Dairy Gorin

レッスンスタジオGorinの日常を紹介します。

今日のレッスン・・・・・子供本番編

2008-05-29 10:46:53 | 神保
先日小学2年の男の子のレッスンがありました。

彼は以前からここに登場する男の子です。

初めて教室に来たのは4歳でしたでしょうか・・・

初回はずっと泣いていて自分の名前しかいえない状態でした。

今では腕白盛り、、、よく骨折しますが。

レッスンもほとんど休みません。

そんな彼のレッスンは曲を練習しています。

幼稚園のころは教室でずっと遊んでいましたが学校に行くようになりちょっとづつドラムを叩いています。

ついに2曲目が終わりました。

その曲は子供向けテレビ番組の主題歌です。

私が子供のころから続いている特撮シリーズモノです。

曲のドラムのパターンは機械で打ち込んで作ってあるということもあり再現不能でした。

そこで私は彼でもちょっと頑張れば出来るようにパターンを作り直して譜面に起こしました。

それでもさすがに出来るようになるまで時間掛かりました。

もちろん彼はまだ譜面が読めません。

最初から一つづつ説明していきます。

出来るようになるまで何度もそして時間を書けながらゆっくり・・・

途中で「飽きるかな」とも心配していましたが杞憂似終わりました。

一度も飽きた素振りは見せませんでした。

むしろゆっくりやっているこちらがせかされるような事も・・・

彼のすごい所は一度練習した所はほとんど忘れない所です。

しかも彼は譜面を読もうとはしないので全てのパターンを頭で覚えてしまう所です。

長いギターのソロの最後にフレーズが入るような場面があったのですがなまじちょっと譜面が読めると演奏中譜面から目が離せなくなってしまうのですが彼はそのギターのフレーズを覚えて演奏します。

しかも驚く速さで覚えます。

恐るべきです。

そんな彼の本番がやってきました。

本番と言っても最後の仕上げに最初から通して演奏してもらう事です。

その曲の区切り、仕上げといった意味です。

間違えたらダメというものではありません。

彼のレッスンの場合本番にはお母さんに見てもらいます。

レッスン室では彼と私の2人で練習しているので普段の彼の上達ぶりはお母さんにはわかりません。

それもあり彼の本番にはお母さんに見てもらいます。

いよいよ来週が本番です。

いい所を見せたいと思っている彼は緊張気味。

お母さんはビデオに撮ると言っていました。

帰り際ちょっと時間が空いたので「次にやりたい曲は何?」と聞くとこれまたテレビの特撮モノ。

今度のは全く知りません。。。。。





















































今日のレッスン・・・・膝の怪我編

2008-05-16 08:56:20 | 神保
久々の更新です。

5月のゴールデンウィークは近年稀にみるタイトなスケジュールでした。

更新の言い訳ですが・・・・・

さて
5月に入り休会していた女子高校生がレッスンに戻ってくるそうです。

連絡がありました。

彼女はここのブログにも登場したことのある女の子です。

学校祭に向け練習している生徒さんです。

彼女は去年私の教室に来る前までバスケット部に所属していました。

かなり力を入れていたようです。

レギュラーにも選ばれていたそうです。

しかし膝に大怪我を追ってしまいました。

何度も治療してはまた再発して・・・の繰り返しだったそうです。

大好きなバスケが出来ない。

教室に来始めた頃にはもう部活辞める事を決心していました。

彼女はその時笑って話していましたが「大丈夫か?」と聞くと「もう泣き尽くした」と。

それからは学校の友達とバンドを組んでLiveに出たりしてドラム頑張っていました。

レッスンにはいつも絶好調って感じでいつもニコニコでやって来ました。

その彼女が今年に入り急に連絡なく来なくなりました。

連絡なく休む事は今までなかったので どうしたのだろうか? とちょっと心配していました。

そして今月初めに突然教室に顔を出しました。

突然の訪問にビックリですがそれよりも彼女の足には分厚いサポーターが・・・・

休会の理由は 膝の手術 だそうです。

足をちょっと引きずってもいました。

ビックリしていると・・

でも彼女はいつものように明るく笑っていました。

ドラム叩ける?

大丈夫。

だそうです。

まぁでもちょっとづつやって行こうと思います。

痛くて夢を諦めざるを得なくて若くしてシンドイ思いをしてきっと沢山涙流したろうに・・・

私の方が彼女の笑顔に救われているような・・・・