Dairy Gorin

レッスンスタジオGorinの日常を紹介します。

今日のレッスン・・・1年ありがとうございました

2009-12-28 08:43:16 | 神保
Gorin Music Studioの発表会まで約1ヶ月となりました。

皆さん順調です。

以前にもここに登場している小学生の男の子の兄弟。

最近はかなりドラムを真剣に練習するようになりました。

でも・・・・発表会には出ません。

ある日の会話です。

「・・・・をちょっと叩いてみようか?」

(完璧な演奏でした。)

「バッチリ!!凄い!!天才って言われたことない?」

「ない!!(即答)」

「そうか・・・でもこれだけできれば発表会出れるぞ。出ない?」

「出ない!!(超即答)」

兄弟二人共です。

でもそれは以前までの話です。

最近のことです。

「・・・を叩いてみて」

(完璧)

「バッチリじゃん。天才って言われたことない?」

「この前言われた。」

「マジで。どこで?」

「ここで」

そうでした。。。。。

「これなら今から発表会間に合うぞ。出たら?」

もちろん 今から出たら? は冗談です。

「イヤ」と答えると予想しての事です。

「・・・・間に合うかなぁ?」

なに・・・・・いつもと違うじゃん・・・

今からだと譜面の手配とか準備が間に合うか・・・?

でも本人がやりたいといえば出させてあげたい。。

「どうする?」

「やっぱ今度にする」

ついに 次回とはいえ本人が出る気になりました。

凄い、、うれしい。

この調子でかんばってもらいたいです。

今回の発表会はダメでも次回はきっと出演でしょう。。。


先月おめでたいことがありました。

発表会の本番で伴奏を願いしているギタリストに第一子の誕生です。

彼は第1回の発表会の打ち上げで知り合った女性と昨年結婚しました。

約1年後の先月 誕生です。

おめでとうございます。



今年1年ありがとうございました。

本当に。。

皆さんのおかげで何とか無事1年過ごせました。

ありがとうございました。

皆さんにとって来年良い年になりますように。

良いお年を。

ありがとうございました。

また来年です。


Gorin Music Studio
   神保慎一郎


  












































































今日のレッスン・・・・熱く暑く 編

2009-12-19 07:48:00 | 神保
発表会まであと1ヶ月ちょっと。

リハーサルまではちょうど1ヶ月です。

生徒の皆さんはかなり気合いが入っています。

 やべェ~ を連発する人も。

不安と(もうすでに)緊張と期待が入り混じっているようです。

でもみんな良い顔しています。

それにつられて私も気合いが入ってきます。

でも、、中にはまだ半分も終わっていないのに涼しい顔している10代の男の子もいます。

さすがに本人ちょっと焦ってはきましたが。

気合の入っている人は個人練習しにスタジオにお見えになられます。

深夜にやってくる生徒さんもお見えになられます。

そういえば・・朝5時に来てた人もいました。

気合いが入っています。

気合いが入って熱く暑くなっています。

実は・・・・個人練習にこられる生徒さんには共通するものがあります。

個人練習終わってスタジオに行くと 寒い 。。。

メチャクチャ寒い。。。

エアコンのリモコンを見ると18℃とかになっているではありませんか・・・・

冷房 になっている時もあります。

気合いが入りすぎて熱く暑くなっているのでしょう。

私も20代の頃は冬でも冷房入れていました。

「南極」って言われてました。

気持ちは判ります。

でも寒いのは年々駄目になってきました。

暑いのはまだ良いのですが。

でも レッスンの時に長タイツはまだはいていません。

時間の問題か???

いやいやさすがにそれはちょっと。。。


これからますます寒くなってきます。

皆さんも風邪には気をつけてください。

そして、、、もっともっと熱くなって頑張って下さい。

本番が楽しみです。























今日のレッスン・・・手の動き編

2009-12-14 07:03:23 | 神保
高校生の男の子。

彼は小学生から教室に来ているのでもう7,8年。

最近彼のドラムがROCKになってきました。

習い始めの頃は巷ではやっているポップスを中心に選曲して練習していました。

中学生頃からでしょうか、ROCK好きのお父さんの影響もあり彼もROCK聞くようになりました。

しかもかなり激しめの。

その当時はまだ全然パワーも無いし体も速く動きません。

でも「レッスンで練習したい」と持ってきた曲は目茶速い。。。

ちょっとづつ気長に、、のんびり、、始めました。

それを始めたのが1,2年前。

今ではすっかりロックドラマーです。

彼のレッスンはある意味特殊な練習をしました。

まず最初手足が全くといって良いほど早く動きません。

普通なら 正しい手の動かし方 とか練習するのですが・・・

私はそれに疑問をもっています。

彼はそんなに特別変な動かし方をするわけではありません。

それが速いテンポの曲になると体に力が入って別人のようになります。

まぁこれは彼に限らずですが・・・・

よく 力を抜くように  といいますがもともと力を入れようとして叩いているわけではないので 力抜こう と考えても抜けるものではありません。

私は手の動かし方をする前に 力が入ってしまう原因を取り除く事から練習し始めました。

まず下半身でノる事から始めました。

彼は始め全くといっていいほどその練習が出来ませんでした。

テンポをゆっくりにして、、何回も、、、丁寧に、、、長い時間、、、繰り返しました。

初めは全然出来なかったのが徐々に下半身でノれる様になってきました。

でも・・すぐには曲にあわせず・・・

根気良く繰り返しました。

ここまで一切手を早くする動きの練習はしていません。

ひたすらノる練習です。

時間が経つにつれかなりいい感じになってきました。

随分下半身でノれる様になってきました。

長い時間続けられるし  乱れないし。。

もう大丈夫でしょう。

ここで下半身に手を入れていきます。

手を入れてもノリが変わらないように というのが次のテーマです。

これも慣れるまでにちょっと時間掛かりましたがしばらくすると問題なく出来るようになってきました。

これで出来上がりです。

手もちゃんと動いています。

ここまで一切手の動かし方は練習していませんが彼の手の動きは教則本に載っているような正しい手の動きをしています。

これを覚えてしまえばもう大丈夫でしょう。

彼は本当に良く 辛抱強く 頑張りました。

音も見違えるほどラウドになりました。

手を速く動かす練習も音をでかくする練習も一切していません。

ただ ひたすらノる練習をしただけです。

彼は本当に良く頑張りました。


先日彼は次にレッスンで練習したい曲の候補を何曲か持って来ました。

その中から次回から練習する曲を選びます。

・・・・どれも 速くて ラウド。。。。。。






































































今日のレッスン・・・・・恐るべし小学生編

2009-12-05 17:47:07 | 神保
昨日久し振りにお世話になっている名古屋北西部にあるスタジオにお邪魔しました。

そこのオーナーの方とはもう20年以上の付き合いでGorin Music Studio建設の際とてもお世話になりました。

スタジオの中に入ると作りはよく似ています。

当時 そのオーナーと深夜までスタジオの壁の布張りをしたのがとても懐かしいです。

ここのスタジオにお邪魔するのは半年振りくらいです。

そのオーナーと私がスタジオで話しているとお子さんが学校から帰ってきました。

中学生の女の子と小学3年生の男の子です。

彼女たちも大きくなりました。

挨拶も程ほどにそのオーナーと話していると・・・

なんと小学3年生の弟がスティックを持ってやって来ました。

するとスタジオに1人で入っていきました。

ガチャン

すぐにまた出てきました。

「ツインペダル忘れた。。。」

なに!!!!

「ツーバスできるの」

「うん」と静かに答えます。

出来る事を自慢する感じではありません。

でも・・・まぁまぁ・・何といってもだ子供ですから。。

「叩くところ見てもいい?」

「いいよ」 と これまた静かに。

スタジオに入ると彼のセッティングが始まります。

スネアの角度とか ハイハットスタンドの位置とか シンバルの角度とか  こだわりがあるようです。

こんな小学生知りません。。。。。

小学生くらいだとみんなセッティング気にしません。

よっぽど変なセッティングになっていない限り替えない子がほとんどです。

でも・・・彼はかなりこだわっています。

ネックなのは力が無いのでネジが回せない事らしいです・・・・・

セッティングも終わり・・

いよいよ・・・



ビックリです。

いやほんとに。。。

誰かに教わったわけではないらしいのですが すでにドラムソロっぽい事出来ます。

しかもちゃんとロックしています。

本人になんでドラムに興味を持ったか聞いてみました。

テレビでアメリカのあるバンドのLIVE見てしびれたそうです。

そのバンドはかなりヘビーなバンドで人気もあるバンドです。

ドラムは・・・・・・ラウドで速い。。。

その速いところに痺れたようです。

大好きなバンドって言っていました。

どうやらそのバンドのドラムのプレイを自分なりにコピーしているようです。

ちゃんとツーバスも踏んでいました。

恐るべし・・・・


さらに・・・・・

私がちょっとフレーズを教えてあげました。

難しいめのフレーズです。

その後彼は1時間くらいスタジオから出てきませんでした。

ずっとそれを練習していました。

しばらくして「そんなに速く出来ないけど・・」と言いながら披露してくれました。

なんと・・・私の教えたフレーズをアレンジして自分で叩いているではないですか。。

こんな小学生知らない。。。。。

しかも・・・・・

またオーナーと話していると彼がヘッドフォンとCDを持ってきてラジカセにセットしています。

それまではラジオがかかっていたのですが彼はCDを入れヘッドフォンで聞き始めました。

例のヘビーでラウドでファストなアメリカの大好きなバンドのCD。

なんと軽く頭を振ってリズムをとっているではありませんか。。

しかもクールに。。

決して大人たちに「俺こんなの好きだ。凄いだろう」的なそぶりはこれっぽっちもありません。

心のそこから楽しんでいる様子です。  クールに。。

恐るべし。。。

将来が楽しみ。。。。

彼はバンド組みたくて学校で友達に声掛けたみたいです。

予想通り・・・・誰も楽器できる子はいなかったとの事。。。。ん~残念。。。