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上海☆DAYS ~明天也是好日子~

上海での日々の記録とつぶやきなど。

シアワセの白いご飯。

2013年12月30日 | グルメ
いよいよ2013年も終わり。

上海生活3年目となったこの1年は、新しい事に色々チャレンジ。
たくさんの新しい出会いや発見に恵まれて、毎日充実した日々を送れることができた。

特に後半は何かと予定が立て込んで忙しかったのだけれど、それもようやく一段落。
先日は久しぶりに会う友人達と、これまた久しぶりにのんびりランチへ出かけた。

今年最後のランチ会は、旧フランス租界の老房子をリノベした和食レストラン"SHARI"にて。
実はもう随分前に一度行ったきりだったけれど、その後シェフが変わって評判が良くなったので
気になっていたところ。

この日いただいたのは『40種類以上の食材を使用した美容と健康のランチコース』。

真冬の寒さで冷え込んだ身体も、先付けのお出汁の効いた温かな海鮮茶碗蒸しで、
おなかも心もほっこり。
それから、目にも愉しい季節の食材を使った5種の前菜とお造り。
その後には、お店名物の「光輝く釜炊き銀シャリお釜ご飯」と、10種類のご飯のお供が。

 


粒がたって、つやつやぴかぴか、甘い香りのする銀シャリ。
少しずつ、たくさんの種類のおかずでご飯がすすむ。最後は温泉卵で食べる「卵かけご飯」。
とてもシンプルだけどご馳走。あぁ、日本人でよかった、と思う瞬間。
上海で、こんな美味しいお米が食べられるなんて、それだけでシアワセ。

今年も美味しいものをたくさんいただいて、そして健康で年が越せることに感謝。
来年もまた、頑張ろう。

みなさま、よいお年を。


SHARI
徐匯区永嘉路630号


平安夜。

2013年12月24日 | 上海街歩き
クリスマスイヴなので、近所にある国際礼拝堂へ行ってみた。
教会入口には大勢の中国人のひとだかり。
夜7時から中国語のイヴ礼拝があったのだけれど、礼拝が終わってもまだまだ混んでいる。

ここは歴史ある大きなプロテスタント教会で、実際にキリスト教徒も多いのだろうけれど、
この日は、イルミネーションやクリスマスの雰囲気を味わおうとやってきた一般の人達が
大勢いたみたい。

 

お庭のイルミネーションやクリスマスリースと一緒に写真をパシャパシャ撮っている。
この西洋の、ロマンチックな雰囲気がいいのかな、やっぱりカップルばかりだった。

この日の讃美歌は『きよしこの夜』。中国語タイトルは『平安夜』。

いつも静かで厳かな教会のクリスマスイヴは、ぎゅうぎゅうの人混みと、渋滞する車のクラクション、
正面にはBarが建ち並び、あまり「平安夜」(クリスマスイヴ)という雰囲気ではなかったけれど。(苦笑

メリークリスマス!


上海国際礼拝堂
衡山路53号


くつろぎカフェ。

2013年12月22日 | カフェめぐり
先日、久しぶりに参加した週末のニットカフェ。

場所は、全然イケテないので長い事行っていなかったBoonna cafeがあった場所。
すっかり新しいカフェに生まれ変わっていた。

木のテーブルと椅子、オープンキッチンにウッドテラス。
日本にもありそうな飾り過ぎないナチュラルな雰囲気のカフェ。

私達が編み物をしていると、オーナー兼シェフである朱さんがご挨拶に来てくれた。
彼はペニンシュラで働いていたそうで、このたび自分のオープンしたのだそう。
レストランというより、自宅に居るように寛いで欲しいと思って開いたお店だから、こんな風に
編み物をしているのを見て嬉しくなった、と言っていた。

メニューはスープ、サラダ、サンドイッチ、パスタとデザートという軽食で、どれも50元以内。
スープは大きなボウルにたっぷりと、ガーリックバターを塗ったフォカッチャ付き。
ミートソースパスタもちゃんと手作りしていて、なかなか美味しかった。

 

2階にはキッチンスペースと大きなテーブルがあって、ここでお料理教室を開くのだとか。
あとは、ちょっとした集まりやパーティーを開くこともできるとのこと。
そうそう、こちらのパティシエはJean Georgesで働いていたというので、デザートも気になるところ。

女性がひとりでのんびりできるカフェ。
もちろんWi-Fi freeだし、ここで勉強したり、のんびり編み物するにもちょうどいい。
そんなカフェがご近所に出来ちゃって、これは通ってしまいそう。
・・・って、オープンしてまだ間もないのに、もう既に2回行っちゃったけどネ。


macasa le bistro and bar
淮海中路1690号


上海語復活。

2013年12月16日 | 中国語
一昨日、バスに乗ってぼんやり景色を眺めていたら、ふと聞き慣れない声(音)が耳に入ってきた。
上海のバスや地下鉄では、普通話の後に英語で車内アナウンスが流れるのだけれど、
その後に話された言葉がよく聞き取れない。

えっ? これ何語?

と、耳を澄ませてみたら、なんと上海語のアナウンス。

中国最大の国際都市でありながら、そこで話されている上海語は衰退の一途をたどるばかり。
実際に、同じ中国人でも普通話とは全然違うので上海人同士でないと通じ合えないのが上海語。
(私も挨拶や数字などごく簡単な上海語は区別できるようになったけれど)

学校でも家庭でも普通話で話すことが推奨されているので、今の子供達は祖父母の話す上海語を
聞きとることはできるけれど、話すことはできないのだとか。
(逆にお年寄りは普通話が話せない人が多い)

近年では上海語などの方言も受け継ぐべき文化だとして、保存する動きが高まっているそうで
上海語のラジオやテレビ番組もあって、上海人には好評のよう。

2年前に一部のバス路線で上海語アナウンスを試験的に実施したものの、録音された上海語の発音が
標準じゃないとか(「正しい」上海語を話せる人はごくわずからしい)、外地人が疎外感を抱くのでは
と賛否両論あったけれど、徐々に受け入れられてきたのか、最近は範囲を広げているみたい。
今後は地下鉄のアナウンスにも導入されるかも?!

まぁ、バスに乗っている人は上海人のお年寄りが多い気がするし、上海にいるのだから
その土地の言葉に触れて馴染むのはいいことだと思う。
アナウンス聞きながら、「あぁ、上海ではこう言うのか~」と知ることもできるし。

ただね、上海語って小さい「ッ」のつまる音や「ン」の撥音が多いので、どうも聞いていて
田舎くさいというか、ウツクシイ音ではないのデス、残念ながら。
それに、今でも頻繁に流れる車内アナウンスが3言語にもなると、ちょっと煩く感じるかも・・・

でも、せっかくだからたまには使ってみよう。

ゼェウェ(ィ)!(上海語で「再見!」の意)



パイナップルケーキ。

2013年12月11日 | グルメ
この頃、以前台湾に住んでいたとか、ご主人が台湾人だとか、なぜか台湾にゆかりのある方々と
知り合う機会が多い。

そんな台湾通の方から教えたもらったのが、台湾で有名なパイナップルケーキのお店。
少し前に2店が立て続けに上海にオープンした。

早速、どんな違いがあるのかなぁと、それぞれのお店で買って食べ比べ。

まずはガイドブックにも載っている老舗「台北犁記」のパイナップルケーキ。
台湾でも支店を出していないこのお店が、いきなり海外、それも上海に進出ですって!

こちらのお店では、パイナップルだけのものと、他にもクランベリーや松の実入りのものなど
いくつか種類がある。
お味の方は、老舗らしく昔ながらの素朴なパイナップルケーキという感じでふつうに美味しい。
クランベリーや松の実入りなどで味の変化を愉しむといいかもしれない。

もう一つは、外灘の素敵な歴史建築の中にオープンした「微熱山丘(Sunny Hills)」。
建物の2階で特に看板も出てないから、知る人ぞ知る、という場所。
お店に入ると、そこはカフェのように広いスペースに長テーブルが置いてあって、店員さんが
迎えてくれるのと同時に試食とお茶がふるまわれて、びっくり。



ランチで満腹になった後に、どんなお店か見に来ただけのつもりだったけど、せっかく試食を
出して下さったので、その場でパイナップルケーキを頂くことに。
こちらのケーキは餡がパイナップルの果実そのままたっぷりという感じで、周りの生地も
バターの風味豊かで洋菓子みたい。とても美味しくてお気に入り♪
パッケージもかわいらしくて、中華系というよりもちょっぴり日本的かな。

試食を頂きながらお喋りしてると、お茶のおかわりもくれるし、つい長居をしてしまいそうに。
でも、日本人としてはタダで頂いて居座るのも、何も買わないで帰るのも心苦しい。
(たぶん中国人は全然気にしないはずだけど(笑)

ただ難点は、このお店では10個入りと15個入りのみの販売。(↑ディスプレイ)
ばら売りを頼んでみたけれどダメで、賞味期限も長くないので、年末のお土産に買うのは早過ぎる。
どうしよ~と思っていたら、お友達が一箱買ってくれたので、気まずさ半減。<Kさん、ありがとう>(^_^;)
次回はちゃんとお土産買いに行きますよ~!

日本への中国土産って困るから、このパイナップルケーキはなら喜ばれると思っていたら、
なんとこの微熱山丘、間もなく表参道にもオープンするそう。(12/21予定)
やっぱり、日本では何でも買えてしまうのよね・・・。
でも年末のお土産はこれに決まり!


台北犁記:水城南路18号
微熱山丘(Sunny Hills):上海市圆明园路133号 女青年会大楼2楼