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散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

念願の「ミミズク」と出会う!

2022年09月12日 | 昆虫など

私の拙いブログをフォローしてくださっている「東風庵さん」の「二丁目のヒコーキ雲」

で何度も見せられて一度は見てみたいと思っていた「ミミズク」

愛犬と散歩していて不意に出会いがやってきました(^▽^)/

 

はじめは腐って落ちた花とか葉の切れ端が付いているのかと・・・

 

角度を変えると耳がありますねえ・・

 

はじめは「ツマグロスケバ」かと思いましたが・・・

 

やっぱり「耳」があります!

念願の「ミミズク」との出会いでした!

嬉しい!

しかし、ブログ友の存在が無ければ存在すら知らなかった昆虫でした。

ちなみに、小学生のころ夏休みの自由研究で昆虫採集を提出したのですが、

セミだけを集めて標本として出したら、大人たちにえらく評価されて何やら賞をいただいた記憶が・・・

その中で、今でも気になっているのが父の実家に夏休みに長期滞在して、

爺様に山に連れて行ってもらって、中越のその地では割と標高が高い(800mほどかな)山で、

赤くて大きなセミを捕まえたことがとても印象に残っています。

そのセミは結構高いところにとまって鳴いていたので、三本つなぎの捕虫網では届かず

悔しくて樹を蹴っ飛ばしたら、ポトポトと落ちてきました。

クワガタ取りの時に良くやるそれと同じです。

そのころ持っていた図鑑は貧弱で、とうとう種名が特定できませんでした。

今思うと、それは「アカエゾゼミ」だったのではないかと推測されます。

未だにその美しさが脳裏に焼き付いていてたまに爺様の笑顔とともに夢に見ることがあります。

 


続-撮りためた虫たち放出

2022年09月08日 | 昆虫など

愛犬との散歩道では虫たちがにぎやかです。

どんどんたまってしまうので困ります。

まあ、それだけフィールドの自然が豊かだということでしょう。

とはいえ、今朝一時ころ玄関に入れた愛犬がヒーヒー叫んで私を呼びます。

愛犬の苦手は、風、屋根から犬舎に落ちる雪の音、そして雷です。

午前四時ころまで雷鳴と空振が続き寝かせてくれません。

正直、地震かと思うほど家が振動して私も怖いと思いました。

幸い、近隣に落雷は無く、停電後のケーブルモデムとルーターの再設定に時間を割かなくて済みました。

愛犬は、いつもなら私が顔を近づけると緊張する癖に添い寝する私に

こんな時だけ体を摺り寄せ、顔が付かんばかりに寄せて来て私の顔に息が激しくかかります。

爺(14歳)になってもかわええと思う(^▽^)/

 

というわけで、愛犬とともに観察した虫たちです。

光沢が足りないので「アオドウガネ」かな・・・

 

「コアオハナムグリ」

 

同じアオですが「アオマツムシ」

 

ジロリとにらむのは「オオカマキリ」かな

 

「オジロアシナガゾウムシ」

 

「シロコブゾウムシ」白くないけど・・・

 

「ブチヒゲカメムシ」

 

「クサギカメムシ」

 

「クモヘリカメムシ」

色彩は美しくすっきりした体形

 

塒の「ツバメシジミ」

 

同じく、命をつなぐ「ヤマトシジミ」

 

同じく「キハダカノコ」

 

「シロヒトリ」

 

「クワゴ」今年は数が多いです。

 

バリバリ桑の葉を食べる

 

蚕の原種だそうですが、

成虫の姿をまだ確認できていません。

 

未だ日があるうちに「ナナホシテントウ」

 

「ベッコウシリアゲ」(ヤマトシリアゲの♀)

 

「ルリチュウレンジ」と思われます。

 

「オオフタオビドロバチ」でしょうか?

 

未同定💦

 

セミの仲間だけあってセミヤドリガに取りつかれた「ツマグロスケバ」

まあ、最近は葛の葉の上、オオブタクサの葉の上、桑の葉の上ばかり見ながら、

愛犬とゆっくり歩く日々が続きます!

 

 

 

 

 


ちょっと一息

2022年09月06日 | 野鳥

お宅気質もとことん突き詰めればすごい研究になったり、

資料として価値を持つものになったりするが・・・

私の場合、熱しやすく、冷めやすいという性格上、結局中途半端になりがち。

ただただ自然の景色に関心、感動するばかりです。

ここのところ、認知症が出ているのではないかと思われる愛犬に寄り添って、

なかなか家を遠く離れることができません。

あれほど好きだった散歩も途中で「もう帰る」と反転することも・・・

それでもペースを落として一日2Kmは散歩を続けています。

食欲は落ちてきているのでちょっと痩せてしまったかな・・・

ただ、体力が落ちて体重が増えるのはまずいので気を使っていますが。

ということで、鳥との出会いがここ一月ほどなかなかありません・・・

少しですが、であった鳥たちです。

 

野でさえずる「コジュリン♂」

この時期にまるで春のようなさえずりをしていました。

当地では、すすで真っ黒になった鍋をかぶっているようだということで

「鍋被り」と呼んで親しまれています。

 

日本の春の風情を壊す「ガビチョウ」増殖。
眼の色変えて野鳥を追いかけることはあまりしないのですが、
(とはいえ、離職後はたまにプチ遠出が気分によってあります)
ずーっと散歩道とその周辺でたまたま出会った野鳥を記録していたら170種ほどになりました。
この170の内訳にはコブハクチョウ、コクチョウ、ガビチョウ、ソウシチョウのような篭脱けなどは含んでいません。
私の散歩道の定義は愛犬の散歩道を主に、家族が暮らす街の散歩道、育った実家の周辺の散歩道、
小学校から30代まで山歩きなどでよく訪れた日光近辺、友人の散歩道を含みます。
夏休みの自由研究で子供たちと学校周辺の生き物を調べ始めたのがきっかけで鳥に限らず様々な生き物を見てきました。
愛犬と歩きながら70mmのマクロレンズを付けてヤブガラシに来るカメムシの仲間や蜘蛛の仲間を探していると、
目の前をワサワサと動く茶色い小鳥。
はじめはすずめかと思いましたが、少し大きい、しかもアイライン!?5羽ほどのガビチョウの幼鳥でした。
ここは、数年前までウグイスが適度な距離を持って多く見られ、
季節になるとホトトギスも托卵を企てて多く見られていたのに最近はめっきり見かけなくなりました。
春になると、ウグイスの美しい鳴き声をかき消す大声がさらに増殖しているのかと思うと悲しい。
彼らに責任は無いのだが、野草でも、昆虫でも同様の現象が見られて複雑な思いです。
 
「チョウゲンボウ」雌型としました。
 
 
とにかく、自信を持って「チョウゲンボウ」と・・・
まあ、試しに「Googleレンズ」にかけてみると
「コチョウゲンボウ」やら、なんと「チゴハヤブサ」の判定も・・・
昆虫だけかと思ったら野鳥の判定も今一つかな・・・

撮り溜まったクモの仲間-2

2022年09月03日 | 昆虫など

最近のがっかりした話題として、

NHKの「××の昆虫すごいぜ」がありますね。番組事態ではなく

××のカマキリ先生が実は「ヌカカ先生」で、まあなんというか・・・

ヌカカは御存じの方も多いと思いますが、大きさは1.5mmほどで

衣服の隙間などから潜り込んで刺す蚊の仲間で、

そんなところから別名「スケベ虫」と呼ばれています。

刺された痕の醜さや、痒さと言ったら蚊の比ではありません。

田んぼなどにいる種類もあるので私も何度か被害にあっています。

いやらしいことにかゆみが遅れてやってくる上にしばらく続きます。

皆さんも気を付けてくださいね。

 

で、本題に入って「チャイロアサヒハエトリ」

毛深くもなく、愛嬌のある姿がお気に入りです。

 

こちらはベッコウハゴロモを捕まえて食事にありついた「デーニッツハエトリ」

蜘蛛らしい巣を作らないのは他のハエトリの仲間と同様なので、

捕えたあと食卓に引きあげるところです。

糸を回収しながらするすると上がってゆきました。

 

特徴があるので見分けやすいかな・・・

ただ、自分のような散歩観察舎ではハエトリの仲間は小さいので撮って帰って「ああ」ということが多いです。

 

オオブタクサなどで多く見られる「ネコハエトリ」

ハエトリを見つけるとほとんどが「ネコハエトリ」です。

それくらい多いですね。

 

この表情がたまらない・・・

といいつつ、実は眼球にストロボのリング状の発光部が写ってしまっています。

暗いところでピント合わせができるようにLEDの補助光が二つ付いており、

リングが二か所切れているのがそのまま映り込みます。

自作のディフューザーを付けていますが改良の余地がありますね。

 

正面からだとこんな感じに映り込んでしまうので・・・

ドラゴンボールの「亀仙人」みたいな表情になってしまう💦

 

ここからはちょっとUNKNOWN(´;ω;`)

車の窓ガラスに取り付いていました。

ぱっと見デーニッツハエトリかと思いましたが???ちょっと違う??

ネコハエトリだろうな・・・ともう少しいろいろな角度から撮ろうとしたら

車のドアの隙間に入ってしまった。

腹の立てすじがはっきりしているので簡単に識別できると思いましたが、

Googleレンズでは「チャスジハエトリ」と出ましたがたぶん違っていると思います。

先に書いた通り、性差、個体差、成体、幼体などでとても同定が難しいですね。

にわか散歩観察舎ではお手上げです(´;ω;`)

 

 

ヒメアリとともに「ヒトリコゲチャハエトリ」と思われる

 

正確な同定を待っていたら墓場に持って行きそうなので、

毎度の散歩道にこんな生き物がいたという証拠画像ということで・・・

無責任ですが💦