い物客で賑わうローカル商店街だったんじゃないかなぁと思う。

どうやらこの通り、再開発されるみたいだ。
古い家屋は撤去され、高層マンションや近代的なビルでも建つのだろう。

特に何もなかったこの周辺に、最近オシャレなお店もポツポツと増えてきているみたいだし、
数年後にはすっかり姿を変えているかもしれないなぁ。

街がきれいに、便利になるのもいいけれど、昔ながらの景色や雰囲気が失われてしまうのは、
やはり少し寂しいというか、残念な気が。

上海生活も早いもので丸3年経過。
いろいろと出歩いている方だと思うけれど、まだまだ知らない景色があって驚かされる。
ほんと、飽きない街だわ。


手工芸。

2013年10月08日 | 日常の風景
国慶節も終盤の土曜日。
布を買いに豫園近くの布市場へでかけた。

案の定、豫園周辺は多くの観光客で大賑わい。
買う人だけじゃなくて、売る方も、いつもより多く、いつもよりひときわ大きな声で呼び込み。

上海老外街は、そういう商売人と観光客、そこに車とバイクが通るという混雑ぶり。
威勢のいい声と、子供たちのはしゃぐ声、安売りや食べ物に群がる人々にクラクション・・・。

そんな老外街で、所々にできている人だかり。
好奇心旺盛な中国人に混ざってのぞいてみると・・・



飴細工。
どこか原始的は道具だけれど、器用に馬や龍や鳳凰(とても中国的)の形を描いてゆく。
この日はこういう飴細工職人を何人か見かけた。前から居たかなぁ?

他にも、カラフルな粘土細工で動物や植物を作っていたおじさんも。

 

それを眺める人々は、子供だけじゃなくて大人までもが興味津々。
昔から中国には器用な人が多くて、篆刻や花文字、刺繍など目を見張るような細かな伝統工芸も
あるのだけれど、最近はあまり見る機会がなくなってしまったものね。

こんな風に作られた飴細工や粘土細工を、子供や孫に買ってあげる大人たち。
みんな無邪気に、お祭りみたいで、見ていて微笑ましくなる、とても平和で和やかなひととき。

静かで空気も街もキレイな日本で癒されて帰ってきたけれど、実は中国のこういう雑多な雰囲気も
活気があって、結構好きだなぁ。

日本もいいけど、上海もやっぱり楽しい。