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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

GM板キットで阪和線朱色旧国を作る (上)

2013-10-30 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 嗚呼阪和線……これらの車両がちゃんと朱色になるのは何時……? (^^;



 上→クモハ73403(原型顔+プレスドア切り接ぎ)。下→サハ78素組み。



 上→クハ55338(素組み)。下→クモハ60157(素組み)。



 上→サハ57 (切り接ぎ必須)。下→クモハ61002(これも切り接ぎ)。

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 毎年秋恒例・関西私鉄鉄コレの嵐がとりあえず一段落し、ぼちぼちとN化作業を進めつつある今日この頃ですが、そんな中ふと思うのは……もしも阪和電鉄が現存していれば、果たして南海の向こうを張ってどのような車両を出しているのだろうか?ということ。近年の南海鉄コレ&マイクロ製品の出来がどれも余りにも素晴らしいだけに、戦前としては最高峰クラスの車両を揃えながら、南海そして鉄道省に組み込まれて消えて行った阪和電鉄についても、実車と模型の両方で「もしも」を妄想してしまう秋の夜長なのでございます……。嗚呼……とにかく国鉄20系電車となってからの姿でも良く、松尾鉱山を経て弘南に転じてからの姿でも良いですので、阪和電鉄の鉄コレ化Please……!
 ただ、そんなことを考えておりますと、現実の国鉄・JR阪和線にも想いは沸々と (笑)。阪和線模型は既に、381系といい青帯113系・青103系といい、さらには鉄コレ70系阪和快速といい、既にいろいろリリースされているわけですが、そこでふと、朱色旧国も手許に置きたいものだという物欲が (^^;)。そして、まさにそんな心理を突くかのように、最近マイクロから朱色阪和線旧国が発売されたわけですが、個人的にはマイクロの旧国ってモールドが浅いように思われ、余り好きではなかったりします (汗)。6連の中に73系が混ざっていないというのも今ひとつリアリティを欠くのでは?という気がしますし……。というわけで、ウダウダと非常に長い時間を経てようやく御殿場線73系が6両竣工した後の新たなGM板キットいじりとして、阪和線旧国ゴチャゴチャ朱色6連の製作に取りかかることにしました。
 まずは、完全に正確な再現ではないにせよ、ネットや書籍で得られる実車画像をもとに、GM板キットを用いて切り接ぐものは切り接ぎ、ヘタクソなりになるべくそれっぽい雰囲気を再現しようとした次第ですが、しかしまぁ、さすが一両一両が異なる旧国の世界! Hゴムやドアの形態の細かい違いゆえに、GM板キットで再現出来そうな車両が意外と少なく、車番選定には苦しみました (笑)。まぁこれもまた旧国板キットいじりのM的な悦楽ということなのかも知れません (^^;)。
 なお今回は、阪和線でありがちであった半流クモハ60・クハ55の製作、あるいは御殿場線と同様の名物であるサロ45改サハ78の製作を省略しており、些か画龍点睛を欠く(こんなショボい作品が画龍なわけないだろ……という感じですが ^^;)かの感があります (滝汗)。ただ、現在他に鬼のような切り接ぎ三昧の車両製作を始めておりまして、そちらにもエネルギーを割きたいことから (爆……いずれアップします)、なるべく少ない切り接ぎで済ませたいという横着根性も働いております、スミマセン (^^;)。
 さて……と、後は73系2両のヤスリがけを終えたらさっさと塗装です。朱色単色ですので、スカ色を作るのに比べればかなりラクかな……と (甘い! ^_^;;)。