Dairy Gorin

レッスンスタジオGorinの日常を紹介します。

今日のレッスン・・・発表会パンクドラマー

2006-10-22 00:50:12 | 神保
今日も発表会ネタです。

今年で5回目になる発表会ですが2年目から参加している30歳台男性(今年はもう30歳中盤)のパンクドラマーがいます。

今年も参加です。

彼は普段ロカビリーやパンクバンドで活動しています。

大爆音で演奏しています。

そんな彼はJAZZに興味がありドラム教室に通うようになりました。

レッスンでもJAZZのカリキュラムを中心にやっています。

彼にとっての1年目の発表会からJAZZを演奏しています。

ドラムソロもやりました。

2年目の発表会は自分でドラムソロを考えて演奏しました。

そして4年目の今年は曲中にキメがたくさんある、JAZZのスタンダードで唄ものを演奏します。

普段からバンドでは一切譜面を見ない彼はキメのタイミングを覚えるのに必死です。

大きく分けて曲中に3箇所キメが出てきます。

とにかくまずは拍を意識して唄う事のトレーニングをします。

スッティクを使ってドラムセットを叩くのはちゃんと唄えてからです。

彼は今まで歌うことを意識してなかった為ちょっと苦労しています。

でも何とかレッスンの最後にはちゃんと唄えるようになりました。

早速ドラムセットで演奏してみます。

もちろん唄って・・・

アドバイスとしては「とにかく考えずに唄ったままに 。。。。」

なんと 1発で決まりました。

バッチリです。

本人もビックリしていました。

あとはこの唄い方を忘れないようにするだけです。

レッスン帰り際 彼は・・・・「忘れそう」

もうすぐリハーサルが始まります。。。。


































今日のレッスン・・・40歳代男性編

2006-10-14 01:21:43 | 神保
今年の発表会には14名ほど参加します。

その中の1人。

教室に通われてもう3年位になります。

40代半ばの独身の男性です。・・正確には独身でした。先月結婚されました!!

普段のレッスンではこの生徒さんが若い頃よく聞いていた80年代のロックやポップの曲をレッスンで練習しています。

私よりも年上なのですが高校生当時聞いていた音楽の話になると共通の部分が多く結構盛り上がります。

発表会自体も参加されるのは今年で3回目です。

今年は相当気合いが入っています。

奥様にいい所を見せないと・・・とおっしゃっていました。

もともとこの生徒さんはとてもいい演奏をされます。

手足が速く動くとかではないのですがリズムに味があります。

初めてやるパターンには慣れるまで時間掛かりますが一旦出来るととても気持ちのいい演奏をされます。

そんな生徒さんが今年発表会で演奏する曲は・・

まず選曲の段階で私は必ず生徒さんにどんな曲が演奏したいか聞きます。

その時この生徒さんは「Voをやってくれる先生の得意な曲を演奏したい」と。

他の生徒さんの選曲する曲はまずDrがカッコいい曲 と言う所で選んできます。

ドラマーだから当然です。

でもこの生徒さんは 自分が目立つ為にはVoの人が好きな曲を思いっきり唄ってくれたら自分も目立つ  と・・・。

すごい・・

その通りだと思います。

お客さんはなんと言っても歌を聴きにきます。

Voがいい歌を歌っているということはドラマーがいいリズムを出しているという事です。

この生徒さんはバンドすらやった事がありません。

なのにドラマーにとって一番大事な部分にすでに気が付いているなんて・・・

恐るべし。。。。
























今日のレッスン・・・発表会準備編

2006-10-07 02:35:18 | 神保
久々の更新です。

とにかくこの1,2週間大変でした。

LIVEあり、レコーディングあり、そして一番大変だったのが 年末に行われる発表会の準備でした。

生徒さんが発表会で演奏する曲の譜面の整理です。

発表会はバンド形式で行います。

ドラマー(生徒)以外は全員先生です。

現役のミュージシャンです。

その演奏をお願いする先生方に渡す譜面の整理です。

失礼のないように 適当ではいけません。

サイズ、キーの確認、エンディング、アレンジ 等々・・・・

間違いのないように。

今年はドラムの生徒は15名出ます。

15曲分の譜面は大変でした。

バンドスコアが揃っている曲はまだいいのですが・・

それも何とか終わりました。

あとは生徒さんが楽しく演奏してもらうようにするだけです。

やっぱりみんなバッチリ決めたいと思っているわけで。

なかなかうまく行かなくてイライラしている生徒さんも中にはいます。

もうすでに緊張している生徒さんもいます。

去年 失敗したのでリベンジに燃える生徒さん。

新しいジャンルに挑戦しようとしている生徒さん。

みんな何らかの想いを持って練習しています。

とにかく楽しんでもらえたら何よりです。

各個人に適切なアドバイスをするのが私の仕事だと思っています。

気を引き締めねば。