Dairy Gorin

レッスンスタジオGorinの日常を紹介します。

今日のレッスン・・・発表会準備編

2009-05-25 08:04:50 | 神保
今週末に豊田の楽器店の発表会があります。

今それに出演される生徒さんは最後の追い込みで一生懸命です。

われわれ講師陣も何曲か生徒さんの伴奏するので譜面等のチェックしているところです。

先週までに譜面のチェックも終わりあとはレッスンでの生徒さんの演奏の最終確認をするのみです。

確認と言っても私はみんなの練習してきた演奏を聞くだけです。

みんな気合が入っているので聞いていて楽しいです。

その上でアドバイスする事があればしますが ほとんどありません。

みんなキッチリ本番に向けて仕上げて来ています。

みんな本番でいい演奏するために一生懸命になっている ことを楽しんでいます。

そんな演奏聞くのは楽しくてしょうがありません。

本番が益々楽しみです。

と・・・・この時期はいつもは個人的にはそんなにバタバタはしていません。

むしろ落ち着いているくらいです。

でも・・・

今年は違います。

ちょっと大変です。

私の生徒さんで今回発表会で演奏する女子高生がいます。

初心者の子で人前で演奏するのは初めてです。

選曲するときお母さんと相談して決めてきた子です。

その子は「これで初心者????」と言う演奏します。

もう結構早い時期に仕上げっていました。

「これは本番楽しみ」と思って気軽に構えていました。

この子が演奏するのは60,70年代に活躍したバンドのメチャカッコいい曲です。

でも当時このバンドは常に革新的な演奏 アレンジをしてきました。

彼女が演奏する曲も当時としては革新的なものです。

アレンジがメチャカッコいいんです。

楽器自体もたくさん入っています。

そんな曲を彼女が選んでいました。

私は他のパートの講師にお願いするときに「(楽器が多いのを)再現できないのでそれっぽくお願いします。」

曲で演奏されている音色の数と演奏する人間の手の数が足りないんです。

なので事前にそんなお願いをしておきました。

今までにもそんな事例は数々ありましたし・・・

すると・・・

先週・・・

演奏をお願いしている講師の一人から(私よりも年齢は先輩です)言われました。

「(音色再現するのに)手が足りんからトランペットのパートを本番でシンセで弾くように」
とお達しが・・・

笑いながら言ってました。。。。

はっきり言って鍵盤は弾けません。

穏やかな日が一変です。

ヤバイ・・・

マジ ヤバイ・・・

ぜんぜん弾けん。。。。。

何とかせねば。

こうなったら本番覆面して出ようか?

ちょうど大仏のマスクがあるし・・・

あっダメだ・・・あれでは譜面が見えんかも・・・

・・・シンセの練習しよう っと。

























































































今日のレッスン・・・本番用の練習編

2009-05-16 07:59:43 | 神保
今月末に私の通う豊田の楽器店の発表会があります。

何人かの生徒さんが出演されます。

今年高校1年になったばかりの男の子。

小学校の高学年から教室に来ています。

ここ何年かはロックに目覚めています。

去年からメチャ速い曲のビートを練習しています。

このパターンをちゃんとカッコよく叩くにはひたすら地味な練習をしなくてはいけません。

結構時間掛かります。

でも一度マスターしてしまえば後はそれ系の曲はほとんど網羅出来ます。

応用利きます。

でもその壁を乗り越えねばなりません。

その少年は・・・・何時間も練習して乗り越えました。

今年は発表会で速いテンポの曲を演奏します。

先日のレッスンでその曲を叩いてもらいました。

バッチリです。

もう仕上がっています。

音もデカく切れもよく かなりのレベルです。

ちゃんとロックになっています。

「ライブハウスで活動している」と言っても納得するようなレベルです。

彼は壁を乗り越えました。

あとは・・・・

本番でどれだけのパフォーマンスを出せるかどうかです。

そこで・・・

私が良くやるレッスンで本番用というのがあります。

これをするにはいくつか条件があります。

対象は発表会、ライブ等本番が近い人です。

まず第1条件は曲が仕上がっていること。

まだ曲を把握できていなくて気持ちが込められない状態ではやりません。

それから譜面を覚えている人。(発表会では譜面を見ても全然問題ないのですが何回も練習しているうちに覚えしまうようです)

この条件を満たす人には本番用の練習をします。

まず スタジオを真っ暗にします。

そしてスタジオの外にいる全然関係ない人に見学してもらいます。

誰もいない時は電気消すだけですが。

これはメチャ気合はいります。

始める時は戸惑っていますが曲が終わると皆あたかも  本番が今終わった、、、見たいな顔しています。

要は・・・・なるべく本番のステージの感じに近づけるんです。

実は数年前からこの練習をしているのですが・・きっかけは私の知り合いの夫婦でした。

ある用事でその友人のお宅にお邪魔した際その奥さんがお茶を持ってきてくれました。

その友人夫婦は2人とも音楽家です。

奥さんは近々演奏会があるとおっしゃっていました。

お茶を持ってきた奥さんが下がろうとした所友人が一言「演奏会の曲歌え」

「は???????」といったのは私。

奥さんは何も言わずに演奏し(歌い)始めました。

当然伴奏も何も無しです。

始めは私の方が気恥ずかしかったのですが「ちゃんと聞かなければ」と思い直し最後までちゃんと聞きました。

それにしても・・・突然「歌え」という友人と何も言わずに歌う奥さん。

恐るべし夫婦です。

友人は一言「本番用の練習」

それ以来・・・・・・私も本番用の練習 取り入れています。





































































今日のレッスン・・・・子供レッスン編

2009-05-09 19:44:37 | 神保
私の教室に通う生徒さんの中には小学生のお子さんが何人かいます。

その中に兄弟で通う男の子2人がいます。

もう3年くらいになります。

始めは1年生のお兄ちゃんがレッスンに来ていました。

そのうち幼稚園の弟も「僕もやりたい」

その頃は2人同時にスタジオに入り2時間レッスンしていました。

当然のごとく・・・喧嘩が始まります。

勝つのは当然お兄ちゃん。

その場を治めてレッスンを開始。

レッスンと言ってもその頃はまだペダルに足が届きません。

それに・・そんな小さい頃から基本練習はしません。

最初は面白がってドラム叩いていますが何日かするとさすがに飽きてきます。

私のレッスンでは・・・

子供の場合はとにかく遊びながらドラムに慣れていきます。

それから徐々にドラムの練習にもっていきます。

ドラムばかり根詰めて練習してしまうとレッスンに来たくなくなりドラムが嫌いになってしまいます。

それは私の意図することではありません。

ドラム好きになってもらいたいんです。

そのために、、遊びは重要です。

でも彼らとは・・・・遊びすぎました。。。。。

スタジオにある、いらないケーブルで体をぐるぐる巻きに縛って何秒で脱出できるか。

だんだんエスカレートして横たわる体をさらにガムテープでぐるぐる巻き。

あっという間に脱出されるとこちらもついつい熱くなり・・・

だんだん難易度高。

彼らのレッスンが終わっても次までに作戦考えたり。

遊ばれているのはどっちだか・・・

もちろんドラムの練習もします。

そのピークが過ぎると手品。

手品と言っても私が知っているのは数種類。

オッーと驚いていたのも何回かだけ。

だんだんネタがばれる。

悔しいので手品の練習。

もちろん手品やった日もドラムの練習はします。

そのピークが過ぎると次は宝捜し。

スタジオの中に身につけているハンカチとか私の時計を隠します。

時間内に見つけれないと、、、隠したものを隠した人にプレゼントです。

提案したのは私ですがもちろん見つけれなくても返すつもりでした。

が・・・・

が・・・・

時間内に私の時計が見つからない。。。

ヤバイ・・・・事は何度も。

もちろんドラムの練習はします。

最近は立体系のパズルです。

最初は私の圧勝です。

気を許すとたまに負けます。

ハンディもたくさんあげます。

でも最近 マジモードで、、、真剣に、、、ハンディ無しで負けます。

今日は2人ともに負け越しました。。。。。

でも、、ドラムの練習はしました。

そんな感じが続く2人のレッスン。

最近は「ドラムやるぞ」と言っても エッ~~ とか言いません。

前回練習したことをちゃんと覚えています。

ちょっとずつですが 上達しています。

今日なんかは30分ブッ通しでドラム叩いていました。

よし、よし、だんだんドラムレッスンっぽくなってきた。

いい感じです。。。

この調子で遊びの時間を減らしていくぞ。

最終的にはゼロにするぞ。

と思いつつ当分遊ぶんだろうなぁ。

なんだか最近は私が遊んでもらっているような気が・・・・・・



























































































今日のレッスン・・・ゴールデンウィーク編

2009-05-04 06:53:06 | 神保
久々の更新です。

近年まれに見るハードな日々でした。

睡眠時間も超少なめ・・・

しかも風邪引きかけたり・・

根性で治しましたが。。

それにしても色々大変でした。

5月にある豊田の楽器屋の発表会の準備も佳境に入り(って以前も書いてましたが・・)この準備が一番大変でした。

生徒さんの譜面を起こすのに時間が掛かりました。

生徒さんが演奏する曲のドラム譜はもともと用意されていますのでレッスンではその譜面を使って練習しています。

それ以外・・・その他のパートの演奏者が演奏し易くするためにバンドスコアを見やすく書き直します。

そこまでは生徒さん自身にやってもらいますがチェックを私がします。

それくらいならばそんなに時間か借りません。

問題はアレンジしなくてはいけない曲です。

例えば・・フェードアウトで終わっている曲だったり 打ち込みのパートがあって演奏不可能な場面をどうするかと言った事です。

生演奏なのでフェードアウトで終わる曲はどう終わるか構成を考えなければなりません。

その構成したものをドラムの生徒さんが判るように波形編集ソフトで曲を編集して耳で覚えれるようにします。

うまく曲をつなぎ合わせたり出来ればそんなに問題ないのですが世の中そんなにうまくいきません。

何とか終わったように聞かせるためにrit(リタルタンド)したり・・・キメを作ったり・・・・ドラムソロにしたり・・・・

うまく良いアイディアが出ると盛り上がりますが。。。。ドつぼにはまると大変です。

コード進行的におかしくないかどうかを他のパートの講師に聞きに行ったりもします。

あと・・・

JAZZ系の曲に多いのですが既成の譜面が適当だったり見にくかったりするものがありこれを見やすく書き直す という作業がありこれがまた大変でした。

手書きでやればそんなに時間は掛からなかったのでしょうが・・

去年購入した譜面作成ソフトの登場です、止めておけばいいものを・・無謀にも・・・

案の定メチャ時間掛かりました。

文字を打ち込むのにも一苦労です。

今までにも使ってはいたのですが・・

それはドラムのレッスンで使う譜面がほとんどでした。

メロディを打ち込むとなるとメチャ大変です。

今までと勝手が違いました。

こんなに勝手が違うとは予想していませんでしたが・・・



と・・・・こんな激しい作業をしながらも自分のバンドのライヴをしたりいろいろでした。

今はゴールデンウィーク真っ盛り。

私自身も今日から休みを取ります。

皆さん良い休日を!!!!!

事故にだけは気を付けてください。