Dairy Gorin

レッスンスタジオGorinの日常を紹介します。

今日のレッスン・・・・選曲

2006-06-26 01:18:44 | 神保
レッスンでは・・・

もちろんお見えになる生徒さんにもよりますが。

基本的な練習の他に譜面を使って曲を演奏(練習)します。

レッスンで使う曲の譜面は私が起こします。

譜面起こすのには結構時間が掛かるのですが・・

曲にも依りますが大体2時間は掛かります。

でも・・一番大変なのは選曲です。

どんな曲でもいいと言う訳ではありません。

やっぱりドラム中心の選曲になりますが・・

でもテーマはあります。

絶対にいい曲である事!!!

物凄くこだわります。

名曲には名演奏です。

いままで何曲も譜面を起こしましたがこれだけは必須条件です。

ドラムだけが派手な曲は全く興味がありません。

レッスンでは出来るようになる為 曲を何回も練習します。

という事は何回も繰り返し聞くという事です。

そうなると・・・やっぱりいい曲でないと。

ロックだろうが、ポップスだろうが、フォークだろうが、フュージョンだろうが、・・・

ジャンルは関係ありません。

いいメロディー、いいアレンジ、いい演奏です。

特に若者には今後の音楽性に影響します。

もちろん私の音楽性を押し付けるつもりは毛頭ありません。

ただ・・知らないものを知ってもらう事によって視野が広がってくれたら・・と思います。

いい加減な選曲は出来ません。

身が引き締まります。

偏らないように  常にオープンで勉強です。

この2,3日で何曲か譜面を久々に起こすつもりですが・・・

選曲 大変です。


































今日のレッスン・・・女子高生文化祭編

2006-06-22 01:37:13 | 神保
以前登場した女子高生。

秋の学校祭で演奏するそうです。

曲はその年のオリジナルテーマ曲を作って披露。

でもそこで演奏するにはオーディションを突破しなければならないようです。

オーディションが近づいてきて・・・イメージはあるけどどうしていいかわからないとの事。

レッスンでドラムパートを作り始めました。

短いレッスンの時間の中で苦労しましたがなんとか最後までたどり着きました。

楽しかったけどホント大変でした・・・

作っていく過程ではとにかく彼女の感性を大事にしました。

私はあくまで手助けするだけです。

曲のメロディーを聞かせてもらいそれに対して彼女のイメージを言ってもらいます。

時には景色だったり、色だったり・・・。

それを解釈して私がいくつか演奏してその中から彼女の感性に近い物を選んで決めていきます。

作り始めた最初の頃は初心者の彼女にはかなり戸惑いもあったのですが後半は慣れたものです。

「それじゃない」「バッチリ」「もうちょい」・・とはっきり自分の感じるものを伝えてきました。

時には作曲者の男の子もレッスンに登場して3人で「ああでもない、こうでもない」

何とかドラムは完成です。

あとは彼女が叩けるようになるだけです。

今頃必死で練習している事でしょう。

でも・・・・ある程度叩ける人にはここまでしません。

全て自分で考えてもらいます。

一切手出しはしません。

彼らの音楽です。

彼女に関しても最初手を出さずにいるつもりだったのですが・・・

自分の音楽を作るときは自分の感性を大事に・・という事を知って欲しかったのです。

まず感じる事です。

これを機に彼女が自分の感性を大事に音楽をしていってもらえたら・・・・





































今日のレッスン・・・・・高校生編

2006-06-12 19:44:45 | 神保
教室に通ってもう11年になる男の子がいます。

小学1年から通っています。

小学生の低学年のうちはドラムで遊ぶ事が多いです。

慣れてきたら曲を中心に練習します。

彼はもう高校生。

最近ではちょっと難しいトレーニングをしています。

チェンジアップトレーニングです。

いろいろ段階があるのですが まず最初は4分音符から始まり2拍3連、8分、3連、16分、5連、6連、7連、32分・・・とだんだん音符が増えていきさらに32分、7連、6連・・と戻ってきます。

上級者になるともっと音符が増えます。

これだけでも相当難しいのですが。

高校生の彼にとっては5連符、7連符などは初めての音符です。

まずは2拍3連からです。

苦労してました。

今日のところはここまでです。

1ヶ月もすれば一通り通せるようになっているでしょう。

そうしたら次の段階です。

順番をぐちゃぐちゃにします。

その次にはその順番をぐちゃぐちゃにしたやつを曲に合わせてやります。

ここまで来ると相当楽しくなってきます・・・・

当然本人はまだここまでやる事を知りません。。。。



今日のレッスン・・・・新規女子高生編

2006-06-08 12:16:17 | 神保
6月に入り昨日新規の生徒さんがお見えになられました。

高校2年生の女の子です。

もともと私の教室に通っている生徒さんの友達だそうです。

すごく明るい女の子ですが初めてのレッスンと言う事もありとても緊張している様子です。

独学で2年くらいやっていてバンドの経験もあるとの事。

本人は基本的な所をもっとしっかりやりたいという希望を持っています。

と言う事であれば・・・・

早速「何か得意な事を叩いてみて」

「マジで!マジで!マジで!マジで!マジで!マジでぇ~!!!」

ちょっと興奮気味。

すると・・・ぱっと真顔になり「左利き用のセットにしてもいいですか?」

「もちろん。左利きなんだ?」

「右利き。だけど左でやりたい」

?????

教室に通われている生徒さんの中には左利きの方は何人かお見えになれらます。

当然その生徒さん方はドラムセットも反対にセッティングされます。

中には上半身左利きで下半身右利き・・と言う生徒さんもお見えになられます。

その生徒さんは右利き用のセッティングで座りハイハットを左で・・つまりオープンなスタイルで演奏します。

私の考えとしては・・・利き足でバスドラを踏んでもらうようにしてもらっています。

バスドラのパターンは色々出てくるのでやっぱり利き足で。

その生徒さんは当然右利きの人のやるフレーズとは違う手順等になります。

でも・・それはそれで人と違って面白いと思います。

無理に人と同じセッティングにする必要は無いと思ってます。

でも・・・・

右利きの人が「左でやりたい」と言うのは初めてです。

理由を聞いて見ると・・・

「人と同じはイヤ!」

なるほど・・・その発想もアリかも。

私の20年来の友達(先輩)のドラマーに日本のパンク界の重鎮原爆オナニーズのジョニーと言う素晴らしい尊敬できるドラマーがいます。

彼はマッチドグッリプでは無くレギュラーグリップでパンクやります。

親指とひとさし指の間には物凄い練習の跡が・・

一度聞いた事があります。

「なんでレギュラー?」

「パンクドラマーでレギュラーでやっている奴がいないから」

愚問でした。























今日のレッスン・・・・いい感じ編

2006-06-05 00:49:14 | 神保
今日レッスン前に懐かしい顔が。

20歳代の青年です。

彼は今年始めまで私のレッスンに通っていました。

彼は大のビートルズフリークです。

自分のオリジナルバンドでライヴハウスで活躍しています。

もちろんパートはドラムですが曲を書いたり詩を書いたりコーラスしたりしていろんな才能をバンドで発揮しています。

彼とのレッスンではいろんな話をしました。

アレンジの事、ビートルズの事、曲作りの事・・・・・

たくさん音楽の話をしました。

そんな彼の演奏はいい感じです。

いわゆるドラムの細かいテクニック的に凄いと言う事ではなく感じがいいんです。

曲をかっこよく聞かす感じです。

決して歌の邪魔をせずでもメロディーのいい所を引き出し曲にカラーを付ける、そんなドラムです。

手は決して早く動くわけではありません。

足もそうです。

でも彼のドラムは非常に音楽的です。

音楽的テクニックが素晴らしいです。

彼が今日やって来たのは彼のバンドの新しいCDが出来たの事。

すべてのレコーディングを自分達でやったので音質はイマイチですがかなり楽しめました。

彼のなんとも言えないいい感じのドラミングは健在です。

曲もいい感じでした。


















今日のレッスン・・・・・30代主婦編 2

2006-06-02 02:04:47 | 神保
今日は30歳代の主婦のレッスンがありました。

以前にもこのブログでも紹介した生徒さんです。

去年一軒家を建て自分のドラム練習スペースを確保しました。

この生徒さんはとにかく音楽好きです。

暇を見つけてはCDショップに通っています。

ちょっと激しめのロックのライヴでも一人で通っているそうです。

とにかく若い時から音楽大好きだったそうでドラムのレッスンを始めてからはさらに拍車が架かったとの事です。

最近はJAZZにも興味がある様で私も何枚か紹介しました。

先日の事ですがこの生徒さんはご自分の大好きなバンドのアナログ盤をショップで発見しました。

一枚何万円もするようなものでした。

買おうかどうか真剣に悩んだそうです。

まぁ結局そのレコードは諦めたようなのですがアナログ盤は発見する度に手に入れているようです。

最近では「やっぱりCDよりアナログの方が音いい!!」と言っています。

恐るべき主婦。

そんな彼女がご懐妊。

待望の第一子。

とても喜んでられました。

でも・・レッスン続けると言っています。

まだ確か安定期には入っていないと言っていたのに・・

当然今までそんな例はありません。

皆さんご懐妊の際にはレッスンを休会しておとなしくなさっています。

何とか説得しているのですが・・・家でおとなしくした方がいい  はず?

自分に経験が無いのでなんとも説得力に欠けます。

「大丈夫、大丈夫!!」と今日も乗り切られてしまいました。

本人が大丈夫と言うなら大丈夫なんだろうなぁ。。。。