散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

ご無沙汰しています:愛犬が旅立ちました

2023年07月04日 | 日記

ご無沙汰しています。
先月の半ばを過ぎてから、愛犬の容体が急激に落ち込み、
食事の介護から、下の世話まで・・・
とてもブログのアップはおろか閲覧もできず・・・
6月半ば、一日だけ以前から予定の入っていた大学の仲間との懇親会に出かけましたが、
20日を過ぎたころから食事もうまくとれなくなって、
排尿はあるものの排便がなくなって立ち上がることもままならなくなり、
25日に、犬舎から風通しの良い日の当たらない場所へ移動しようと
抱き上げて、冷たいタイルのある玄関へと移動した直後、
急に体が伸び切ったかと思ったら、ぐったりと・・・四肢に力がなくなって
首から力が抜けて、そのまま私の腕の中で息を引き取りました。
年甲斐もなく、愛犬の名を大声で叫んで泣いてしまいました。
最後の二日は食事の補助をしても受け付けなかったので
覚悟はしていたのですが唐突な死でした。
まあ、二年近く苦しんでいた咳が三か月ほど収まっていたのは幸いでした。
愛犬は何でもすぐに覚えて、いうことをよく聞く賢い子でしたが、
私の年齢を超えたころ、「俺より先に行くことは許さん!」という命令だけが守れませんでした。
保護犬なので、生年月日は不詳ですが、14歳10か月ほどかと思われます。
ずーっと一緒にいたので彼が老いて弱ってきているのに・・・
いまさら、もっと労わってあげればよかったと・・・
彼の一生を振り返ってみました。

 

208年10月、保護犬として某獣医さんから譲り受けた翌朝。

獣医さんも保護犬、保護猫合わせて十数頭引き取っており

この子はさすがに面倒を見ることができず、翌日保健所行きになるところでした。

不安そうな顔の愛犬、生後推定2~3週間とのことでした。

引き取ったのは前日の夕方でしたが、不安なのか?

一晩夜鳴き、小さな段ボール箱に収まった彼をベッドの横に置いて過ごした。

 

この瞳にイチコロでした。

体重は6Kgほど。

 

二か月後、犬を飼うのは初めてでしたが、犬の成長の速さに驚く。

ある日、毎日、走って上がっていた坂道をのんびり歩いていたら、

リードを持つ手に、ツンツンと愛犬が鼻先で合図を送ってきた。

私の眼をじっと見て「走ろう!」と・・・

昨日のことのように思い出します。

 

八か月も経つと耳が立ってきて、体つきも立派に・・・

このころ良く、「犬種は何ですか?」と聞かれるが、「MIXです!」

私は思うところがあって、犬を飼うなら保護犬のMixと決めていました。

 

だはは-!気持ちいいっ!

あるとき、川に飛び込んで「水浴び」を覚えてしまった。

以後、散歩に出ると冬でも水に飛び込もうとするのでした。

愛犬は私の右側にピタリと寄り添って歩いてくれるので

帰りはズボンの右裾がぐしゃぐしゃ・・・

で、帰ってからシャンプー

懐かしい

 

このころが、パワフルでやんちゃ!

 

空を飛ぶことも(笑)

フリスビーは大好きで取るのだが・・・自分のものだと絶対持ってこない(笑)

楽しかった。

 

休日、平日を問わず、この農道を毎日のように歩いた。

往復距離は毎日5kmから7Km

平日はホタルが舞う暗闇の中を歩くことも。

ここでは書けないような恐ろしい体験も・・・

気分が乗ると12Km歩くこともあったが、嫌がることはなかった。

 

沼の見張りをする??

このころは高いところが平気だったのに、

三歳過ぎるとおっかなびっくり覗くようになってしまった。

グレーチングを怖がるのは他のワンちゃんと同じです。

 

二歳になると貫禄さえ感じる。

私は「人の都合」で動物の体にメスを入れるのは絶対ダメだと思うので、

去勢はしなかったが、最後まで優しくて社交的な子で私も幸せでした。

 

イケメンなんですけど・・・

鼻先がそろそろ白くなってきました。

 

こんな親父顔することも・・・

 

このころ、腰はくびれていますが、

体重は22~24kgほど

左腰に腫瘍ができて、分析の結果良性でしたが

手術で切除したのもこのころ

 

12歳、まだまだ元気で、歯もきれい!

だけど、顔はだいぶ白くなってきた

 

気が付くと、爺さんになっていた

毛艶があっても、全体的にみずみずしさが見えなくなっていた。

だけど、私は愛犬はいつも「今」が一番可愛いと思っていました。

 

亡くなる10日前、自力で立つこともでき

少しは歩けた。

体重は全盛期から10kgほど落ちて腰は片手でつかめるほど細く、

あばら骨が浮いて見えるようになってしまった。

自宅では、トイレが近くなると自分で犬舎のトイレへは行けたのです。

ここからが、急降下です。

二か月ほどは添い寝したり、夜中何度も様子を見てはトイレをさせたり。

最後の一週間はトイレを教えることもできなくなりました、

何せ、気が付くとトイレを教える「ワンッ!」という発声ができなくなっており、

眼で教えることはできても、間に合わず、玄関で漏らすことも。

で、いつもと変わらぬ朝を迎えた25日。

午前11:40分私の腕の中で息を引き取りました。

 

遺体が傷むとかわいそうなので、翌26日午前見送りました。

市役所に死亡届を出して・・・

気が抜けてしまい、魂が抜けたようになりました。

何せ、15年近く嵐の日も、飲み会で遅くなった日も散歩は欠かさなかった。

 

気が付くと、一歳前に歯が抜け変わる頃

歯がゆくてかじってしまった作り付けの靴収納のドア下。

こういう修理は得意なのだがこのまま残しておこうと思います。

というわけで、現場復帰はゆっくりになります。

 

 

 

 



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