上海☆DAYS ~明天也是好日子~

上海での日々の記録とつぶやきなど。

上海でお花見。

2014年03月31日 | 上海街歩き
お天気が変わりやすく、寒暖の激しい3月。
日曜日はぽかぽか陽気の晴天で、街中に所々咲いている桜も一気に満開に。
桜を愛でようと魯迅公園へ行ったら、なんと改修中で閉園。

このお天気だともう散ってしまいそうなので、今日は思いきって顧村公園まで行ってみることに。
上海中心部から地下鉄で約40分ほどのところにあるこの公園は、7000本ほどの桜の木がある桜の名所。
毎年3月後半~4月にかけて桜祭りが開催されていて、大勢の人が観賞に訪れる。
昨日は「桜の下でお見合」イベントもあって、3000人ほどが参加したみたい。

月曜日の午前中は空いているだろうと思ったけれど、小学生の団体や年配の方など意外と人が多く、
これが週末ならきっとすごい混み具合だろうなぁと想像する。

 

総面積が434.5ヘクタールと巨大な公園の一部が公園として整備されている。
小さな遊園地があったり、川を船で遊覧したり、バーベキューができたりと、一日遊べる公園。
歩けない距離ではないけれど、とても広いので、2人で漕ぐ自転車や園内を走っている車に乗って
周ってもいいかもしれない。

 

園内には23種類の桜の木があるそうで、赤、白、ピンク、ソメイヨシノをはじめ山桜や八重桜などなど
様々な桜が観賞できる。

   

中国の人々も、みんな日本製のいいカメラを持って撮影会。
そして公園の中心には、桜が密集して植えられている絶好のお花見スポットが。
レジャーシートを敷いて寝転がったりお菓子やお弁当を食べたりと、日本と同じ。



やっぱり、日本の桜と違って細くて小ぶりなのでボリュームや華やかさには欠けるけれど
外国でこれだけの桜に囲まれる場所があるなんて、日本人としては嬉しくなる。



メインとなるソメイヨシノはもう散り始めていたけれど、これから咲く蕾の木々もあったので、
まだあと少し、可憐な桜の開花を楽しめそう。



今日は生憎の曇り空で、写真はきれいに撮れなかったものの、ゆっくり十分観賞できてよかった。


顧村公園
地下鉄7号線 顧村公園駅下車すぐ
入園料 20元





消費者の権利。

2014年03月28日 | 中国事情
ちょっと過ぎちゃったけど、3月15日は「世界消費者権利DAY」。

中国では毎年3月15日には、消費者から様々なクレームが入ったり(因みに電話番号は12315)、
消費者にとって不利なことをしている企業の実態を暴く「3.15晩会」というTV番組が放映されたりする。
この番組によって、食品の安全問題が明るみに出たりして、消費者にとっては驚きや怒り、
知って良かった・・・などなど、様々な思いがよぎるのではないかしら。

今年は《消费者权益保护法(消費者権利保護法案)》が制定されてからちょうど20年だそうで、
どうやら大幅な改定があったもよう。

まぁ、詳細は省くけれど、日本でもある7日以内のクーリングオフ制度や、瑕疵担保責任、
損害賠償額はサービス価格の3倍など、消費者が安心できる項目が増えているみたい。

そんな中で議論を呼んでいるのは、中国で古くからある"霸王条款(ba4wang2 tiao2kuan3)"、
つまり「企業が一方的に定めた消費者に不利な規定」は、もやは有効ではないということ。
これは例えば、お店はお客にお酒を持ちこむことを禁止したり、レストランなどで個室を使う際に
使用料や最低消費金額を請求したりするなど、消費者に不利なことは要求できなくなるのだとか。

中国でも商売は競争が激しいせいか、サービスはだいぶ良くなったと思う。
あらゆるところでお得なキャンペーンやサービス情報が溢れているし、スマホの普及で
その口コミや影響力は凄まじいものがある。

消費者としては、適正価格で適正製品やサービスを受けられるようになるのはいいことだけど、
この法律を逆手に取って、消費者の権利を振りかざす人も出てくるかもしれない・・・。

個人的には、ここ1週間ほど恐ろしく接続の悪いネット環境についてクレームしたいけど。



春の公園。

2014年03月24日 | 日常の風景
日本が三連休だと聞いて、あぁ、春分の日かぁ、と気づく。

この週末の上海は穏やかな晴天で、空気も比較的良かく、お散歩日和。
地図や歴史ガイドブックを見ながらの街歩きが楽しい季節がやってきて、ワクワクする。

市内各所の公園は、案の定、大勢の人で賑わっていた。
老若男女、中国人も外国人も、暖かな春の日差しと青空を享受するように。

いつものように太極拳やダンスに励むグループがあれば、青空カラオケ大会も。
凧上げやフリスピーで遊ぶ親子や芝生でお弁当を広げて楽しむ若者たち。
何かイベントがあったのかな、この日は車椅子に乗った人達も多かった。

 

ドラムセット持参で、CDに合わせて演奏しているおじさまも。
リズムも全然なってないのだけど、公園で大胆にやってしまうところに拍手。(笑
日本のお年寄りたちも、もっと外に出たらいいんじゃないかなぁ、と思う。

中国の公園に来ると、色んな人がいて面白い。
もう何度も見ているありふれた日常の一部だけど、全然飽きないのだなぁ。
そんな、上海4年目の春。




韓流ブーム。

2014年03月19日 | 中国事情
韓流がブームです。

あ、私個人のことではなくて、この大陸で。

以前は日本人ばかりだったという古北周辺も、ここ数年は韓国人住民が増えたなぁという印象で、
だから韓国系のカフェやお店が増えているのかなと思っていた。
けれど、どうやらそれだけじゃないみたい。

数年前から韓流スターや韓国ドラマが中華圏でも人気だとは聞いていたけれど、最近放映された
『来自星星的你(星から来たあなた)』というドラマが大ヒットして、更なる韓流ブームが。
このドラマの最終回の日には、仕事を休む人まで出るくらい社会現象になっているみたい。

私は韓流に興味がなくよく分からないので、上海人のSちゃんに実態を聞いてみた。
彼女は日本のファンだけど、先日友達に誘われて上海の韓国人街にご飯を食べに行ってみたら、
ドラマの中に出てくる料理を出すというお店を筆頭に、どの韓国料理店もものすごい長蛇の列だったそう。
(で、結局空いてた中華料理を食べて帰ってきたのだとか(笑)

他にも、「雪が降ったらチキンにビール」という設定があれば雪の日にはチキンが売りきれ、
主人公が履いている高級ハイヒールが完売、ドラマの主人公が住むセレブな家にある家具や家電が売れる
・・・などなど、韓国ドラマの影響恐るべし。
なんだか、10年位前の日本に似ているなぁ~。

Sちゃんの話や中国メディアの情報によると、哈日族(日本好き)と韓流ファンに分かれるようで、
韓流は主に10~20代、30代以上は日本ファンという傾向があるみたい。
う~ん、確かに、最近は日本のドラマもイマイチだし(半沢直樹は中国でも流行ったけど)、
アジアで有名な日本の人気アイドル・俳優というと、もうほとんど30歳以上では・・・?!

でも、日本の文化やファッション、ドラマの設定や作り方など、まだまだ中国人からの支持は
高いので、頑張ってほしいなぁ~。



春色。

2014年03月16日 | 上海生活
ぽかぽか陽気の週末。
木々の芽や蕾も一気にふくらんで、色とりどりの春のお花が咲き始めている。

近所へ買物に出かけたら、新しいお花屋さんが開店準備をしていた。
まだ一部工事していたけれど、営業中。
「"鮮花"(切り花)が2割引きだよ~」という声につられて(笑、のぞいてみる。

お花の種類はまだ少なくて、欲しかったラナンキュラスが無かったり、鮮度がイマイチだったり。
でも、せっかくだからお家にも少し春らしさをと思い、少しだけ買ってみる。
(喘息治療中は花粉のあるものは避けていたので久しぶり。フリージアがいい香り~♪)

寒色と暖色。ピンク系にイエロー系にブルー系。
いろんな色があるけれど、つい手に取ってしまうのは、黄色やオレンジなどのビタミンカラー。
これから暖かくなって満ちていくエネルギーみたいなものを感じて、元気が出る色。
実際に、春に咲く花には黄色が多いらしく、蜂などを引き寄せる色なんだとか。
あれ・・・蜂と一緒って・・・(^_^;)

そういえば、一昨日買った夏用の毛糸も、やっぱり黄色と白だったなぁ。(笑
肌の色や顔立ちから、淡いパステルカラーよりも少しビビッドな色の方が似合うような
気がして・・・。

でも本当は、ほんわかした上品な薄紅色や水色が似合う、優しい雰囲気憧れているのだけれど。