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上海☆DAYS ~明天也是好日子~

上海での日々の記録とつぶやきなど。

上海スナップ。

2014年09月04日 | 日常の風景
上海と言えば、豫園や外灘、そして浦東の高層ビル群。
それ以外には、北京のように中国らしい世界文化遺産があるわけではなく、観光地としては見どころや特徴はあまりないのだけれど・・・

数十年前から変わらない庶民が住む裏通りと、発展の象徴ともいえる高層ビル群という対比であったり、

 


お散歩が楽しい、プラタナスの緑が美しい旧フランス租界の街並み、




文化財として受け継がれる歴史建築や老房子たち、




西洋人が集うオシャレなカフェがあるかと思えば、ローカルのおじちゃん、おばちゃんが集う街角、

 


そんな中に突然現れる、全く不釣り合いな廃品回収のリヤカーやちょっと怖いおじさんの顔の遊具、

 


食べてみたいと思いつつも手が出せなかった、もくもくと煙を上げながら焼かれる羊肉串、




そして、やっぱりどこでも見かけるのは歩道に干される洗濯物と廃品回収車と、
知ってる人も知らない人も覗き込んでカードゲームや囲碁を楽しむ人々の輪、




ロマンチックな景色なら、美しい外灘の夜景。




そんな上海の日常風景。
なんだかとても面白くて、不思議と飽きることがなかった街歩き。



夏休みの地下鉄。

2014年08月22日 | 日常の風景
上海に来てから3年10ケ月。
市内中心部の地下鉄やバスに乗っていて、中国人の公共マナーはずいぶん良くなったなぁと思う。(上から目線でゴメンナサイ(^^;)

特に平日の通勤時間帯、すごい混雑だけれど、電車の乗り降りも「降りる人が先、乗る人が後」が結構守られているし、
エスカレーターは右側に立ち、左側を急いでいる人の為に空けるというのも周知されていて、比較的スムース。
スマホの急速な普及のお蔭で、車内で大声で話している人も少なくなった。(みんな黙ってSNSや動画サイトに夢中)
交差点では、車が来なくても赤信号が青に変わるまで待つ人も増えたし、クラクションの音も以前より減ったような気がする。

もしかしたらそれは、私がこちらの生活モロモロに慣れてしまって、感覚が少しマヒしているのかもしれないけれど(笑、
普段生活していて、驚くことやイラッとすることはほとんどなく過ごしていた。

ところがこの1か月ほどの間、上海市内はそうした平常時とは違って乱れていた。
それは、夏休みということで、大勢の外地人がやってきているから。

普段地下鉄に乗りなれていない彼らは、自動改札機の通り方が分からず、そこで渋滞発生。
並ばずに電車の扉が空いたら、降りる人を待たずに真ん中からズカズカと入ってくる。
電車の中では大荷物で道を塞ぎ、グループで大声で話す。
ワガママで行儀の悪い子供もたくさんみかけた。

いつもと違う上海の地下鉄。
あまり気にしない私でも、イラッとすることが何度かあって、「これだから外地人は・・・」と言ってしまう上海人の気持ちが
ちょっと分かってしまったかも。
確かに、外国人も多い上海は、都会で文明的で、他の地域の中国とは一線を画しているなーと改めて思う。

ただ、日本のように全国均一的に同様のマナー意識を共有しているわけではないので、上海人の中でも一部の人だと思う。
それはこの国の人口比で見れば、ごくごくわずか。
数億の人はそうではないのだから、この国全体が変わるのは、まだまだ遠い未来のこと(というか無理?!)なのかもしれない。

そんな事をふと考えた、上海の夏休み。

雨後の水溜まり。

2014年07月13日 | 日常の風景
梅雨明け宣言したものの、雨続きの上海。
ジメッとしてすっきりしないのはお天気だけじゃなくて、空気も悪いし・・・。
しかも、大気が不安定なのか、ゲリラ的にやってくる強風と雷雨。

去年の記事を振り返ったら、ちょうど今頃は猛暑だったんだ・・・。
暑すぎるのも辛いけれど、雨ばかりも困りもの。
今年の夏はやっぱり冷夏なのかしら?

上海の街中は水はけの悪い場所が多いので、大雨が降ると、あちこちに大きな水たまりができて、
場所によっては道路も冠水してしまう。



逃げ道が無くなってしまい、こんな風に靴を脱いで水たまりの中を歩いて渡る人も・・・。
汚くて嫌だけど、没办法(仕方ない)。
天気予報と空を見ながら、長靴を履くべきが考える日々。

これからは雷雨が増える季節。
丈夫な雨晴兼用の傘があると、安心かも。

路上洗車。

2014年04月30日 | 日常の風景
虹口地区の某所。
寂れた通りの、もう廃墟となってしまったビルの前に、数メートル間隔で人が座っている。
車が近づくと、何やら声をかけて誘導したりして。

彼らは路上洗車屋さん。
といっても店舗もなく、バケツとホースとタオルを持って、勝手にやっている人達みたいだ。

中国にも洗車場はあるけれど、車の数の割には少ないような気がする。
みんなどこでどうやって手入れをしているのかなと思っていたけれど、市街地を外れると、
あるのね、こういう場所が。

ちなみに、車がとってもキレイなのは日本とドイツだと思う。
日本では自宅前など洗車をしている人を見かけるけれど、ドイツではそれはNG。
必ず洗車場やガソリンスタンドへ行って洗わないといけないし、汚いままだと怒られちゃう。
やっぱりドイツ人の愛車精神はちょっと特別かな。
まぁね、タクシーもバスもメルセデスですから。

高級車の多さ: ドイツ>上海>日本>ベルギー
車のキレイさ: ドイツ>日本>上海>ベルギー

こんな感じかな?
オシャレで美食のベルギーだけど、なぜか汚い車が多かった。

春の公園。

2014年03月24日 | 日常の風景
日本が三連休だと聞いて、あぁ、春分の日かぁ、と気づく。

この週末の上海は穏やかな晴天で、空気も比較的良かく、お散歩日和。
地図や歴史ガイドブックを見ながらの街歩きが楽しい季節がやってきて、ワクワクする。

市内各所の公園は、案の定、大勢の人で賑わっていた。
老若男女、中国人も外国人も、暖かな春の日差しと青空を享受するように。

いつものように太極拳やダンスに励むグループがあれば、青空カラオケ大会も。
凧上げやフリスピーで遊ぶ親子や芝生でお弁当を広げて楽しむ若者たち。
何かイベントがあったのかな、この日は車椅子に乗った人達も多かった。

 

ドラムセット持参で、CDに合わせて演奏しているおじさまも。
リズムも全然なってないのだけど、公園で大胆にやってしまうところに拍手。(笑
日本のお年寄りたちも、もっと外に出たらいいんじゃないかなぁ、と思う。

中国の公園に来ると、色んな人がいて面白い。
もう何度も見ているありふれた日常の一部だけど、全然飽きないのだなぁ。
そんな、上海4年目の春。