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上海☆DAYS ~明天也是好日子~

上海での日々の記録とつぶやきなど。

ヘルシー火鍋。

2013年10月28日 | グルメ
キンモクセイの香りが心地よい季節だけれど、朝晩はすっかり肌寒くなった。
先日まで半袖だったのに、もう外出するには上着が必要に。上海の秋はほんとに短い。

寒くなってくると、食べたくなるのがお鍋。
そこで、この間の篆刻レッスンの後で、友人達と行ったのは、ヘルシー火鍋ランチ。

何度も前を通ったことがあったのに、何のお店がよくわからずに入ったことがなかったけれど、
カフェのような明るく開放的な空間で、いわゆる中国の火鍋屋さんとは全然違う。

こちらのお店では、上海郊外の祟明島にある自家農場から直送されている無農薬・工飼料で
育てた野菜やお肉を使った火鍋がいただける。

冒頭写真は火鍋ランチセット。
お鍋のスープは、野菜昆布出汁か豚骨スープかで選ぶことができて、新鮮な数種類の野菜やキノコの
盛り合わせと、豚肉のスライス、卵、小鉢(この日はお芋の煮たの)にフルーツと、お鍋も野菜も
こんな風に一人前ずつセットになって出てくるので、楽だし食べやすい。
ご飯は五穀米と白米がおひつに用意されていて、セルフサービス、おかわり自由だし、梅酢ジュースも
ちょこっとついて、お腹いっぱいに。これで68元はお得かと。



オリジナルのタレというのが、また美味しい。
柚子ダレやゴマレモンで食べると、中国の火鍋というよりも、まさに日本のお鍋。
野菜も新鮮で、味もアッサリと身体に優しい感じで、個人的には高評価。
火鍋以外にも定食メニューもあり。

併設されているスーパーでは、この農場の野菜や果物、肉類が販売されていて、お値段も、他店の
オーガニックと比べると良心的。
その他に、雑穀や調味料、ちょっとしあ生活用品までオーガニック又はエコ商品が購入できる。

 

上の階には中医学サロンや太極拳などできるサロンもあり。
中国でも健康志向の高まりで、こういうお店が増えつつあって、結構人気みたい。

ここは近所にあるし、気軽い入れる雰囲気だし、これなら一人火鍋しに来てもいいなぁ・・・。


泰生天地
长宁区凱旋路1580(×淮海西路) 新淮海坊1F


篆刻体験。

2013年10月24日 | 習い事
中国のはんこ、篆刻。

実は以前からちょっと興味があったものの、篆刻教室ってなかなか聞かないし、どうなんだろう?
と思っていた矢先、お友達から急遽お誘いが!
いい機会なので、篆刻の体験レッスンを受けてみることに。

こちらのレッスンは、3名以上集まれば先生が生徒宅に出張に来てくれるというもので、
今回は友人宅にお邪魔して、いざレッスン開始~。

初回はまず、自分の名前彫り。
篆刻用の篆書辞典の中から自分の名前の文字を探して、それを石に写し、彫ってゆく。

そもそも篆刻とは、中国の秦の時代以前に使われていた書体である「篆書体」を使っていることから
そう呼ばれているそうで、印鑑や碑銘に使われるのだとか。
現代の漢字とは違って、ちょっと象形文字っぽいのが印鑑にするとカッコイイような・・・。

力を入れずに、刃を滑らせるように動かしてゆくのだけれど、力加減やコツを掴むまでは
まっすぐ線を彫るだけでも難しい。
文字をしっかりと浮き上がらせる為に深く彫るのはまだ難しいので、仕上げは先生にお任せ。

 

篆刻は、冒頭写真のように、文字に限らず動物や植物、人物や建物など様々なものを彫ることができる。
このコースでもカリキュラムが進めば、上海の外灘や豫園なんかの細かい風景作品も作れるそう。
そういう作品を額装して飾っても素敵だろうなぁ・・・

でも・・・自分の名前のハンコが一つできたら、なんだか満足してしまった。(笑
篆刻も面白いけれど、私はどちらかというと、篆書体で文字を書きたい!という興味の方が強く、
優先すべきはやっぱり書道だわ、ということハッキリしたかも。
(書道も結局まだできてないけど・・・いつやるんだ?!)

そういえば昔、高校の芸術クラス(書道を選択)でも、一度名前を彫ってはんこを作ったなぁと
今更ながら思い出す。
あの時のハンコ、どこに行っちゃったんだろう?



秋の夜長のJAZZフェスティバル。

2013年10月21日 | 上海生活
毎年9月~10月にかけて、上海で開催されるジャズフェスティバル
国際都市の上海だけあって、世界各国から著名なジャズミュージシャン達がやってくる。

今年は、浦東の世紀公園で行われた野外コンサートには、小野リサやThe Brand New Heaviesなども出演。
そうそう、小野リサは中国でも人気らしく、路上でCD(コピー品)を売っている屋台から聞こえる曲は
ほとんどの確率で彼女の歌だったりする。(なんでだろう?とずっと不思議に思っている)

数ある魅力的なプログラムの中から今回選んだのは、夫が好きだという、John Scofield。
まぁ、私はジャズには全然詳しくなくて、音楽をやっていた夫の影響で、家に山ほどあるCDを
見たり聴いたりしているうちに、少しは名前や音楽も知るようになった程度なので、彼にお任せ。

今回の会場は上海商城の中のBMW Masterhall。

 

中国ではまだジャズの認知は低いんじゃないかと思っていたけれど、意外にも若い人達を中心に、
小学生の子供連れの家族まで、多くの中国人が聴きにきていた。
まぁ、演奏途中で出て行ってしまうひとや、ダメと言われても携帯で撮影しちゃう人もいたけれど
全体的はマナー良く、音楽を愉しんでいるみたいだった。
会場にあるミュージシャンのパネルと一緒に記念撮影したりしていのが、中国人らしい。(笑

コンサートは1時間ちょっとと、思ったより短かかったけれど、久しぶりにファンキー生演奏に酔いしれた、
秋の夜長のジャズコンサート。楽しかった。

会場を出たら、満月直前のお月さまが。
南京西路のイルミネーションも新しくなって、きれいな夜だった。




インドカレー。

2013年10月17日 | グルメ
国慶節は日本国内を小旅行。

日本はどこへ行っても食材が豊富で、その土地の特産品となれば是非食べておきたいもの。
あれもこれもと、お腹が空いてなくてもつい食べてしまい、帰国の度に舌も身体も肥えてしまう。(笑

郷土料理に始まって、日本のフレンチやイタリアン、そして中華料理まで選りどりみどり。
やっぱり日本人だから、洋食も中華も日本で食べる方が素材も愉しめるし、味付けもやさしくて、
身体にも心地よい気がする。

そんな美食三昧の旅から上海に戻ってくると、食べたい物が思いつかない。(贅沢なことだ)
日本で食べなかった味というと、ちょっぴり刺激的なタイやベトナムなどの東南アジア料理くらい。

う~ん・・・と考えた末に、近所に新しくできたインド料理のお店にまだ行っていなかったことを思い出し、
久しぶりのインドカレーに決定。

たくさんのスパイスが効いた濃厚カレーは、まろやかであり刺激的な辛さもあり、奥深くて後を引く美味しさ。
カリカリに揚げたレンコンもGOOD。

 

全体的に量も味も上品な感じだけれど、スープと前菜、デザートがついたランチセットはボリューム満点で、
コスパもよろし。
ひとつ注文をつけるとすれば、ライスかナンのどちらかを選べたらいいのになぁということ。 (セットにはライスと決まっている)

日本とも中国とも違うな雰囲気の広々とした店内で、ゆっくり美味しい刺激的なインド料理をいただくのも
またちょっと異国気分。

日本のカレーもいいけれど、たまにはインドカレーもね♪


Saffron
東平路21号


SNH48専用劇場。

2013年10月15日 | 上海街歩き
空気も比較的きれいだった、爽やかな秋晴れの週末。
久しぶりに虹口地区をお散歩。

少し前に、AKB48の姉妹グループであるSNH48の専用劇場がこの辺りにできたらしい、と聞いたので
どんなものか見に行ってみることに。

SNH48に興味があったのではなく、その劇場が歴史建造物をリノベーションしたものだというのが
気になって。
地図で調べてみたら、あの場をリノベした19参Ⅲ老場坊の目と鼻の先。

とはいえ、住所のある通りを歩いてみると、かなりのローカル通り。
「ほんとにこんなところにあるのぉ?」と話していたら、

あった!



思ったほど大きくはないけれど、かな~りローカルな街角の中ではひときわ異彩を放っていた。
だって、周りはパジャマ姿のおばちゃんや上半身裸のおじちゃんが歩いていたり、劇場入り口の正面では
こんな風にドラム缶にお肉がぶら下がっているような、昔ながらの生活臭漂う場所だから。



改築前の古めかしい建物が立派に生まれ変わり、立派な一眼レフをぶら下げた若者がやって来て、
近所のおじいさんが「一体これはなんじゃ?」と言わんばかりに、見上げているこの劇場。
そのギャップに思わず笑ってしまったけれど、それがまた上海の面白いところだと思うので、
個人的には周辺は再開発しないでこの街並みを残してほしいかな。

実はここは以前の共同租界地で、1931年に建てられた天堂大戯院(第2次大戦後は嘉興影劇院)という
劇場(映画館?)だったそう。
日本人が多く住んでいた場所なので、もしかしたら当時の日本人もこの場所で映画なんかを観ていたかも
しれない。

この場所から発信する日本発の中国版アイドルグループの行く末はいかに?
ちなみに、SNH48を中国語で表現すると、”中国大型女子偶像組合”。
なんか、すごい。(笑


SNH48星梦剧院
虹口区嘉兴路267号