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2010年2月のカリキュラムより「授業作り」

2010年01月26日 | アトリエ-Kからのお知らせ
 アトリエのカリキュラムに染色を取り入れたいと思っている。ずいぶん前からそう思っているので1月に講座を受けてみたが、あまり参考にならなかった。染色は間口が広くて入りやすいが、作家はそれぞれ単独のやり方をしていて情報が連係されていないようだ。だからアトリエでやりたいと思っているテーマは経験がないのだそうだ。残念!習いたかったけど自分で材料研究をすることになった。 

 「キミ子方式絵の描き方」というのがある。私は10年来 この描き方に興味があった。昨年秋に思いきって教室を訪ねたら 楽しくてはまっている。これは材料も考え方もシンプルで分かりやすい。描く手順も決まっているから 子供からお年寄りまで同じモデルでOK。しかも個性的な絵になるのが嬉しい。
 今アトリエで描いている毛糸の帽子はここで学んだやり方。人工物は作られた順に描く。したがって毛糸の帽子は編んだ順に描いていくという約束だから、前に戻って描き足すことをしない。「過去を振り返るエネルギーがあったら未来に使おう!」
 1月は「キミ子方式いちごの描き方」を学んだ。赤青黄白紺の5色の絵の具を混ぜて色を作る。使うのは0号の筆1本。植物は成長の順に描くのだそうだ。
 早速 今月はいちごを描いてみよう。それぞれに違ったいちごが出来て楽しいよ。「みんな違ってみんなステキ!みんなの中の私」これがアトリエーKの授業です。

 「人はなぜ絵を描くのだろう」答えが欲しかった。私は若い頃「自分が見えない」ことに苛立っていた。そして苦しんで描いていた。
 今はこう思う。「描けばかくほど心が自由になっていく。生きる力になっていく。描くことそれは祈り。」これからどんな絵を描くのかどんな人生になるのか・・・いつの頃からか「見えない自分のそのまんま」が好きになっている。

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