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上海☆DAYS ~明天也是好日子~

上海での日々の記録とつぶやきなど。

日本が近くなる。

2012年12月29日 | 上海生活
間もなく2012年が終わろうとしている。
上海の街が更に進化しているなぁ~と実感したこの一年だった。

一時は反日デモ、不買運動でどうなるかと思ったけれど、上海で生活する分にはあまり困ることはなく、
最近ではまた少しずつ回復して、日本のモノも入ってくるようになった。
中でも、日系の新しいお店がどんどん出来て(まぁ、密かに閉まっちゃったお店もあるけれど)、
特に年末年始のイベントが多い時期になると、ぐっと日本を身近に感じるようになる。

例えばクリスマスケーキはどこのケーキにしようかとか(日本人パティシエが数名いっらしゃる)、
お節はどのお店のもの(日本人シェフが作る)を頼もうかと、選択肢がいっぱいあって迷ってしまうほど。
大晦日に食べる年越し蕎麦だってお蕎麦やさんに注文できちゃうし、年末の大掃除用品の宣伝や
居酒屋の忘年会&新年会の広告…。
時々、外国に住んでいるってことを忘れそうになる。(笑

他にも、先日伊勢丹の地下がリニューアルしたと思ったら、先週には高島屋がついにオープン。
日中関係を考慮してか、特に宣伝や開店セールもなく静かな幕開けだった。
まだレストランフロアは工事中だったり、品物も少ないのか一部ガランとした感も否めないけれど、
上海の中ではかなり日本的で高級感があって、「デパート」のイメージ通り。
度々日本に帰れる距離に住んでいると、わざわざここで高い買い物をすることはあまり無さそうだけれど、
地下には初出店お惣菜やスイーツ、スーパーなんかが充実していて嬉しいかな。(駅直結だし)

それから、B級グルメ派?!の我が家にとって最近の朗報は、大阪王将とモスバーガーが出来たこと!(笑

上海に日系ラーメン屋はたくさんあれど、「これ!」という餃子には未だに巡り合えていなかったし、海外のマックやKFCは美味しいと思えなくて、日本に帰ると食べたくなるのがモスバーガーだったので。

 

モスばかりは日本オンリーだと思っていたら、上海にもできちゃった!(実は過去に一度撤退しているそうで再上陸らしい)
早速行ってみたら、日本と同様に明るくて清潔な店内、日本人みたいに愛想がめちゃいい店員さん、
注文してから作るバーガー、味もほとんど同じだったので感動~!

こんな風に、海外にいながら自宅から電車やタクシーで30分程度で日本全国&世界各国の料理に
ありつける上海。
日本の田舎にある実家に帰るよりも、ずっと便利だなぁと思う。

どんどん日本に(というか台北に、かな?!)近づいているような気がする上海。
まぁ、さすがに東京には及ばないものの、これだけ日本や外国のモノが増えて気軽に入手できる上海での
生活は結構快適で嬉しい反面、日本に帰国した時の楽しみが減ってしまう気が…。

とはいえ、ハード面での進化は著しくても、ソフト面ではまだまだ追いつかない。
キレイな空気、美味しいお水やお米、静けさや清潔さ、安全性、マナーやホスピタリティ・・・
ここには無い、そういった日本ならではの良さは帰る度に実感するもの。
年末年始、日本でゆっくり癒されてきます。


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本年も拙いブログにご訪問下さりありがとうございました。
どうぞ皆様、よいお年をお迎え下さい。


毛糸の温もり。

2012年12月27日 | 習い事
少し前に新しく始めたこと。

なんと、編み物。
またまた肩凝り系の習い事(笑。

編み物なんて、何年ぶりだろう。
実はもう随分昔(中高生の頃)に本を見ながら自己流でやってはみたものの、途中で挫折(苦笑、
それ以来ず~っと避けてきた分野。

それに、当時は手編みのセーターやマフラーって、暖かいけれどちょっとやぼったくなる印象があって、
身につけるのが何となく恥ずかしかったりして。
時代や流行もあると思うけれど、ファッションも既成服の方がオシャレで着こなし易いと思ってた。

それが、上海で素敵なニットサロンに出合ってしまって・・・。

先生や生徒さんの作品を見てみると、どれもファッショナブルで可愛い
昔挫折した経験から私には無理だろうなぁ~と敬遠してきたのだけれど、「やっぱり作りたい!」と
思わずにいられなくて、ついに門戸を叩いてしまった。

海外生活中にまさかまた編み物を始めるとは思いもしなかったから、昔買った編み棒や毛糸、本などは
日本の倉庫に眠っている。
用語も聞き覚えはあるものの手は動かないので、道具も編み方も一から教わりながら開始。

先ずは手慣らしにかぎ針でシュシュを作る練習から。
そして次は棒編みの初作品としてグラニーバッグに挑戦。
選んだ糸がオシャレだけど複雑で、初心者の私にはちょっと難しかったけれど、何とか1カ月で完成!

そして先日は、2作品目のニットチュニックが完成したところ。
簡単なメリヤス編みなのにカワイイし、毛糸の特性でミスも目立ちにくく(笑、ぶきっちょの私でも
作れたことが嬉しくて。

毛糸なんて何年も無関心だったから知らなかったけれど、今は素材も様々、色のグラデーションも
素敵な糸が揃っていて、簡単な編み方でもちゃんとオシャレで様になるものがいっぱい。
上海には日本の毛糸屋さんPuppyもあるの!

ちょうど寒い季節だから、ふわふわもこもこの毛糸に触れていると暖かくて心もほっこりする。
これから作りたいなぁと考えてるモノも色々あるし、今度は独りじゃないから続けられそうな予感。
来年からまた少しずつ、マイペースで・・・。



クリスマスとチキン。

2012年12月25日 | 食生活
Merry Christmas!

近所にある国際礼拝堂では、クリスマス礼拝に出席する中国人が列を作って並んでいる風景も見られるけれど
全体的には日本と同様に商業的な上海のクリスマス。

ところで、クリスマスというと、日本ではなぜか"ケンタッキー"が結び付く人が多いのでは?
確かにたまに食べたくなる美味しさだし、友人で集まってのパーティが多い日本では手軽で便利。
でもヨーロッパでもローストチキンばかりというわけではないし、マクドナルドよりKFCの方が多い中国でも
日本のようなクリスマス戦略は見かけないので、これは日本のKFCのCM戦略が成功した珍しい例みたい。

中国在住の日本人の中にも、クリスマスにはKFCのチキンを食べようと思っていた方がいるかもしれない。
けれど、今年は中国のKFCの鶏肉の過剰な抗生物質の問題が明るみになったばかりなので、買い控えているかしら。

色々ニュースを読んでみると、中国ではギュウギュウの鶏舎の中で約40日程度で成長する「速成鶏」を
飼育している為に、飼料に様々な添加物や抗生物質を過剰に混ぜているらしい。
この速成鶏は他国でも一定基準の下で認められているようで、日本の鶏だって抗生物質を使っているけれど、
この国ではその管理がずさんなのが怖いところ。

中国の鶏肉は美味しいと思っていたけれど、もしかしたら薬漬けの鶏肉だったかも、と思うと、やはり
買う場所や、多少高くても自然で育った草鶏や三黄鶏、烏骨鶏なんかを選んだ方がいいかなぁと。

とはいえ、中国でもこれだけ話題になっている鶏肉だけど、それでもKFCやマックが閑古鳥というわけ
ではないのがちょっと不思議。
避けている人が多いみたいだけれど、気にしない人もいるんだなぁ・・・

鶏肉に限らず同じような話がたくさん出てくるこの国に住んでいても、食べることは避けられない。
だから尚更、日常的に摂る食品はいつも同じ場所・メーカーのものではなく色々変えたり、食品関係の
ニュースに注意してみたり、外食は控えたりと、消費者が賢くならないといけないなぁと思う。

クリスマスだからといって特別な食事はしない我が家だけれど、今年は珍しく、人気のビストロで
ディナーの予定♪



世界末日。

2012年12月21日 | 中国事情
今日は世界各地で「マヤ暦の終末論」乗じた混乱があったとか。

私も最近、それに関するショートメールを2通受け取った。
一つは発信元は分からないけれど、『このメールを4日以内に10人に送って半分から返信があれば
願いが叶う。12月21日は世界最後の日で22日から新しい世界が始まるのだから・・・云々』という、
たぶんチェーンメール。

もうひとつは昨日。
『世界終末論は嘘です。邪教(カルト教団)に騙されないように…云々』という、上海市当局からの
警告メール。

各国で終末論に乗じた商売や詐欺、犯罪なんかも報告されているようだけれど、上海では特に何も無く
普段と変わらない金曜日だった(と思う)。

本気で信じている人がどれほどいるか分からないけれど、チェーンメールを"ノリ"で転送したり、
真偽はともかく噂やデマに容易く踊らされてしまう人も少なくないんだなぁ、と思う。
(ほんの一部だけれど、この国の人口は分母が大きいので…)

それよりも、今日は冬至
毎年クリスマス前のこの時季はぐっと寒くなるけれど、この週末はかなり冷え込むみたい。

寒い冬に風邪をひかないように、栄養を取って体力をつけて身体を温めて・・・
人類滅亡の日は来なかったけれど、そうやって自分の健康や身の回りのことに気を配ることも、
未来へ備える先人の知恵だと思う。

明日はまた、新しい1日が始まる。

中国結びでクリスマス。

2012年12月18日 | 習い事
久しぶりの中国結び。
季節柄、クリスマスオーナメントを作りたいなぁと思って、別の教室に単発で参加してみることに。

作ったのはクリスマスリースとクリスマスツリー。
初めはどうやって作るのか分からなかったのだけれど、実際に教えてもらったら、な~んだ、
既に習ったことのある基本的な結び方だった。

中国結びというと、チャイナ的装飾を想像しがちだけれど、発想を変えればこんな洋風のものとか、
鯉のぼりや雛人形など日本的な飾りまで作れてしまう。
こういうアイデア、最初に作った人はすごいと思う。

私個人としては、やっぱりまだまだ応用がきかないなぁ~と実感。
教えてもらったことはできるけれど、様々な結び方を基に組み合わせたりデザインしたりするのが苦手…。

ただ、今回習ってみてわかったロジックもあるし、これをヒントに別の結び方を使ったリースを
思いついたりしたので、やっぱり色んな作品をたくさん作って、習得していくしかないのだろうなぁ。

取りあえず、今年はここまで。
来年またコツコツと始める予定。