地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ第20弾クモユ143・クモニ143をN化する

2014-12-30 08:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 つい5日前に発売されたばかりの鉄コレ第20弾は急速に市場から払底しつつあるようで、何やら同じく年末発売となって速攻で売り切れていった第9弾 (釣掛20m特集) を思い出す展開です。しかし当時と比べ、鉄コレ単体の値段が1.6倍以上値上がりし、1両に必ず1~2基あるパンタグラフの換装代もバカにならないことから、おいそれと手を出しにくくなったのも事実。それにもかかわらず、国鉄型1M電車を熱愛するヲタによって、値上げなど何処吹く風と言わんばかりにあっという間に買い占められて行くことからして、鉄ヲタの資金力の豊富さはやはり凄まじいものがあると言わざるを得ません。まぁ私もそうだと言えばその通りですが、収入がそれなりにありながらモテないヤツが情熱を注ぎ込むものとして鉄道趣味は最適であり、そんな層を狙ったビジネスも盛大に成立しうる……ということを雄弁に物語っているのでしょう (滝汗)。
 それはさておき、そんな鉄コレ第20弾の中でも、前評判からして強烈であったクモル・クルと並んで熱い注目を浴びているのが、今回のシークレット・クモユ143であると言えましょう。いやはや私も、封を切った瞬間「ぬををっ!今年最後の大当たり! これで年末ジャンボ宝くじの運を使ってしまっていなければ良いが……」と唸ってしまいました (笑)。



 クモユ143は、長野地区で運用されていた郵便車併結列車の電車化に合わせて、1982年に製造された郵政省所有車であり、本邦における鉄道郵便専用車両の究極の完成態ではありましたが、登場から約4年の1986年秋、分割民営化直前の国鉄が鉄道荷物輸送を廃止し、同時に鉄道郵便も廃止となったため、全般検査を一度も受けずして失職してしまったという不運の車両……。しかも、クモニ143やクモユニ143は国鉄所有であったために123系等に改造されたものの、クモユ143は郵政省所有であったために転用を論じられることなく、敢えなく全車解体……。縦割り行政の余りの融通の悪さを印象づける出来事ではありましたが、それだけにクモユ143の悲運ぶりが多くのヲタの心に強烈に印象づけられることになったものです。
 クモユ143はそんなエピソードも加わった超マイナー車両にして、郵政省所有ということもあり、恐らく日本郵便から製品化の許諾を取る際にも通常の鉄道会社からの許諾を取るのと異なる手続きがあったものと想像されますが、何はともあれそんな激しくマニアックな存在感を誇る車両が鉄コレ化されたという点で、まさに第20弾という記念すべき節目のシークレットに相応しいと言うことが出来ましょう♪ 富技様におかれましては、是非ヲタの皆様からの熱烈な評価に気を良くして頂き、タマ数が多いクモユ141の鉄コレ化なども検討して頂ければと思うものです。
 というわけで、そんなクモユ141をクモニ143ともどもN化することで、今年の鉄コレいじり納めとしてみました。屋根も台枠も外しやすく再装着しやすい……ということで、造形ともども全く申し分なくノーストレスでN化作業を進めてみた次第ですが、完成度が高いだけに塗り分け部分のイマイチなムラが残念ですね~。あと、カプラー周りの面倒な細工は余りしたくないため、先頭に出す部分だけダミーカプラー+スカートを残し、他はスカートごと外してアーノルドカプラーにしてしまいましたが (→ヘタレ)、勿論スカートつきのまま連結可能なように改造するのがベストかと存じます。
 ちなみにクモニ143と言えば、既にKATOからも全く同じ車番 (143-5) で発売されていますが、車高が全然異なり、塗装もKATOの方が濃いですので、混結はせずTOMIX or他の鉄コレとの連結にとどめるのがベターかと存じます。
 こうして完成した結果、上越線を駆けめぐった荷物+郵便専用列車4連を机上で再現出来……ナマで見たことないけど (^^;) 惚れ惚れ♪ しかし一方、これだけでもPS23を7基消費しているわけで、今後の第20弾のN化作業には一体パーツ代がいくらかかるのやらという戦慄を覚える年の暮れとなったのでした (爆)。
 ともあれ今年一年、当ブログをお楽しみ頂きありがとうございました。皆様良い新年をお迎え下さい。庵主謹白 m(_ _)m

鉄コレ東武6000系をN化する

2014-12-29 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 師走の鉄コレ大攻勢はとりあえず一段落し、間もなく今年も暮れようとしていますが、第20弾と京急・京阪の印象が強烈すぎ、今月頭に発売された東武6000系鉄コレの印象が脳内で遠ざかり気味になってしまいました (汗)。南栗橋で並んで買ったわけではなく、池袋駅売店での発売初日の朝6時半前に余りにもあっさりゲット出来てしまっただけに、苦労度という点では京急・京阪に、マニアック度という点ではクモルクルに負けるのは否めないところです (^^;)。
 しかし東武6000系は個人的にも思い出深く、中2の頃に初めて東武日光線に乗ったときにお世話なった懐かしの車両であります。全くダサいとしか言い様のない非冷房車にして、ボックスシートの背もたれの半分しかモケットが張られていないというスペック (ある意味で露骨な特急との差別待遇) ではありますが、安く速く浅草~日光間を往復したいという客を満載して関東平野を激走する姿は強烈過ぎるものがあり、窓を開け放って走行音を満喫したものです……。そのサウンドと揺れ具合自体は、現在でも6050系の6000系更新バージョンで楽しむことが出来るわけで、如何に6000系が長距離電車として安定した性能を持ち、その性能を約半世紀にわたり天下に示し続けて来たかを雄弁に物語っているように思います。



 というわけで、そんな6000系の鉄コレが既に手許にある以上、N化作業にも遅滞があってはなりません (笑)。一刻も早く6050系をはじめ東武の居並ぶ面々と並べてニンマリしたい……という一心で、バラシ→GMインレタ貼り→半光沢吹き→パーツ交換→再組み立てといった作業を進め、とりあえず4両の作業が終わった段階で記念写真を撮ってみました。6000系鉄コレ、ネット上ではオデコの面積が実車と異なる云々が取り沙汰されているようですが、まぁ全体的な造形は6000系の「ダサいけど質実剛健そのものの姿」を的確に再現しているように思いますので、これはこれで良いのではないかと考えております。
 但し最大の問題は……塗りですな (滝汗)。テールランプの周囲がやけにキレイに銀で塗られていますが、実車ではマルーンとなっていますので、面相筆でシコシコと銀色を隠す作業が必要でした。2枚目の画像で、面相筆作業前・作業後の姿を比較しておりますが、明らかに印象が異なるのがお分かり頂けるかと存じます。また、クハの貫通幌は……折角造形は良いというのに、ツートン塗り分けの部分がお世辞にもキレイではないため、これも面相筆でくっきりと塗り分けてやらなければいけません。嗚呼……地味に面倒臭い作業が続き、目がショボショボして来ます (まだ若いつもりだったのにヲッサンは哀しいのぅ……)。
 あとそういえば、正面上部のマーカーランプは、屋根とも車体とも別の特別パーツとなっており、その細かさには恐れ入るばかりですが、アンテナ装着のために穴を開ける際に一旦屋根から外さなければなりません。その際になかなかコツがつかめず、勢い余って無理矢理外そうとしますと、ポロッとランプが脱落してしまい結構面倒臭いことになりますので御用心……。では、どうすれば上手く外れ、上手く再装着出来るのか……。全く説明に窮してしまうという情けなさであります (^^;)。ああでもない、こうでもない……と悩む楽しみいっぱい!ということで……。
 ともあれ、こんな感じで夜な夜なシコシコ作業を進め、再び組み立て終えると……嗚呼、本当に懐かしい! 浅草から初めて東武快速に乗って新栃木まで乗ったワクワクな旅 (その後は新栃木の7870を撮ったり乗ったり) を思い出しました。父親が東武沿線出身ということで東武ファンな同級生と一緒に乗りに行ったのですが (中学卒業後はすっかり御無沙汰になってしまったのですが、彼は今も鉄をやっているのだろうか?)、北千住から同じボックスに乗って来たオバハンが、子供だと思って延々と話しかけて来たため (しかもいろいろな自慢話を……)、ヲタな会話を楽しみながら走行音に酔いしれる……という目論見は果たせなかったというイマイチな記憶も蘇ってきました (滝汗)。これもまた昔ながらの旅情の名残りと呼ぶべきかも知れませんが……。というわけで、6000系の走行音を本当に満喫したのは、実は帰りだったのだなぁ~、と。

鉄コレ京急230形をN化する

2014-12-28 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 昨日は、京急と京阪が年末の巨大な花火として打ち上げた鉄コレ京急230形・京阪600/700形の販売の火蓋が切って落とされ、上大岡京急百貨店がヲタに包囲される修羅場となりました。京急鉄コレはいろいろな意味で当たりとハズレがあり、造形の良し悪しやヲタ心理への響き度合いによって人出がかなり異なりますので、今回の230形は果たしてどう出るか……京阪と同時発売となることがどのように影響するのか、前日までヒヤヒヤしておりました。まぁ個人的には何はともあれ、横浜市営地下鉄の初電で列に並びに行くという点で全く例年通りですので (笑)、まぁ余程のことがない限り購入出来るだろうとは思ったのも確かです。それでも、JREのお粗末な記念Suica販売の実情が世間を賑わせた直後だけに、京急&京阪同時発売で深刻な大混乱が起こったらヤだなぁ~ということで……。しかし、さすがそこらへんは京急百貨店! 完璧な誘導で例年通り全く落ち着いた雰囲気の中で首尾良くゲット出来たのでした♪ 自分の後に並んだ人出の凄まじさは半端なものではなく、造形が良く万人にとって何らかのかたちでツボな車両であれば結局京急鉄コレは争奪戦になる……という伝説が改めて実証されたという点でも記憶に残る一品となりそうですが (汗)。



 というわけで昼過ぎに帰宅後は、いてもたってもいられず (→まだ書いていない年賀状を引き続きそっちのけ ^^;) 230形のN化作業にとりかかってみました。まぁ有り体にいえば、GMのインレタを貼って半光沢を吹くというのが、神経を使う最大のキモであるあるわけですが……。
 この一品は、車体をバラすのが非常に容易で、モールドもなかなか素晴らしいものがありますので、いじっていても結構楽しいですが、最大の問題点は窓パーツの汚さでしょうかねぇ……。窓パーツづくりの熟練工は第20弾に取られてしまったのでしょうか? 
 ともあれ、かくも良い雰囲気ではありますので、今後は当然のように琴電30形鉄コレが出て来るものと想定されますが、その造形 (特に貫通扉) には期待が持てる一方、車体と窓の塗装は是非マシなものをお願いしたいものです……。
 以下、昨日の奮闘の記録を、そのまま備忘録として掲載しておくことにします(昨日付記事のほうは削除しますので悪しからず ^^;)。

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5時26分 KRL Lintas Biru di Bawah Tanah Yokohama brangkat di Stasiun Shonandai. 京阪は一人各2個であることを考えれば、まぁ最初の300~400人の間に入っていれば良いでしょう。

5時48分 Upper Broad Hill (こう書くと何かカッコ良い) 到着。今年は最初から列が2列となっており、既に長いことを見越して道路の方にダッシュしようとして空振った感じに (笑)。2列ということを勘案すれば、明らかに700形でカオスった時よりも盛況と言えましょう。不人気だった昨年の非冷房600形と比べれば倍くらいか。京阪鉄コレ希望者には整理券配布中。自分の後にはあっと言う間に地下鉄組が20名ほど並ぶ。今後京急が着くたびに行列が急成長することでしょう。

6時58分 7時からエレベーターで会場へ御案内とのアナウンス。やれやれ、ようやく極寒の中の待機が終了か。今回は駅構内通路で待機しましたのでまだマシでしたが、強烈な放射冷却の中、道路に並んでいた方はご愁傷様です。

7時24分 1時間半少々の冷凍庫状態から解放され、あったかホカホカな会場へ。これだから京急百貨店は有難い。落ち着いた位置からして、昨年よりも2倍近い人出であることが明らか。エレベーター利用時に一旦列が崩れても、再び元通りの順番になるのはさすが日本と言うべきか。C国であれば間違いなく大乱闘 (誇張抜きで……修羅場を数知れずくぐった経験者は語る)。会場内はマッタリした空気。

9時前 販売準備が本格化し、京急の赤いパッケージ、京阪の緑パッケージがうず高く積まれて壮観。9時40分に列の整理という宣言。今年は他の売り場の販売妨害となるのを避けるため、会場フロアにはあまり客を詰めず、延びた分は鎌倉街道に延ばす模様。道理で、エレベーター1基が14時まで鉄コレ客専用になっているわけだ。というわけで、一定の時間よりも後に来ると、販売開始まで寒い中延々と外で待つということが明らかになったわけですが、その運命の分かれ目が果たして上大岡に何時何分着なのか……青線初電組の私には知る由もありません (笑)。

9時48分 列を詰めて間も無く販売開始。皆さんお疲れ様でした。毎年絶妙整理の京急百貨店の皆様にも感謝。JREは京急に学べ。

11時50分 一仕事終えた後、久良岐公園まで散歩……とゆーか軽い山登りをし (横浜市電保存車の周囲は工事中……)、上大岡駅の餃子王将ウマ~♪ というわけで青線に乗って帰ります。しかし未だ行列は解消せず、市営地下鉄入口が最後尾。今年の京急鉄コレ企画は大当たりということで、担当者さんはニンマリでしょう。

鉄コレ第20弾クモル145・クル144をN化する

2014-12-26 12:37:00 | 超へっぽこ模型製作


 昨日は、かねてから待望の鉄道コレクション第20弾が発売となり、余りにも地味過ぎる国鉄型車両大好きな人間にとっては鼻から鮮血ブブーッ!なクリスマスプレゼントとなりました。かく言う私も、各車両で妄想長大4連を組みたいものだ……と思いまして4箱ゲット (爆)。既に円安やらC国の賃金高騰やらで、もはや鉄コレに価格面での優越性はなく、N化した場合にはKATOやTOMIXの完成品よりも高くなってしまうのでは……とすら思えますので、我ながら狂気の沙汰としか思えません。実際、今回は1両に必ずパンタが1~2基あることから、パンタ換装代も含めるとエライ御値段になります (この点、DCは良い……笑)。しかしまぁ、KATOやTOMIXから完成品として出て来るブツには余り関心がない私としましては、そちらを削って財布の負担を減らそうという腹づもりでありまして、今後少しずつ時間とパーツ代をかけてN化作業を進めて行こうと考えております。とはいえ、年末年始も忙しく (年賀状まだ書いてねぇ~。それに持ち帰り仕事多数のダメリーマンぶり ^^;)、全車のN化が完成するのは果たしていつのことやら。
 しかし、そんな中にあっても、第20弾における圧倒的至高の珍品にして、一体どのようなギミックを盛り込んだのか興味津々であったクモル145・クル144のN化作業だけは、他のあらゆる物事を差し措いての最優先事項です (^^;; ←これだからヲッサンダメリーマンなのだ)。昨日は仕事が休みであったのを良いことに、いつもお世話になっている模型店から頂いたメールに記載されていた販売開始予定時刻の直前に店を訪れて無事ゲッッット! 早速、全40両を箱から取り出して膨大な量の廃品回収の山 (包装紙・緩衝プラ・展示用レール・プラ車輪&パンタ) をまとめたのち (これが結構大変 ^^;)、お楽しみのクル・クモルいじりに着手しました。



 総じてパッと見の印象は……第20弾全体に関しても言えることですが、非常に精緻なモールドでリアルな雰囲気が素晴らしく、塗装も鉄コレの中では良い部類に属し、これまでの試作品展示通りの印象で安心して眺めることが出来ます♪ まぁ、既にC国生産の正当性が問われるほどの御値段である以上、当然と言えば当然だよなぁ……。生産ペースが落ち、リリース間隔が開いても全然構いませんので、優秀な工場・工員だけを使って丁寧に生産して頂ければ、購入する側としても嬉しいかな、と思うわけです。
 そしてクル・クモルの印象ですが……荷台の雰囲気をリアルに再現するため、最低限の強度を保つ程度まで台枠パーツが極限に薄くなっていることに新鮮な衝撃が……。そして、クル・クモル用に用意された新動力TM-24も、当然のことながらモーターは片肺で、一応滑らかに走るものの、鉄コレ初期の凸型EL用モーターと同じく非力であることが見て取れます (説明書でも、パワーアップのためにはクルにも動力を入れるよう推奨)。この「極薄化」の苦心惨憺は、パーツどうしの接続の華奢ぶりにもシワ寄せとなって現れているわけで、一旦動力を入れ終えた後で「しまった、同梱のウェイトを入れるのを忘れた」ということで再び外そうとしたところ……荷台部分の台車がポロッと脱落し、極小の銅線スプリングがスッ飛んでいってしまいました……(探すの面倒すぎ >_<)。ともあれ、クル・クモルの車体と台枠は余りにもキッツキツに組み合わさっており、かなり力を入れないと上手く着脱出来ませんので、動力の着脱は一回限りの作業で済ませるよう強くお勧め致します……。
 ともあれ、こんな感じでN化・妄想長大編成化してみますと、う~ん♪マニアックな味わいがしみじみと……♪♪ しかも17m級ですので何だかキャワユィ……(はぁと)。思えば今年は、事業用車17m級鉄コレとして相鉄モニ2000なんてのも出ましたし。この動力の実現によって旧国クル・クモルや京急デト11・12といった配給電車の鉄コレ実用化も十分視界に入ってきましたので、来年以後もこういうマニアック過ぎる車両の鉄コレ化を熱く期待したいものですし (財布の中身払底は覚悟してお待ち申し上げております)、それこそがニッチ市場に果敢に切り込む鉄コレの本義というものかと存じます。


クモユ143~。その代わりにクモヤ145が抜けています。

鉄コレ豊橋鉄道1800系2色をN化する

2014-12-25 11:51:00 | 超へっぽこ模型製作


 ついに本日、鉄コレ第20弾《国鉄1M電車特集》が発売され、週末には樟葉と上大岡でも鉄コレ購入大合戦カヲスが展開されることになります。というわけで、ゲットしたばかりのボーナスが儚く雲散霧消するかのような気分を覚えるダメリーマンなワタクシではございますが、どちらにしても買う気は満々、第20弾は4箱予約で妄想長編成化する気満々、京急も京阪もツボ突きまくり車種ということで、妥協する気は全くございません (だから自分はダメヲッサンなのだと何度自覚すれば……^^;)。すると、これらをゲットする前に、既に発売となった鉄コレのN化を少しでも進めなければ、何時まで経ってもN化の機会を先延ばしにしてまずい……。そこで、連日の土日返上仕事&忘年会続きがようやく一旦途切れた昨日、鉄コレいじりの鬼となりまして、豊橋鉄道1800系カラフルトレイン2種をN化してみました。



 とりあえず鉄コレの東急7200系は、極めてシャープでリアルな造形で定評があるようですので、この点に関しては安心して購入できますが、問題は当たり外れが大きい塗装……。とりわけ豊鉄カラフルトレインは、正面の塗り分けといい、側面の非常に細い帯といい、細かい絵柄のドア脇ステッカーといい、「ハズレ」となれば目も当てられないだろう……と戦々恐々でした。
そこで、いつもの模型店で予約していたブツを恐る恐る受け取りに行ったところ……ををっ、これはなかなか良い! そこで、当初は各1個・3連を予約していたのを変更しまして、それぞれもう1個お買い上げ (爆)。豊橋鉄道で運行可能な4連を妄想で実現することにしました (^^;)。もちろん正調の3連も (2枚目)、これはこれで良い感じです♪ そして、この結果捻出される計4両につきましては、いずれ塗装を落として歌舞伎にしようかと思っております。否……7200系の下回りのまま歌舞伎にすればそれだけでもインチキ妄想認定ですし (笑)、いずれ東急が直々に歌舞伎7600系を発売するものと信じておりますので、やっぱり別の妄想カラーを塗った方が良いかな……と (例えば新池多摩色。ドア脇の半月模様は再現できませんが ^^;;)。
 それはさておき、当初豊鉄のプレスリリースでは「えぇぇ~、イラストステッカーが目立ってイマイチだなぁ」と思った渥美線カラフルトレインではありますが、実車を目にすると意外とイケて結構カラバリにハマるのと同様に、この鉄コレもなかなか珠玉の一品かと存じます。しかしまぁ、いずれ全色が鉄コレになると思われるわけで、財布の具合も心してかからなければいかんのでしょうなぁ……(滝汗)。
 ちなみに、アンテナ装着にあたっては、「菜の花」ク2807のみ形状が異なりますので、とくに接着剤で固定する場合にはくれぐれもお気をつけを……。