思う存分楽しめ!広告業界就職活動学生 ~09年度新卒へ~

これまで広告業界を志望した人達が、これから広告業界を志望する人達へメッセージを送るブログです。

振り向かせること

2007-10-20 17:27:45 | Weblog
こんにちは、くに08です。

今日は多くの人が思うであろう「エピソード」の話をしたいと思います。



「自己PRには具体性を持たせなくてはいけない」
「そのために実際にあったエピソードを盛り込むべし」

といったアドバイスを目にします。



確かにその通りですね、とても大事な考え方だと思います。
ただ私が思うにひとつ欠けている視点があると思うのです。





それは『自分の話を聞く相手のことを考え、わかりやすくに自分を伝えてその企業で働く意欲を示すため』だと思います。





この視点から考えると、今まで考えてきた「エピソード」とは別の面を見つけられるのではないでしょうか。

上記に提示した視点を抜きに考えると、「エピソード」は単なる自慢話に終わってしまうことも多々あるように思います。


例としては↓

もし自分が話をする時に相手が自慢話しかしない人だったらどう思うでしょうか。
それよりも、ひたむきに自分のことをわかってもらう努力をしながら話をする人との会話の方が楽しいですよね。
「あー、この人はきっとこんな人なんだろうな」という興味を持ちますよね。


相手の立場になって考えるという視点は何も友達同士の会話だけでなく、面接でも重要なものです。

特に時間の限られている面接では更に重要です。





だから話すエピソードというのは、すごい事とか特異な経験とかでなくてもいいのです。
自分には誇れる経験なんて何もないと相談されることがたまにあるのですが、誇れる経験なんて持っている人の方が少数派だと思います。

私の同期になる友人の中には、自己PRで自分のやってきた勉学のエピソードしか話さなかったという人もいます。
私自身もバイトの話しばっかりしてました。



短い時間の中で、どうやって相手を振り向かせるか、興味を持ってもらうかを考えながらエピソードを考える。
これですね。


ではまた。