地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

ジャカルタ炎鉄録 (35) JR103高運・東京行

2009-11-29 23:35:00 | インドネシアの鉄道


 8月以来延々と3ヶ月にわたってアップして参りましたジャカルタの鉄道事情、最初に103系低運車からアップを始めましたが、今回のアップを以て09年夏・初訪問の分は最終回となりますので、締めも103系と参りましょう。……と申しますか、最終回のために103系高運編成を隠し球としておいたのでありました(笑)。
 ジャカルタ入りした武蔵野線用103系は、今年7月のダイヤ改正から(あるいはそのもう少し前から?)基本的に4連の運行が消え、4+4の8連が2本組まれておりますが、このうち低運編成はボジョングデorデポック~ジャカルタ・コタの朝夕急行運用(一部エコノミーAC) メインであるのに対し、高運編成はデポック~マンガライ(一部タナ・アバン)のエコノミーAC運用(日中は14時頃までデポックで昼寝)にほぼ固定されておりまして、デポック~マンガライ間の機織りはそれほど所要時間もかからないことから、この区間にいれば結構頻繁に103系高運車を撮影することが出来ます。ちなみに、デポック以北の103系低運急行も割と短時間で1往復しますので(デポック~ボゴール間が駅数の割に非常に長く、中央~ボゴール線の距離の約4割ほどを占めます)、両者を合わせますとラッシュ時のデポック以北は103系天国の感すらあるのです……(*^O^*)。本数は僅か2本しかないにもかかわらず、これは何とも言えないマジックです(笑)。



 そんな103系高運編成、デポック方先頭車(車番忘れた ^^;) には日本時代の幕が温存されており、しばしば「新習志野」「海浜幕張」「むさしのドリーム・東府中」といった幕をネット上で目にしますが、今回の訪問時にはズバリ直球勝負で「東京」を表示しておりました……。
 嗚呼! 東京からジャカルタまで、直線距離でも5000数百km! 香港・シンガポール等を経由して航海すれば、ざっと6000kmほどの距離でしょうか。東京と神戸のあいだを約5往復してようやくこの距離に達しますが、それは一見短いようで実は恐ろしく遠い……。いや、東京と札幌の間を「北斗星」で2往復すると記せば、どれだけ遥々とした航海を経て、103系や他の日本製電車たち(非冷房エコノミーを含む)がジャカルタにやって来たのかが分かろうというものでしょう……。
 こう考えるにつけ、103系の「東京」幕には、最早永遠に還ることのない東京への望郷の思いすら感じられ、ふと目頭が熱くなってしまうのですが……同時にこの「東京」幕は、ジャカルタの鉄道関係者や利用者から見れば、日本の東京から購入した《信頼すべき電車》の証! これからも103系をはじめ中古冷房車たちは、そんなプライドとともにジャカルタの地で《日本》を代表し、現地の皆様のために走り続け、いつの日にか使命を全うして朽ち果てて行くことでしょう……。

 オランダ領東インド改めインドネシアと日本の関係には歴史上様々ないきさつがありましたが、今や有り難いことにインドネシアは世界で最も親日的な国のひとつであり、日本にとっても最も重要な国のひとつである……ということが、初めての訪問でも即座に理解できた次第です。そして、インドネシアは民主化を実現して以来何事も日の出の勢いで (?)変わりつつあり、世界金融危機の打撃もそれほど大きくなく、まだまだ貧しさもあるものの全体としては明るい雰囲気が漂っているのが感じられます。そこで私もいずれ改めて、これからも当分続くであろう日本製電車の活躍を楽しむべく再訪し、変わりゆくインドネシアの活力と日本製電車が醸し出す独特の雰囲気を記録して行きたいと思っているところです。
 というわけで、合計36回の連載に延々とお付き合い頂きまして誠にありがとうございました m(_ _)m

ジャカルタ炎鉄録 (34) 東急8039F桜木町行

2009-11-28 00:59:00 | インドネシアの鉄道


 ジャカルタの東急8000系列シリーズをお届けして来た中で、8003・8007Fの現状をご紹介したのち、8039Fを飛ばして8604Fの話題に移ったことから、ひょっとすると多くの方が「8039Fはどうした?!」と思われたかも知れません。しかし、今回8039Fを重要な追っかけ対象として訪れた私が、愛しの8039Fを記事にしないはずがありません(笑)。むしろ、楽しみは後にとっておくものだ、という考えもございます。とくに、8039Fが極上の感動の嵐を巻き起こしながらボゴール線を駆け抜けたともなれば……。
 さて、他の8000系2編成とは異なりボゴール電車区に所属する8039Fは、ボゴール編成の常(?) として、朝から晩まで連日休み無く走り続ける過酷な運用をこなし続けており、約2年4ヶ月前の東横線リバイバル急行の際に魅せた最高に美しい姿を思い起こすにつけ、心なしか痛々しさを禁じ得ません。それでも8039Fは、8610Fと比べれば良好な状態にも見え (クハ8040のスカート落書きを除く……-_-;;)、ブルー濃淡のストライプがビシッと決まったアクセントとなっており、かつ「伊豆のなつ」を思い起こさせるという点で、ジャカルタの日本中古冷房車の中でも最も魅力あふれる編成であると言えましょう(*^^*)。
 そんな8039Fを撮影初日の朝から沿線やボゴール駅で撮り続け、伝説の編成がとにかく元気で活躍している姿に深い満足を覚えていた私でしたが、日暮れ時のアザーンがそこかしこから聞こえて沿線の人々が夕涼みモードに入り、そろそろ初日の激闘も終わりか……と思いつつ行き交う列車を撮っていた際、ちょうど折良く8039Fもやって来ました……\(^O^)/ たまたまセッティングされていた「急行・渋谷」幕状態は、既にボゴール駅でも激写しまくっていたのですが、さすが斜光線に美しく照らし出された姿は美しきこと限りなし……です(*^^*)。



 しかし……その直後、極上かつ究極の感動が待っていました!!
 すかさず後追い連写したところ……何と、

 急 行  桜 木 町 行 !! 

 しかも……急行灯絶賛点灯中!! \(*^O^*)/\(*^O^*)/
 さらに……車掌氏が運転席に座っているため、右側通行列車の後追い撮影でありながら、まるで左側通行の列車がこちらに向かっているようにも見えるという……。そう、これは日中の前照灯点灯扱いが始まる前、急行灯を日常的に使用していた時代の……まさに東横線8000系黄金時代の姿そのものではありませんか!!
 東横線リバイバル急行で感動・感激に浸ってから約2年。横浜から遥か遠く離れた南国ジャカルタの地で、名優・8039Fの装いを改めれども素晴らし過ぎる姿に限りない感涙があふれ出ることになろうとは……全く予想だにしておりませんでした。この直前、ボゴールへ向かうクハ8039は白幕状態でしたので、これは間違いなくボゴール駅で回されたに違いない……。
 その真相は、翌朝マンガライ駅でseri8039様とお会いしたときに明らかになりました。何と、私と相前後してジャカルタ入りされていたseri8039様がボゴール駅で撮り鉄された際、車掌氏に頼み込んで「急行・桜木町」に回されたとのこと! 要するに、私はそのおこぼれに与ったというわけですが(笑)、逆に考えますと、インドネシア語を勉強しておられるseri8039様がジャカルタ入りされていなければ、この場で桜木町幕を拝むことは出来なかったわけで……いやはや、本当に素晴らし過ぎる偶然の産物でありました! (^O^)
 8039Fの幕はさらに翌朝ジャカルタ・コタ駅にてseri8039様によって「各停・武蔵小杉」(末期の定番!) に変更されまして見納めとなりましたが(朝7時過ぎ、ゴンダンディア駅で桜木町幕を再び撮影し「しめしめ」と思っていたのですが ^^;)、いや~本当に、これは良く出来過ぎた夢ではないのか?と思うほどの場面でございました……。
 というわけで、ボゴール駅で幕を回して下さったseri8039様に改めてお礼申し上げます m(^^)m そして、ジャカルタの東急8000系列のますますの活躍を祈るばかりです。

秩父110周年・三峰口の宴 (3) 青1001F

2009-11-27 00:09:00 | 地方民鉄 (秩父)


 今回の三峰口イベントにおける「表の」スターは、1000系のリバイバル旧塗装であることは言うまでもありませんが、リバイバル2編成が無事出揃って並べられるまでは何と!スカイブルー1001Fが3番線の隣の留置線にてパン上げ状態でスタンバイしておりました。23日は驚くべきことに、1000系の総出動態勢が取られ、秩父色&国鉄色リバイバル編成と標準塗装編成をひっくるめた全10編成が運用に入ったという点で特筆すべき一日でしたが(→その代わりに5000系は日中全編成が昼寝していたという……^^; あ、熊谷~羽生の状況は見に行っておりませんので分かりません)、この中でも個人的にみて秩父色リバイバル編成に次いでお気に入りなスカイブルー1001F(むかし根岸線沿線に住んでいたもので……*^^*) が最高の位置に留置され、しかも朝9時台から天候回復に伴って最高の超順光状態となりましたので、イベント開始に先立って早くもヒートアップしまくりでした(笑)。



 その1001F、当初は無難に「ワンマン」を表示しておりましたが……何と!イベント開始となる10時前に運転士氏がちょっとだけ乗り込んで位置を変更した(理由は不明)ついでに、ごく僅かな車掌乗務列車(社用品輸送列車→アコーデオン使用)でしか見られない《各停》幕を表示して下さったではありませんか! (^O^)。実際このあと1001Fは車掌乗務列車運用に入りましたので、一足お先に……ということなのでしょうが、入換をして2番ホームに横付けされてからでも遅くはありませんので、何とも嬉し過ぎるプチ・サービスでありました……。
 その後、10時19分に小豆1002Fが乗客を満載して1番線に到着し、20分には2番線の黄色1012Fが発車。次いで留置線を1002Fに明け渡すべく1001Fの入換開始~。嗚呼!澄み渡る青空にスカイブルー塗装……美しすぎます(*^^*)。
 とまぁこんな感じで、予期しなかった1001Fフィーバーを満喫してしまった私でありますが、敢えて欲を言えば……何のかの言って余り当たったことがないウグイス1009Fや、「つばさ」ラッピングが予定通り消えた7001Fを、こんな天気とアングルで満喫してみたいものです……(確率は低そうですが ^^;)。

ジャカルタ炎鉄録 (33) 東急8618F

2009-11-26 00:07:00 | インドネシアの鉄道


 昨晩、大手町駅から半蔵門線に乗って帰宅しようとしたところ……何と急行中央林間行 (18K) として東急8614F「伊豆のなつ」御登場!! v(^O^)v いや~鮮やかな伊豆急帯を眺めているだけで、ハードな仕事でヘロヘロに疲れたのが吹っ飛びますね♪ というわけで、ジャカルタの東急電車シリーズの続きです。
 東急8613Fと同じく、たまたま恩田への廃車回送に遭遇してしまった8618F……(昨年6月25日付記事をご覧下さい)。到着した恩田には既に社紋をガムテープで覆われた8612Fとトレーラーの姿があり、8618Fもすぐその後を追うようにジャカルタ送りとなりましたので、8612Fと8618Fはまさに同期と呼ぶべき関係であると言えましょう。そのことは帯色にもはっきりと現れており、両者を見分けるポイントはただ一つ……正面の黄色ラインが釣り目か垂れ目かという点のみ (笑)。そして両者は今年8月現在ブカシ電留線に常駐し(所属はデポック電車区)、朝夕は中央線~ブカシ線の急行運用、日中は東線~ブカシ線のエコノミーAC運用に入っていたという点でも全く同じ……。まさに同期手を取り合って活躍していることになります。
 ↑の画像は、朝から午前中のブカシ急行としてジャカルタ・コタ駅の中央線ホームに停車しているシーン。東線エコノミーACの場合はもっと北側の線路(6~7番線あたり?) に入線します。そういえば今回個人的に、ジャカルタ撮り鉄の最もメジャーなスポットであるジャカルタ・コタ駅で撮ったカットは少なく(一番南側の線路に入線すると床下回りを入れて撮ることは不可能ということもあり……^^;)、画面内に人を全く入れていないという点でも貴重なカットであります (笑)。



 そんな8618F……ジャカルタ撮り鉄の2日目にブカシからクマヨランまで、途中下車&撮り鉄をしながらも、何のかの言って8618FのエコノミーACで乗り繋いだのも良い思い出です(^^;)。まずはジャティヌガラで環状運行列車「チリウン」を下車後、切符を買い直して非冷房エコノミーでブカシまでGo! ブカシ線沿線のロケハンをしたのですが……あらら、複々線化工事の影響もあり、撮りやすそうな場所がなかなかない……。撮るとしても午前8~10時頃でないと美味しい光線では撮れないことが発覚 (地図を見れば一発で分かりそうなものですが ^^;)。ブカシ駅もホーム入口ごとに改札があり、しかもコワモテの若い駅員が厳密に検札をしていますので、ホーム間を自由に移動して撮りまくるというわけには行かないことが判明……(駅構内東側の踏切兼南北自由通路では2・3番線停車中の列車を自由に撮れますが、大きなホーム屋根がせり出していることもあり、余り好きなアングルではなかったりします ^^;)。そこで、駅前で鶏ソバをすすったのち、エコノミーACに乗って戻ることに。そこにやって来たのは8618F!
 というわけで、8618Fは各駅停車ながらもブカシ線の直線上をキビキビと走ってくれるのだろう……とワクワクしていたのですが、あれれ?行けども行けどもチャリンコ並の超低速でしか進まず、しばしば立ち往生……。しかも気がついてみれば、複線上では右側通行のはずのインドネシアで左側通行になっている……。どうやら、複々線化工事に関連した一時的な単線閉塞状態&徐行運転にたまたま遭遇してしまったようです……(T_T)。結局、通常であれば所要20分のブカシ→ジャティヌガラ間に1時間近く要し、後続の急行は運休……(爆)。
 まぁガックリしても仕方がない……円借款で速やかに複々線化が成ったあかつきには8500系も激走しまくってくれるだろう……ということで (^^;)。そこでジャティヌガラでの撮り鉄後、最高に濃いぃ風景が広がる東線を日本製冷房車で味わうべくエコノミーACを待っていたところ、いつの間に1往復した8618Fがまたまた御登場 (^O^)。東線へと分け入る列車にスピード感を期待するのは間違いですので (^^;)、「さて、どれだけノソノソとジャングル的世界に分け入って行くのやら……」と期待 (?) しながら乗り込んでみますと、カーブ上の小駅であるポンドック・ジャティではさっそく、民家の裏庭感が炸裂する風景と8500系の車内の激しいギャップが……。さらに熱帯の巨木が線路を覆い尽くさんばかりに生い茂る中をクラマット、ガン・センティオンと進みますと……狭くショボいホームが3~4両分しかない停留所ということで、はみ出た残り数両のドアから下車する客は外付けステップを使ってやっとのことで下車していました (汗)。そして列車はいよいよ、非冷房長距離列車用のターミナルを兼ねるパサール・スネンへ……。ここはジャカルタ最大規模の食料品バザールでありますが、そういう場所の周辺ほどスラム街になりやすいわけで(『地○の歩き方』などには「スリ多発につき行くな!」という記述も……)、8500系がジャカルタ鉄道沿線の中でも際だって貧困な雰囲気のスラム街をかすめて走る光景は衝撃的のひとこと……。複線の間の僅かなスペースにも掘っ立て小屋が立っていますし、線路内焚き火も当たり前。実際に火の上を跨いで8618Fが走り、床下から煙がモウモウと上がっているのを見て心底ビビりました……。ジャカルタの下町風情と日本中古冷房車の組み合わせはなかなか風流ではあるのですが、パサール・スネン南側だけは速やかな改善(→住民の皆様の所得向上&不法建築減少)を期待したいところです……。
 8618F乗車は次のクマヨランでとりあえず終了~となりましたが、さらにジャカルタ・コタまで乗り続けますと、カンプン・バンダンでドドッと物売りや流しのギター野郎が乗り込んで来ますので、これはこれで日本中古冷房車とのギャップが激しく壮観です(爆)。カンプン・バンダン~ジャカルタ・コタ間のみは検札がなされず、無賃乗車の物売りが黙認……? この区間は8612Fやメトロ5000系で通過したのですが、8500系車内と哀愁を帯びたギターの音色、操車場にゴロゴロ転がる非冷房客車、そして「ジャカルタの秋葉原」マンガ・ドゥアあたりのSC群との組み合わせは……これはこれで強烈なジャカルタの記憶のひとつです (^^;

秩父110周年・三峰口の宴 (2) 門鉄デフC58

2009-11-24 10:05:00 | 地方民鉄 (秩父)


 今回の三峰口イベントの開催にあたって、秩父鉄道が用意した究極の隠し球とは……既に各方面のネット記事で取り上げられている通りの「門鉄デフ」。そう、かつて門司鉄道管理局管内で見られた独特の細身なデフレクタであります(わざわざ説明するまでもないか ^^;)。SL趣味界では非常に人気のある門鉄デフを特別に装備するということで、祝賀の花火がドドーンと打ち上げられて話題性満点……といったところなのでしょうが、実のところ個人的にこの話題に接した瞬間、脳裏にイヤ~な光景がよぎったのでした。のんびり・まったりと秩父1000系を楽しむ向きを中心としたイベントになるのかと思いきや、これでは通常を遥かに上回るSL党が殺到するのではないか……と (@o@)。実際、御花畑駅や車内、そして白久のカーブは、朝っぱらから三脚がいっぱい……。方向転換を行う三峰口駅でも、SLを下車した一般人もなだれ込むかたちで、必然的にカオスとなることが予想されました。それでも、リバイバル塗装1000系目当てで三峰口駅にて粘る以上、ここは一つ「ついで」の超順光撮影をバリバリにやってやろうではないか!と思ったのでした (笑)。



 しかし、会場=三峰口駅構内全体を見回してみても、狙い通りに超順光、かつ出来るだけ障害物を排してスッキリとした構図で撮影できる場所は少ない……。そこで、これは早めの行動が肝心!と思いまして、誰もが1000系撮影や物品販売などに興じておりSLのことはまだ念頭にはなさそうな時間帯から、午後1時前にベストな光線になりそうな位置を確保! コーンの仕切りを超えて線路側に乱入しようとする輩&ク○○キの存在にヒヤヒヤしながら(→最終的にはスタッフによる排除が効いて一安心) 待つこと約1時間半……(爆)。いよいよC58と12系が切り離され、《緑プレート+110周年記念HM+日章旗+門鉄デフ》という「特殊装飾フルコース」も凛々しくC58 363が迫って来ました!! 
 いやはや、「門鉄デフなんて人が増えるだけでは?」と当初ブツブツであった私も (^^;)、さすがにこれだけのデコレーションを見せつけられますと、いやが上にも盛り上がらずにはいられません (笑)。まずは狙い通り、背後にスッと美しく立ち上がる秩父のシンボル・武甲山を入れたアングルが大成功!! 次いで速攻ズーミングで一気に広角24mm側に振り、斜め上からのアングルで門鉄デフのシャープな形状を強調~♪ 日章旗のはためき具合もまさに最高! 操車氏が振る緑・赤旗も、プレートやHM・日章旗といった装飾とベストマッチ! 
 というわけで、入換そのものは一瞬の出来事でしたが、結果には我ながら大満足(*^^*)。たまにはこの手のカットも撮ってみるものですね (^^;)。