嗚呼~!しらき

眠らない街、東京日記

実験台 レーザー編

2005年10月28日 13時16分16秒 | Weblog
先日、母のいきつけの病院に新たに美容部門が設けられた。レーザーでシミとりをやってくれるようになったらしい。

久しぶりにビューティーモルモット1号、いや、父の出動の時がきたのである。

母はすぐに父を病院に送り込んだ。前回の小麦粉パックではとれなかった頑固で大きなシミをレーザーでとってもらうことにしたのである。

どうやってシミをとるかというと、レーザーを使って肌に火傷をさせる。火傷をした部分は水脹れのような状態になり皮が剥ける。そしてまた新しい肌が再生されるので結果的にはシミがなくなるというのである。
恐いものなしの父は母に抵抗することなく素直に手術を受け無事にシミとりに成功して帰ってきた。

父のシミとり成功を確認した母は早速レーザーシミとりをやってもらったのであった。そう、念入りに…。

手術は無事成功するはずだった。

しかし!!念入りにやってもらったことが命とりになるとは誰も予想していなかった。
母のシミはまだ薄めのシミだった為にレーザーが肌にとって強力すぎたのである。シミは薄くなったがレーザーをあてた部分が少し陥没してしまった。

『実験台を使って大丈夫でも自分で失敗しては意味がない。』


母は今回の件で父を実験台に使うことをやめたのであった。


追伸:シミがなくなりきれいな肌を取り戻した父は最近化粧水を使うようになった。私や母に散々「洗顔フォームとか使わんで水で洗えばいいったい!」と美容に関して否定的だった人がである。肌が変われば人も変わるもんだと改めて思う今日この頃であります。