幸せなことに小鳥たちの飼い主が決まりました。
今、新しい家族に愛されて暮らしています(*^。^*)
「生徒の家でセキセイインコのひながかえりました。
2羽が新しい家族を求めています。
アトリエに写真もあります。
飼っていただけませんか?
ぜひいろんな人に声をかけていただきたいです。
よろしくお願いします。」
とカリキュラムに書いたら
「飼いたい」と訴え
「駄目と言われた」と報告をくれて・・・
ちょっとだけ浮足立った風がふわ~と吹いたけど
無事に飼い主が決まりました。ありがとう。
マリーンは相変わらず教室にやってきて皆に甘えているミャ~
「生涯に一度はワニの木炭画をやりんさいよ~」とセンセイに声をかけられる。
アトリエでは
学びを希望した人がやることになっている。
これはフランス製の木炭紙に描いています。
「コミュニケーション」
想いを伝えるということは案外むつかしい。
第一に自分自身がどう思っているのかがわからないということもあるし
こんなことを言ったらこんな風におもわれるんじゃないかしら・・などと
心は嵐なのに
顔はどんどん無表情になり
口の中でことばがモゴモゴしてしまう。
アトリエのセンセイは「口の中のことばを外に出しんさい」という。
受験生たちがマスクをする季節・・・ガンバレ
先日「黙っているのはなぜ?」と聞くと「今考えているんです。」と、冷静な声で返事をもらった(*_*)
「ぼくが言いたいのはそういう事ではなくて○○ということです」といわれた時には
この落ち着いた言い回しに感動して胸の中がくすぐったい気持ち。
話をきかない
席から離れているので「なんでそこにおるん?」と言われ
それでも全くへこまないりんちゃんが
「鉛筆デッサンをしたい」と言った。
聞いて私は心の中でふんばる。「頑張って教えます」の気持ち。
だから、このビンのデッサンが完成した時には感動した。
ここまで成長したんじゃあ~!
続けて「油絵をやります」と言い・・・初めての油絵は自画像を描いているところ。
すごい勢いで成長している。
この春小学1年生になるりんちゃんでした(#^.^#)
アトリエは自立した心で
自分の人生をイメージして
実行できる人を育てている。
ここは先生と生徒が絵を通して信頼を深め共に成長するところ。
東京の日大芸術学部に通っている麻里ちゃんは
帰省している間
夏に続いて、春休みもチケットでアトリエに参加した。
昨年末、カリキュラムに「学びのメニューコーナー」を作り
生徒自らが「今日は何をしたいか」を決めるやり方にした。
このことで自立心が育っている手応えはあったが
その後さらに閃いた私。
『アトリエにきたらあいさつをしよう。コミュニケーション力は生きる力です』
「センセイこんにちは。先週は自由画で○○を描いたので今日は学びカードの○○をやります」
「センセイこんにちは。先週からやっている○○が終わっていないので今日は続きをやります」
「センセイこんにちは。先週は自由画で○○を描いたけど今日も自由画がしたいです。」
『アトリエルールでは続けて同じカードは選ばんのよ。なぜ続けて自由画をやりたい気持ちなのか話せる?』
「今日も自由画で○○を描いて自分の絵を楽しみたいからです」
『わかりました。どうぞ』
・・・という具合
生徒たちがこのやり方を2週間でマスターしたことに驚きました。
人の言い方を聞いて学んだり
アトリエに考えながらくるので
教室のドアをあけるなり「先週は・・・」と言い始める子もいて
伝えようとする一生懸命の気持ちがかわいい。
心を感じる⇒心に気付く⇒心を言葉にして宣言する⇒行動する
ということを嬉しいと気付いた生徒たち。
こうする・こうしたいと宣言するから
「自分の人生を生きている」という実感がある。
そのことが面白いらしい。
春にぴったり!
アトリエにいて私は希望を感じます。
マリーンはモデルをして以来こうしてみんなの人気者になりました。
昔は怖がりでアトリエに来なかったので、マリーンを見たことがない生徒が多かった。
猫も14才(人間だと72才)になると気持にゆとりが出来るんだろうか?
今の私には分るような気がする。
小学1年生からアトリエにきていたななみちゃんが卒業した。
この子のお兄ちゃんの入会が2004年だったから
ななみちゃんのご家庭とは9年のお付き合いになる。
この子たちの成長を見ることが出来た幸せを想う。
出合えた喜び
いただいたご縁に改めて感謝しています。