地震で町が流され沢山の人が亡くなり
原子力発電所が爆発して
広島とは比べ物にならない多量の放射能が風に乗ったことを人ごとに思えないのは
私が被爆した広島で育ったからかもしれません。
行かなくっちゃ!この目で見てこなくちゃ!感じてこなくちゃ!子供たちに現実を伝えなくっちゃ!
15日間で3000Km走った
「東北の旅」(右のカテゴリーに記事を置いています)の
ブログを生徒たちに見てもらいました。
今年の5月に旅をした記録です。日本列島を3回横切っています。
山梨⇒新潟 山形⇒宮城 岩手⇒秋田
最後に滋賀県で犬猫ボランティアをして帰りました。
見てもらう準備は3か月前から出来ているのに
アトリエでは白熱授業が続いていたので
1日に2つのテーマを組み合わせることが出来なくて・・・
テーマ「火遊び」の日なら
授業を中断してブログを見せても 再び授業に集中してくれる!
と思い10月になってようやく
東北のブログを見てもらおう
という運びとなりました。
生徒たちを我が家のリビングにご招待(*^_^*)
木曜日クラス
この日のために
パソコンの画面をテレビで見られるように準備しました。
地図・カレンダー・旅で描いた絵なども準備
生徒たちに言いました。
金曜日クラス
あなた達は
10年20年後には日本を考え
日本を創り
日本を支える大人になります。
日本が今どうなっているのか
東北の人たちは
大人も子供も一生懸命に復興しようとしている・・・・ということを知って大人になってもらいたい。
土曜日午前クラス
見終わって生徒たちは
「テレビで見た時よりも地震のことがよく分かった」
「センセイお疲れ様でした」
「東北の人がかわいそうだと思った」
「こわかった」
「テレビで見るのとはまた違った経験ができた」
などと感想をくれました。
土曜日午後クラス
見終わって・・・
用意していたおやつをおいしく食べながら
悲しみや怖かった気持ちを心にしまわないで
天の神様にお返ししましょう。
私の想いが強かったのと
東北の現実が厳しかったのとで
上手く伝えられるだろうか~と心配でしたが
成功したと思います。
冷たいゼリーを口にほおばりながら
みんな元気に「火遊びの授業」に戻りました!(^^)!
アトリエは
震災後すぐにおやつを中止した。
飴を買うお金3000円を
日本赤十字社へ
半年後に
「お父さんお母さんを亡くした子供たちに使ってください」という気持で
あしなが育英会に3000円
1年経って
「福島の犬や猫を助けてくれてありがとう。よろしくお願いします」
犬猫レスキュー「エンジェルズ」に3000円寄付しました。
生徒たちが犬猫レスキューに寄付をしたことがヒントになり
「旅の最後にエンジェルズで1日ボランティアをしよう」と・・・
ボランティア登録を済ませて旅に出発
それで旅の帰りに秋田から滋賀に一気に駆け下り
滋賀県で活動している「エンジェルズ」を目指した。
福島で助けられた犬の世話の真似ごとをさせてもらいました。
寄付した生徒たちに「エンジェルズ」を見てきて報告したかった。
お願いしたら自由に写真を撮らせていただけて
犬の写真を見せながら
「みんなはここに寄付したのよ。この犬たちが福島から助け出された犬たちです。」
などと説明して見せることが出来て本当に良かったです。