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上海☆DAYS ~明天也是好日子~

上海での日々の記録とつぶやきなど。

最後は外灘のカフェで。

2011年12月29日 | カフェめぐり
クリスマスの週末、風もなく穏やかな晴天だったので外灘までお散歩。
外灘の南の方にポツンと一つだけ取り残されたように建っている、ちょっと変わった建物で小休止。

こちらは1907年に建造されたスペイン様式の信号塔で、黄浦江を行き交う船のコントロールの他、
当時は天気予報も発信していたとか。
現在では歴史的建造物として残されていて、塔の中はCafe&Bar Loungeになっている。

1階には当時1900年代前半の外灘の写真が飾ってあり、ギシギシと軋む木の螺旋階段を上がると、
2階は小ぢんまりとした、シックで落ち着いた雰囲気のCafe&Barが。
黒皮のソファにゆったりと座ってコーヒーを飲んでいると、観光客で賑わう外灘ということを忘れてしまうほど。
古い建物をモダンなカフェとして利用しているなんて、なんだかヨーロッパ的。
一瞬だけれど、よく通ったアントワープのカフェを想い出してしまった。



でも、窓の外を眺めれば、”The 上海”な景色が広がっている。
暖かい季節だったら、3階のテラスに登れば浦東の高層ビル群が目の前に。
ここに座って夕暮れ時からライトアップされた上海の「現在」を眺めるには絶好な場所かも。

たまたま通りがかったタイミングとはいえ、2011年最後のカフェ巡りは、いかにも「上海らしい」
景色を見ながらのひと時デシタ。

ATANU Cafe
外灘中山東二路一号



本年も拙いブログを読んで下さいありがとうございました。
今年は東日本大震災が起こり、個人的にも中国という初めての場所での生活が始まったりと、
新しい発見や価値観と出合い、また色々と考えさせられた一年でした。
来年は小さな一歩でも前進が、そして一つでも多くの幸せがありますように。

どうぞ素敵な2012年をお迎え下さい。




冬のビタミン補給。

2011年12月26日 | 食生活
秋が深まる頃になると、みかんを山積みにしたトラックをよく見かけるようになる。
初めて見たときはちょっとビックリしたけれど、今ではすっかり見慣れた光景に。

今の季節、果物屋さんの店頭はどこもオレンジ色で埋め尽くされている。
みかん等の柑橘系が充実していて、小さな金柑から大きな『柚子(you4 zi)』まで種類も豊富。

実は、中国語でいう『柚子』とは、↑写真のトラックの一番上に乗っている大きな黄色い果物のことで
日本の柚子とは全くの別物。 日本でも「ザボン」や「ブンタン」という名で売られているみたい。

私は日本では食べたことが無く、中国に来て初めて知ったのだけれど、これが結構美味しい。

 

大きさの割には皮が分厚いので、剥いてしまうと果実は意外と少量。とは言え、結構食べ応えあり。
食感はハッサクに似ていて果汁は少なめ、味はグレープフルーツの様な爽やかな甘さ。

もうひとつ、最近気に入っているのが、レモンのような黄色のオレンジ。



先日スーパーで多くのお客さんが袋詰めして買っていたので、気になって私も買ってみることに。
大きさや食感などは普通オレンジと変わらないけれど、こちらの方が爽やかな甘さで後味もサッパリ。
ちょっと珍しいなぁと思ったら、『台湾柳橘』(台湾オレンジ)と書いてあった。

そして冬といえばやっぱりみかん。
中国では日本のみかんの3分の1位の大きさのみかんが、見た目に反して実は美味しい。
『砂糖桔』という名前の通り、とても甘い。
小さいのでパクパクと何個でも食べてしまいそうになるのだけれど、糖分には気をつけないと。

冬にビタミンC補給がたっぷりできるのは嬉しい限り。


二度目のクリスマス。

2011年12月23日 | 上海生活
大学の授業も今日が年内最後。
年明けの期末テストまで、少しの間だけれどホッと一息。

日が短くなって寒くなるにつれて、授業に出席する生徒も減ってくるのだけれど
クリスマス前になると欧米の学生達は帰国したりヴァカンスに出かけたりする人が多いので、
今日は更に閑散とした感じだった。

一方、街はクリスマス一色で華やか。
セールもやっているし、クリスマスプレゼントを買う為か、いつもより多くの人出。
今年はちょうど週末に当たるから、きっと明日はもっと賑やかなんだろうなぁ。

我が家はというと・・・。

去年は船便の搬入が未だで荷物も無かったし、今年は来週引っ越しを控えて荷物の片付け。
クリスマス飾りは2年連続で段ボールに入ったままで、またもや何の準備も無し。(苦笑
タイミング的に仕方ないの事なのだけれど。

キリスト教国でない中国に居るからというだけではなくて、なんだか慌ただしい年末で
クリスマスも年の瀬もあまり実感がないというのが正直なところ。
来年こそは、落ち着いてクリスマスを迎えられるといいなぁ・・・。

でも、この週末は少しゆっくりしようと思う。
素敵なクリスマスを☆


聖誕節快楽!


日本的スイーツ。

2011年12月20日 | 食生活
上海に来てからのこの一年、とても日本的な食生活を送っているなぁと思う。
もちろん日本とは違って無いモノもあるのだけれど、日本的な生活とは程遠い欧州での生活と比べると、
品物も便利さも限りなく日本に近い。
逆に、日本に住んでいた時よりずっと便利かもしれない、と思うこともしばしば。

日本のスイーツもその一つ。

前に上海に来て初めて知った日本の味について書いたけれど、日本では食べられなかったものが
上海でなら簡単に手に入るという不思議さ。

例えば、モンシュシュの堂島ロール。
日本に居た時、お店の前を通るといつも長蛇の列で、結局一度もありつけたことがなかった。
それが上海では3号店が近所にも出来たので、食べたいと思った時に並ばずにいつでも買えてしまう!

そしてもうひとつは、前記事で書いた聯華スーパー内にオープンしたMvuke Tokyo。
「ブーケ」と読むそうで、日本では噂になっているという極上プリンのお店。(詳しくはHPをどうぞ)

試しにバニラ味を買って食べてみたら、トロリと濃厚でありながら口に入れると溶けてしまう。
おやつに食べるカスタードプリンではなく、大人の為の上等プリンという感じで美味。
次回はチョコレート味と抹茶味も食べてみなければと思ってしまった。

1個25元とプリンにしては高いのだけれど(一度買うと次回から割引になるポイントカードをくれる)、
客層もローカル中心のこの場所にありながら、結構売れている模様。

最近では、あのユーハイムも上海にNEWオープン!
本場ドイツのバウムクーヘンも美味しいけれど、シンプルなのにリッチな味わいのユーハイムは
やっぱり日本人好みかと。

他にも、上海では日本人パティシエが作るオリジナルスイーツを買うこともできるし、
今の時季ならクリスマスケーキのオーダーだってできる。

海外に居ながら、食べ慣れた「ホットする味」が味わえるのだから、贅沢だなぁと思う。


進化するローカルスーパー。

2011年12月18日 | 上海生活
自宅から一駅(歩いても15分位)のところにある上海体育場(通称:八万人体育館)。
その1階に中国ローカルスーパー・世紀聯華(Century Mart)が入っている。

今までは日本人にとってはイマイチ買う気になれないローカルな雰囲気のお店だったものが、
今年10月にリニューアルオープン。
友人から「日本のスーパーみたいでいいよ!」と聞いていたもののまだ行って無かったので
お散歩がてら覗きに行ってみることに。

中に入ってビックリ!
ローカルスーパーを感じさせない雰囲気で本当にキレイ!(新しいので当たり前といえばそうなのだけれど)

1階が食品売り場とフードコート、地下が日用品や家電、生活雑貨などで、一通り何でも揃う。
店内は広々としていて、見やすいし品ぞろえも豊富。

中国のローカールスーパーではお肉は手づかみだし、魚介コーナーもちょっと・・・という感じだけれど、
ここは日本人には嬉しい「新快ミート」も入っているし、魚介類も割と種類があって衛生的にも鮮度としても
買ってもいいなと思える状態。

野菜や果物もキレイ目なものが揃っていて、最近はどこでも見かける「有機」ものもあり。
お豆腐や厚揚げ、豆乳などの大豆系も今まで見た中では一番充実しているかも。

お鍋やおでんの具に使える練りものをその場で作って売っていたり、コロッケや焼き魚など
和風惣菜もあったりと、確かに日本のスーパーに近いかな。
"Ole"のように高級志向かと思いきや価格はローカル並みなので、これは普段使いに重宝するなぁ。
(その分、輸入食材は少ないようだけれど)

土曜日の昼間に行っても家楽福(カルフール)みたいにゴチャゴチャして混んでいなかったし、
レジの対応もとても良くて好印象。(たまたまいい人だったのかもしれないけれど)
中国のスーパーも、こんな風にどんどん変わっていくのかな。

場所が中心部から微妙に外れているのが難だけれど、地下鉄や路線バスも止まるし、
住んでいる地域によってはスーパー独自の無料シャトルバスも出ているので、意外と便利かも。

せっかく使えるローカルスーパーができたのに、間もなく引っ越して少し離れてしまう私・・・。
でも、路線バスに乗ってまた買いに来ようと思う。