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北海道23日目 9月2 8日土曜日「中泉夫妻とドライブ」

2013年09月29日 | 2013年モモと北海道46日間6200km

ブログの9/1付地図13と12
道の駅「とうや湖」洞爺湖町香川



あれは9/8日曜日だった。北海道上陸の3日目の朝
乙部町の道の駅で
北海道を歩いて一周しているご夫婦とであった。

縁あって
今日はその中泉さんご夫婦とドライブをした。
中泉さんの車の後ろをついて走り
苫小牧から伊達市に70キロ移動。
中泉さんの友人宅に伺った。




60才代のその人は
一人暮らしでユニークな暮らしぶり。

部屋には各種飾り物
三人の総理大臣や
元マラソンランナーの高橋尚子さん
二代目まさお君とそれぞれ一緒に写った写真

二階はトレーニング室
カラオケ用ドレス

徹底して趣味を貫いている。

家の中を案内してくださった。掃除が行き届いている。


内容は全く一致しないが
ひとつの考え方を貫いて生きるという姿勢は

自分にも共通していると思い


手作りのごぼう茶をいただきながら
話がはずんだ。





その後中泉さんが
洞爺湖まで送って下さり
楽しく夕食を済ませると

お二人は北海道歩きに出発された。
今回は2日間で45キロ歩くそうだ。





暗くなって移動すると本当に良いことがない。

とにかく道の駅に着けば何とかなる

と思って夜の道を10キロ走り
6時に到着した道の駅「とうや湖」

駐車場がすごく広いのに街灯が少なく通り過ぎる所だった。

トイレにも照明がないから道の駅のどこにあるのかわからない。
こういう時は
駐車場地面に描いてある障害者マークを探すとトイレがある。
やっぱり!
ここは入ると電気がついくやり方なんだな。


暗く広い駐車場に私の車が一台だけ。

いや闇の遠く
駐車場の反対はしに
もう一台いるようにも見える。

たまに自動車が立ち寄るがトイレが済んだら
あるいはジュースを買ったら行ってしまう。

ここは良くないわ
山の中の道の駅は寂しいと
経験上知っていたが

今日は土曜日だし
ここは観光地だから
と当てにしたのが大いに外れた。

他の人たちは観光地「「洞爺湖」のどこにいるのだろう?





以前、新潟で同じような寂しい経験をしたが
あの時はさらに土砂降りだったから
やはりあれが最悪ナンバー1で
ここがナンバー2かな。


他へ行った方が良いと思って
カーナビと旅本で探してみたら
来た道を20キロ戻らないと海側の道の駅に行けないことがわかり



アホらしい!
気にせずに寝た。


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20日目 9月25日水曜日 「襟裳岬の犬と泊まれる宿」

2013年09月25日 | 2013年モモと北海道46日間6200km

 

連泊した道の駅「しらぬか恋問(こいとい)」の朝は霧と雨

気温が22℃

風がなくて温かいと霧になるのかな~と思った。

今日は一日中この天気。

 

 

 

太平洋の荒れようはすさまじくて

霧の荒海を初めて見る私はいつまでもみとれていました。

 

 

 

朝は気が付かなかったけど

霧はここだけではなくて175キロ先の襟裳岬まで続いていた。

海沿いに走るからね

 

 

 

 

 

 

暴れる海を見ながら車を走らせる・・・こういう貴重な経験が出来て幸せな気持ち。

 

久しぶりに信号が並ぶ町にきたので美しいと思った。

 

 

北海道に来て

鮭も秋刀魚も蟹も食べてないので

「コープしらぬか店」でさんま弁当を選び

とりあえず秋刀魚のノルマを達成したことにする。

 

 

 

途中内陸も走った。

私の車しか走っていないことも多く

止まっては写真を撮ります。

 

 

 

4時間ちょっとで襟裳岬に到着。

 

 

 

いよいよだ!

楽しみにしていたよ。

犬と泊まる旅館!!

はじめて(笑)ハジメテ(笑)初めて!!! 

 

 

 

 

 

カーナビで簡単に見つけられた。

襟裳岬の先っちょにありました。

 

 

モモは「13才の看板犬」には

なるべく関わりたくない・・・・らしい。

 

 

食堂

私の他には工事関係の人が3人宿泊しているだけだった。

右上に蟹が出ました。

つづいて蟹のノルマも達成。

 

 

 

さあお部屋です。

モモと一緒に寝たいので和室をお願いしておいた。

お風呂とトイレも付いていたよ。

湯呑が4つあるから4人部屋だと思う。

 

モモはなんでここに居るのか分からなくて心細い。

散歩に行くと

車に乗りたがる。

 

初めてのことだから不安なんだね。

 

 

 そして・・・・寝ました(*^。^*)

 

 

 

 

 

 

 部屋から見える襟裳漁港。

 明日の朝早くに散歩に行きたい。

 


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北海道19日目 9月24日火曜日 「丹頂鶴」

2013年09月24日 | 2013年モモと北海道46日間6200km

ブログの9/1付け地図10と11の境目にいる。白糠郡白糠町の道の駅「しろぬか恋問(こいとい)」に連泊する。






朝いつものように
車の片付けとモモの世話をしていたら


隣に駐車していた山形ナンバーの男性が

一人旅で寂しいようなことをいうので

朝ご飯をご馳走してあげた。

彼は仕事を辞めて10日間の旅で来たらしい。

退屈な旅をしている様子なのと

この先の苫小牧から船で帰るというので

昨日行った釧路市立博物館の写真を見せてあげて

私がこれから行くアイヌの資料館を紹介したら

早速iPadに記録を入れて「忙しくなってきた」と嬉しそう。

 

今日は自分もツルを見に行くといい・・・・それからは行く先々で待ち構えて話しかけてくるので

少々参りました。

 

 

丹頂鶴自然公園と阿寒国際鶴センターに行った。

人間が乱獲したから丹頂鶴が絶滅しかけた。

ここでは自然を取り戻す研究と作業をしている。

膨大な時間と情熱の仕事だ。

 

鶴はつがいになると相手が死ぬまで一緒にいる。

囲いはあるけど自由に空を飛んで出ていける。

不思議~と思ったら餌があるから自分のテリトリーに帰ってくるのだそうだ。

これを餌ずけというらしい。つがいの鶴は年中ここにいる。

 

人口受精をして卵をふ化させるなど地道な研究をしている所だった。

ここに来れば丹頂鶴がどのようなやり方で保護されているのかを知ることが出来る。

 

 

印象的だったのは

鶴は子育てが終わったら

追ってくる子供を追い払い子供を置き去りにして夫婦は飛び立つ

・・・のだそうだ。



良い話だと思いました。







ところで丹頂鶴の頭がなぜ赤いかというと頭に毛がないから。

赤色は血管の色なのだそうです。

帰りに寄った風呂屋の名前が「赤いベレー」だった

なるほど(^o^)

 

途中

山の中の釧路空港前を通って、朝居た道の駅に戻った。


 

昨日は風が強くて参ったが今朝は晴れた。

だけど夕方帰ったらもやでぼんやりしていて風景が変わっていた。

車がネトッと汚れる感じ。

ここは何も見えなくなる位の霧になることもあるらしい。

暮らすのは大変だ。

 

 

夕方4時からくつろぐのは初めて。

先ほど広島から来た人と会った。

ボーダーコリーを連れたご夫婦。

熊野の人でいつ帰るかは決めていない。寒くなったら帰るという。

自由でのんびりしている人が多いのには本当に驚いた。

 

始めは1ヵ月でも

だんだん長くなって

雪の季節以外はずっといる人も少なくない。


年金生活者と釣り人が北海道中にぎっしり居る。

その隙間にファミリーが旅行を楽しみ

歩く人 自転車 バイク ひとり旅の人が自分の目標に挑戦している。

どうやら私はその予備軍のようです(^o^)

 

 

不思議なのは

24時間車の中で一緒に居ながら

それを何ヶ月も継続出来るということ

夫婦ってすごい!と思います。

 

 

雨が降ってきた。

 

 

夜に又、ラーメン屋に行った。

コーンバター塩ラーメン。

人生最高の塩ラーメンだった。

17年間休みなしでやっているおじさん。

夜9時まで店に居るのに

今朝は7時から仕込みをしていた。

「釧路にきたら湿原と丹頂鶴だよ」




笑顔がステキな方でした。


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18日目 9月23日月曜日「釧路市立博物館と釧路湿原」

2013年09月24日 | 2013年モモと北海道46日間6200km

いよいよ釧路。
久しぶりに大きな町。と言っても札幌のようなビルはない。


釧路市立博物館。
久しぶりに陽射しが強いので
車に残るモモのために日除けと扇風機の用意。
気温は17℃だから心配はないのだけど。


博物館は素晴らしい内容だった。
写真を撮ったのであとで見てください。


博物館の外観も力強くて斬新。

館内の設計は展示内容と合わせて考えられていて
見せ方の発想が素晴らしい。



広島を思う。
展示部屋という箱の中に展示箱が詰まっている

広島は残念ながらそんなイメージです。




博物館を見終わったがまだ昼の2時だ。
プールに行きたい。

博物館の駐車場から
博物館に電話して
プールがあるか尋ねたら

男性の職員がわざわざ
地図のコピーと電話番号と費用を調べて駐車場まで届けてくださった。


旅行好きの人らしく
広島に来た話をするので
相談したら

明日から3日間天気が悪くなるから
釧路湿原に先に行くと良い

ということになった。



それでプールは次の町まで我慢することにして


急きょ車を走らせた。
湿原は案外近い。
郊外にあったが
湿原自体が広くて
湿原一周は諦めた。

展望台から見ると360度見渡す限りの広さ。

木道を何キロも歩くのが楽しみな所なのに
私もモモも足が悪くて残念。


道路沿いには大きな牧場が点在している。



あっけなく日が暮れた。





18時真っ暗の中ゴール
道の駅「しろぬか恋問(こいとい)」


太平洋の波しぶきがかかりそうな道の駅。

海は黒色。
ここは遠浅だから濁っているのだそうだ。
とにかくすごい波。
左右200度位見渡す限り海。
延々としぶきをあげて波が向かってくる。

海に沿って国道38号線が走っているから

この道の駅は
海と国道に挟まれた
どちらかというと海岸にあるという感じで
殺風景でだだっ広い。
今気付いたけど津波がきたらアウトです。




ラーメン屋があったから入ってみた。

野菜味噌ラーメン小ライス1100円


ラーメン屋のおじさんに
「釧路に来たら丹頂鶴を見なくちゃだめだ。」と言われた。


横にすわって味噌ラーメンをすすっていた人は

東京から釣りに来て3ヶ月もここにいるから

今ではラーメン屋のおじさんの借家を借りているという。

この人が丁寧に
丹頂鶴を見に行く方法を教えてくれた。
なぜ海が黒いのかも。


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16日目 9月21日土曜日「大休憩のため連泊・道の駅おだいどう」野付郡別海町

2013年09月21日 | 2013年モモと北海道46日間6200km

一日中今にも雨が降りそうな曇り16℃
9/1ブログ地図7と11の境目にいる。
海の名前は根室海峡に変わった。



ゆうべ暗くなって着いたので

今日は走らないと決め
一日中
道の駅の駐車場にいた。
初めての連泊だ。



「今日はゆっくりしようね」
とモモに何度も語る(^-^)

モモの体を拭いた。
ブラッシングをして熱めの湯に重曹を入れて
ゆるく絞ったタオルでふく。
旅に出て二度目。



私は前髪が伸びたのでカットした。




モモの餌の確認。
モモは1食に110グラムたべるので1回分ずつ袋に入れている。
1日2回
計算して持って来ているので余分がない。

北見のお医者さんに餌が少ないかも
と言われたのにね~



旅の残りの日数は3週間と4日間
うち北海道にはあと2週間。



アイヌ資料は網走で2ヶ所見ただけ。
これから10ヶ所回りたいと思っている。
最後に気が抜けない。

うまく函館にたどり着きたい気持ち。
日にちの配分を今日考えたのは良かった。

有意義な大休憩日でした。





セイコーマートでゴミを捨てたり
10リットルタンクに水を入れてもらうことが多い。

そのたびに100円のおにぎりと
100円のおかずを買っていたが
さすがに飽きた。


これからは出来るだけスーパーを探そうと思うが

店が極端に少ない。



今飲んでいる水はどこでもらったかなあ
すごくまずいと気付いた。
飲むとムッとする。
こういう経験は初めて。


疲れるといけないので
飲み水はなるべく買おうと思った。



夜6時になると真っ暗になるので
寝支度を始める。
駐車場のどの場所に車を停めるか
トイレとの関係
他の車との間隔
地面の傾斜を見て頭をどちら向きに止めるか
窓に目隠しをする
装備している明かりをつけて寝袋を出し横になると
不思議と眠くなる。


今もブログをしながら
三度携帯を落とした。寝てしまう。




今朝トイレから出たら
しばらくは私の車だけだった。
ゆうべは三台がトイレの前に集まって夜を過ごした。


この道の駅は小さく暗くて寂しい。



昼間は女性が三人で小さなレストランをやっている。

別海ホタテバーガーを食べた。
旅本に載っていたのが
ここだったんだね~偶然

500ミリリットルの牛乳付き980円
プレートなハンバーガーの材料が並んでいて
手順に従って自分でハンバーガーにする。
おいしかったけど
私はこういうのは一度体験したらもういいです。面倒(笑)



寝支度が出来た6時以降
この道の駅はシーンとしている。
高速のサービスエリアだったら
トラックがガンガン
エンジンをかけているから
私も遠慮なくエンジンをかけて
カーナビのテレビを見たりするのだけど。

夕べは寂しい駐車場だったが
今夜は結構泊まっている。
今日から三連休なんですね。




このブログを作るのに3時間半かかりましたあ(^o^)


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14日目9月19日木曜日知床峠

2013年09月20日 | 2013年モモと北海道46日間6200km

世界遺産になった知床岬は
形がちょうど人差し指に似ていて
縦半分左が夕べ泊まった斜里町
右半分が今夜泊まる羅臼(らうす)町
先の半分は人が入れない自然保護区になっている。

だから遊覧船がにぎわっていて



観光客は3時間位(9000円)かけて岬の周りを回ります。
これはお風呂で出会った宮城県の人に聞いた話(^o^)
その人はあしたは羅臼でホエール(鯨)ウォッチングをするそうです。




私は斜里と羅臼の二つのビジターセンターで
知床の四季や動物や花のシネマを見たので
何だかよく知った感じになった。
知床岬は人を寄せ付けない断崖絶壁だというのが印象的だった。
岬を取り囲む流氷を空撮映像で見て
満足してしまいました(笑)





例えていう
人差し指の第一関節の所に
左右の町をつなぐ森林風景の道路があって
その距離は35キロ1時間。


途中知床峠では
100名山になっているだけあって美しい形の羅臼岳。

海の向こうに国後が見える。





無料の温泉「熊の湯」に入った。

旅の途中に話をしてくれた人のうち二人が
勧めてくれたので入ったけど
なかなかの体験でした(笑)
後で写真を載せます。



日が短くなった。
5時に着いたのに散歩をしただけですぐに暗くなった。
北海道に来た頃より
30分位早くなったように思う。




ウトロ(斜里町)の道の駅の駐車場で隣の車だったのが
山形から来ている年配のご夫婦。
この辺が砂利道だったころから25年も趣味の旅を続けておられる。

偶然ここ羅臼の道の駅でも出会った。
奥さんが私の車を見かけたと言って
ご夫婦で駐車場の中を探して訪ねてくださった。



いろんな方が
「モモちゃん」と言ってなでてくださる。
可愛がってもらっています。
わたしが人と話が出来るのはモモのお陰さま。




今夜は中秋の名月
ラジオで偶然知ったから
撮りました。
羅臼の道の駅は
道路を挟んで向こうが海
暗くなったらイカ釣り船の光が並びました。
そこに満月が。



写真は後でね。
お楽しみに。


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13日目9月18日水曜日

2013年09月18日 | 2013年モモと北海道46日間6200km

携帯に不具合があって
網走のドコモに行きましたが
送信記録が全て消えたので
旅ブログの原稿スタイルを失っています。

それで
簡単通信に変更します。


なるべくユースホステルに泊まって
パソコンで写真を載せようと思いますが

今夜はとりあえず元気でいることをお伝えしますね~


モモは網走から内陸に50キロ走り
北見市のアース動物病院に行きました。

股関節もきれい
血液検査もオーケー

12才にしては素晴らしいと言われ
たいそう安心しました。
餌が少ないかも
と言われたの。
ごめんモモ。


心配していたので安心した途端に
私が疲れてしまった。
それで
網走市市民プールで泳ぎました。

効果バツグン(^o^)
すっかり身体が軽くなり良い気分(^-^)




網走からいよいよ北方民族を訪ねることを
始めました。


見る所が多かったので
朝から頑張ってこなして出発

お昼も食べながら走りました。


いよいよ道東だ。
旅で出会ったいろんな人達が道東はいいよと
言っていましたから
楽しみ。



途中
鮭が川を登っているのを見ました。
ショックでした。
また写真を載せますね。
どのようにショックだったのかもね~



知床岬の道の道「うとろシリエトク」
斜里町です。




今朝は網走で13℃でしたが今日の最高でも19℃
北海道に来て一番寒かった。

今は夜8時
降り始めた雨が本降りに。

今夜は冷えると思う。

知床の雨の夜は15℃


お風呂屋のおばさんが
ここは6月から10月までしかやらない

と言ったので
北海道はもうすぐ人が少なくなるんだなあと思いました。


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北海道11日目 2013/9/16(月) 9/1 付ブログの地図4・6 「今日は祝日なんじゃあ!ペット病院オーク」

2013年09月16日 | 2013年モモと北海道46日間6200km

A-全行程2882.6キロ

B-今日の走行距離104.3キロスタート 

スタート 7:00「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」紋別郡湧別町(ゆうべつ)

ゴール 16:20「網走流氷の丘ユースホステル」網走市字明治

明け方から雨 本州は台風18号 夜に北海道上陸予定 18℃~20℃ 

ガソリン 0

ユースホステルドミトリー(相部屋)3250+夕食1050+朝食630

 

 

モモが疲れてきた。

心配で気持ちが弾まない私。

網走に行ったら一番に

カーナビで獣医さんを探すことに決めていた。

健康診断をしてもらいたい。

 

 

あった。

どんどん登る団地の中

まるで絵に描いたような動物病院。

建物が新しく堂々としている。

駐車場も10台は入る。

いいぞ!きっと人気なんだ!

 

 

あらっ?

カーテンが閉まっているね~

今日は月曜日

何で!!!???

駐車場に居て電話をしてみるが中にひと気を感じない。

美容院のように第何月曜は休みなのかしら?

 

 

仕方がない

次!

 

 

わりと近くにあった。

電話をしたらさっぱりとした早口で「どうしたの?」と聞いてくれた。

「休みだけど診てあげるからいらっしゃい」

ありがたい

しかし網走の動物病院は月曜日が休みなのか?

 

 

 

坂道をどんどん降りて・・・

いったん国道に出て

又団地に入った所。

今度は古い団地

 

ありました(^o^)

「ペット病院オーク」

普通の家

手描きの看板が傾いている。

玄関先の溝のふたが何枚もずれている。

玄関先が散らばった感じ。

 

ポスターが目に入る。

「TPP断固阻止」

道路際に駐車したらウインドウの真横に日本共産党のポスター

 

 

丸刈りに近いヘビーショートヘアーの先生。

さっぱりとした物の言い方

しかしモモを観察する目はやさしく

私の説明を聞きながら意識を集中してイメージしていているのが分かった。 

 

明日60キロ内陸にある北見市の「アース動物病院」へ行く。

そこに良い先生がいるらしい。

モモの北海道記念に犬ドッグ(笑)をしてもらう。

 

「網走から紹介を受けたと言いなさい。

そこの先生は循環器を診るのが優秀だから。

今は心臓も肺もきれいな音よ。

高齢のラブは癌になる確率が高いから

まだ1ヶ月も旅をするのなら一度診てもらっても良いでしょう。」

 

是非!!!

エコーでもレントゲンでも血液検査でも

一度きちんと調べておきたかった。

そこの先生は

12才のモモを人間だったら70才だと言った。

 

「今日は祝日で休みだし、お金はいらないよ」と言われた。

診察室には鳥やうさぎや猫や犬たちがそれぞれゲージに入り

所狭しと「預かり」になっていて

二人のスタッフが忙しく働いている。

 

まるで茶の間のようなぐちゃっ!とした

温かい診察室だった。

帰ったらお礼状を書きます。

 

短い時間会っただけでも

人を好きになったり尊敬できるものなんですね。

 

心配だったが解決の道を見つけたので

今日は一番行きたかった「北海道立北方民族博物館」 だけ訪ねようと思った。

展示も上手かったし若い女性の解説員の知識が学者のようだった。

このジャンルでは大英博物館よりも内容が良い。

見ておくべきものを見に来たんだなあとしみじみ思った。

 

冒険家 植村直己さんの遺品

 

 

 

 

 

 

今夜は台風18号が北海道に上陸する。

朝から京都 滋賀 福井が大雨特別警報 

数十年に一度

これまでに経験したことのない大雨

新幹線も止まっていた。

 

 

朝のテレビで夕方北海道

特にオホーツクのこの辺りに来るのを知ったので

早めにユースホステルに入った。

お客は私一人

ドミトリー(相部屋)にひとり

 

ご飯はCDラジカセでクラシックを流してくれたが

かえってポツンとした。

裏で

ホストの家族が動く音はしきりにする。

 

 

明るく広々とした食堂を使わせてくれたのでブログがはかどります。

モモはひとり車の中。

寝る前に様子を見に行こう。

上下雨合羽に長靴

暴風ではないが傘はさせない。


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北海道9日目 2013/9/14(土) 9/1 付ブログの地図2 「鮭と狐」

2013年09月15日 | 2013年モモと北海道46日間6200km

 

A-全行程2657.5キロ
B-今日の走行距離135.1キロ
スタート 9:50「稚内ユースホステル」稚内市こまどり
ゴール 18:40「道の駅マリーンアイランド岡島」枝幸(えさし)郡枝幸町岡島
明け方雨のち晴れ 19℃~23℃
ガソリン 0




「稚内港北防波堤ドーム」を見た。
かつて栄えた樺太への連絡船の時代を経て
現在も宗谷海峡の荒波と強風から
港を守っている。
樺太は海の向こう
たった30キロ先だ。



稚内から同じく30キロ走ると宗谷岬。
日本最北端。

そのシンボルには人が多くて近付けない。
観光バスも次々に来る。

 

 


高台の公園に「望楼」があった。
この言葉を覚えようと思った。
明治8年に樺太がロシア領になるに従い
ここ宗谷周辺が国境になった。
これは旧日本海軍が建設した監視塔。
日露戦争と太平洋戦争に使われていた。

 

 


海の向こう
左右に広い樺太の島影が
うすぼんやり見える。

国境という重い言葉と
この土地の人々の歴史に気付く。








下の駐車場には

看板にいちいち日本最北端と書いてある
みやげ物屋 民宿 食堂が並んでいたが


たまには観光地で食べてみよう。

丘の上で
ほたてラーメンとほたて半カレーを注文。

 




 

 

 

 

いよいよオホーツクライン
鏡のように静かで大きい海
起伏にとんだ一本道 牧草地帯も走り抜ける。




すると・・・・
波打ち際数キロに渡り
釣り竿が何百本も並んでいる。

 

 



浜には自動車の隣にテント

     ?

見過ごす訳にはいかないぞ!!の気分よ(笑)





鮭が川をのぼる前に
淡水に体を慣らすために
波打ち際にやってくるのだそうだ。

近くに鮭の稚魚を放流した川がある。

なるほど~!



きれいな西陽の中でモモと写真を撮って遊んでいたら



採れた!
あらあ~いろいろショックもあったが
貴重な体験をさせていただきました。

 

 

 

 



おじさんは漁師ではなくて
採った鮭を自分の家で食べたり
近所に配ったりするのですって。
もう15日もここにいる。
鮭がたまったら
稚内の家に持ち帰ってまたくるんですって。

 




私は鮭の代わりに石を拾って出発(^o^)

 





遅くなった。
日が暮れる。
オホーツクラインで日が暮れると
真っ暗になるので
これだけは避けたかったのに


今日は昼寝もしたからね~と思いながら


急ぐ。






6時40分
真っ暗になって道の駅に到着。

ここは明るい駐車場だったので
広い芝生の辺りに駐車して
車内の荷物の入れ替えをしていたら・・・・



キツネが
まるで野良猫のように

足音もなく傍にいたのでびっくり!!

 

 

 

 



手に持っていた荷物箱の蓋で
追っ払ったが逃げない。


何度も寄ってきたり
芝生の中ほどで
いつまでも二匹でじゃれている。

そういえば
駐車場に響き渡る鳴き声がしていた。
あれがキツネの鳴き声なんだ!
キーンとケーンを混ぜたような高く響き渡る大きな声。

まさか道の駅に
キツネがいるとは思わなかった。






しまった!
モモがさっきシッコをした時に
茂みをクンクンしたよ。

老犬を
自然の動物が住む所に連れてきてはいけない
という意味が
今、本当にわかった。

モモのリスクを思い
今の状況で
モモにしてやれる最善は何かを考えている。

北海道は本州とは違うんだ。


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北海道8日目 2013/9/13(金) 9/1 ブログ地図2 「初めてのユースホステル」

2013年09月13日 | 2013年モモと北海道46日間6200km

A-全行程2522.3キロ
B-今日の走行距離89.8キロ
スタート 10:00「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」天塩郡天塩町
ゴール 16:30「稚内ユースホステル」稚内市こまどり
風が強くまぶしい曇り 23℃~25℃
ガソリン @160×27.06L=¥4330
稚内ユースホステル宿泊料 個室3990+夕食1000+朝ごはん500




ライダーさんは
昨日早く到着した人が
今朝一番に出発した。
最後の人も8時に出発した。



私も昔バイクに乗っていたので
エンジンをかけた時のガソリンの臭いが懐かしかった。

オートバイが8台と自転車が1台
自動車は私の他に1台

自転車の人は札幌から来ていて
宗谷岬に行ったら自転車をばらして電車で帰るのだそうだ。






 



風が強い。
洗濯物が何度も飛んだ。

この際だから車から荷物を出して整理した。
道の駅では出来ないことをいろいろやってみたい。



この味噌汁は長野の会社が作っている。
生のサトイモが入っていてすごく美味しい。
広島でも売っているのかしら~



いつかやってみたかった
お餅入りの味噌汁

いつかやってみたかった
薫り高い葉っぱの紅茶を入れた。

 


誰もいなくなったので
キャンプ場独り占め






 



何て素晴らしい眺め!
北海道に来てから
至る所で出会うこのプロペラが気になっていた。



 

 


このバイクの青年と写真の撮りっこをした。
「広島からですかあ。すみません近くて、僕は仙台からです」と明るい。




 


いよいよ北海道らしくなってきた。
ワクワクする。

 



「はまなす」は茄子の仲間か?
と思っていたがこんな可愛い花でした(*^。^*)

咲いた後でこの赤い実になり

ジャムにして売っていました




サロベツ原野は日本最北の湿地帯
ここは散歩したいと思ったけど
広すぎて~


美しい朽ち方だったが
冬のきびしさを想像すると
この土地をあきらめた人の気持ちが伝わった。

 



稚内に近付くと
利尻島の利尻富士が見えてくる。






 


来ました野寒布岬
左端に利尻富士が写りました。


利尻礼文遠望の岬・・・ノシャップ岬


この岬にはすごく広い自衛隊航空基地がある。
なるほど・・・正門前を通った時に日本を守っているという迫力を感た。













旅に出る前にユースの会員になった。
初のユースホステル体験

ドミトリーに泊まってみたかったけど
都合があるらしく
こんなきれいな個室になり
今はこれで良かったと思う。

ユースの無線ランで写真の整理と
ブログの文章を整える
というのを体験したかった。

無線ランが出来なくて
結局ここのおじさんに部屋まで来てもらった。



自分でご飯をよそいます。
結局お客は私ひとりで
高校生の下宿生が何人か住んでいるという事がわかった。

一緒にご飯を食べてくれた女の子は
礼文から来ている高校3年生。
高校生活はずっとここで暮らしている。
バレー部に入っていて
地区で一番強い。
札幌の美容師の専門学校に行くことがきまった。

「礼文の塩ウニを食べますか?」
と言って冷蔵庫から自分のタッパーを出してくれた。

楽しく話してくれてありがとう(*^_^*)


牛乳は飲み放題です。








夜中の2時半になった。
天気予報の通り
雨が降り始めた。
車のモモを想って寝ます。



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北海道7日目 2013/9/12(木) 9/1 ブログ地図9.5.3 「ペースが遅い!思いきり走る」

2013年09月12日 | 2013年モモと北海道46日間6200km



A-全行程2432.5キロ
B-今日の走行距離201.2キロ
スタート 6:30「厚田公園」石狩市厚田町
ゴール 14:30「天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場」天塩郡天塩町
明け方雨 19℃~23℃
ガソリン 0


日記がたまり
追いつけなくなった(笑)
それで書けなかった日を
いったん飛ばし
あとで差し込もうと思います。

携帯でブログを打つのに
3時間かかる。
夜は眠い
朝は出発したい
毎日書きたいことが沢山ある。

今日が何日か
旅に出て何日目か
わからなくなってきたので
日記は頑張りたい。




朝方
車をコンコンとする音

カラスだった。

明け方雨が降った。本降り。

起きると空は重く曇っていたので
目が楽だった。
この位がありがたい。



旅のペースが遅いとわかったので
今日は走ります!!
それで早朝に出発!




モモは老犬ながらも
頑張っています。
寄り添ってくれているので
何かにつけて
この子のお陰さまと思うことしきり(^-^)
今はいびきをかいています。

今日もアイスをいっしょに食べた。
今日はいちご味にしてみた。



北海道には
セイコーマートという
ローソンみたいな店がどこにでもある。
この会社が作った
牛乳モナカはバツグン。







モナカの山を数えたら9個あった。
アトリエで分けてみんなで食べたいなあ~






今日200キロを快走した。
やはり曇りだと身体が楽だ。

海は荒れていて次々と表情が変わる。
紺色 灰色 水色 緑 茶色
今日はいろんな色の海を見た。



函館に入って
追分ソーランライン
小樽を過ぎて雷電国道これまでは単調で眠かったが


昨日今日のオロロンラインは
町や林や丘陵地を抜け
海を見下ろしながら走ることも多く
ススキが原の向こうに海があったりして
いかにも(^o^)
北海道らしさが楽しかった。







道南を過ぎて道北に入ると空気が変わった。




途中
留萌(るもい)の道の駅にある
重要文化財「おびらニシン番屋」を見学した。

建物の大きく
堂々としたたたずまいにびっくり。







日本海側を走って
ニシンで儲けたという町はいくらでもあったが

勢いのある人々の働きで
ニシンで成り立ったという
時代を感じることが出来た。

明治28年以前の建物だそうだが中に入ると

仕事に対する考え方
その創りが素晴らしい。







キャンプ場に来た。
初めてのことが体験できて嬉しい。


車中泊は500円
全自動洗濯機は100円試しに洗濯してみた。
風が強いので私の洗濯物が
キャンプ場の物干しで踊っている。


夕方になると
オートバイの人たちが続々と到着する。


彼らはすぐにテントを張り
潜り込んでいる。
お互いに話をしない。
私はそばの人には
思いきり挨拶をした。

朝早いからだろう
みんな早寝。
ここは暗くて静か

一泊だったら道の駅の方が明るくて
トイレも近いから
自分には合っていると思った。


キャンプ場は洗濯をしたり
日除けシートを張ったり
椅子を出したり
堂々と火を使えるのが楽しい。

次の時は
連泊したくなるような所で
ゆっくりしてみたい。
そこで本を読んだり
絵を描いてみたい。

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8日目 2013/9/8(日) 9/1 付ブログ地図16.12 「町民プール」

2013年09月10日 | 2013年モモと北海道46日間6200km

A-全行程1946.4キロ
B-今日の走行距離141.1キロ
スタート 10:15道の駅「ルート229元和台」
ゴール 20:00道の駅「みなとま~れ寿都」
快晴 13℃~25℃
ガソリン 0




早朝に広島の人がかぼちゃの煮たのをくれて出発した。
この方は二週間で
北海道の中一周と
外ももうすぐ一周するらしい。
わたしが来た道を函館へ向かっている。


私もそろそろ自分のペースを決めたい。
モモが疲れないように時速60キロで走っている。


朝、洗面所で顔を洗っていたら
吠えるモモの声が
駐車場に響いた。
初めて吠えた。
犬が吠えると申し訳ない気持ちがする。

ご夫婦が近づいたのだそうだ。
「しっぽを振っていましたよ」
と言ってくださったので
ホッとした。


本日の写真は
このご主人と。
奥さんが撮ってくださっている。
モモは朝陽が眩しい顔です(^-^)


道の駅には
北海道一周を目的にした人が普通にいる。

自動車 バイク 自転車まではわかるけど
このご夫婦は歩いて一周しようとているからすごい。

北海道にある自宅から道の駅まで自動車で来て
今日は30キロ歩くのだそうだ。
公共バスでまた自動車まで戻り自宅に帰る。バスも楽しいという。
休みになるとこうして歩きながら
すでに北海道の十分の一を歩いたという。

私が苫小牧に着いたらこの「歩くご夫婦」はまた登場します(^o^)



北海道の形を旅するということは
常に左に海を見ながら毎日走り暮らすということ。
気温は25℃位だけど
日差しは強くて
日に焼けてしまった。
冬に顔と手がにしみだらけになりたくないので
パックを買った。


紫外線にも海にも疲れたなあ~
森に行きたい。
木陰で休みたい。




地図の12に寿都(すっと)町がある。
町民プールを見つけた!
350円で泳げるという。
閉館までまだ少しあるから急いで準備。
水着は持ってきている。
20分泳げた。


今日は目標のひとつを達成した。
他に
やってみたいことは森林散歩。
キャンプ場にも泊まりたい。
ユースホステルにも。
絵を描きたい。
一日中、本を読みたい。




とりあえず明日は大休憩にする。


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