4.フロントパネルの洗浄
リレー交換とエンコーダーの調整が終わって全体的に概ね動作し始めました。
受信感度も送信出力も定格値にほぼ届く状況になってきました。不安定な状況も原因はリレーの接触不良だったようで安定しました。
ツマミを全部外してフロントパネルも外していつもの通りマジックリンの水溶液に浸けて洗浄しました。見違えるほどきれいになりました。
5.PLL調整
セオリー通りPLL部の調整ですが、これは案外ズレが無くSeviceManualに従って各部調整完了。特に大きな問題はりません。
RFユニットのVCO電圧も調整してこれも問題なし。
6.受信周波数拡張
TS-670にはGC-10というゼネカバ受信のユニットがオプション設定されています。
今回のTS-670には残念ながらこれが実装されていません。ネットの情報とGC-10の回路図からダイオード1個で疑似的に拡張できることが分かったので早速実行しました。要はTS-670にGC-10が取り付けてあるように見せるのです。
赤丸のダイオードをTS-670本体側のコネクターに差し込んで追加しました。1S1588などでOK。
これで受信範囲が6.600MHz~7.999MHz、21.000MHz~29.999MHz、50.000MHz~53.999MHzに拡張されます。それ以外の周波数では周波数の表示は出ますが、ULが表示されてUNLOCKを表します。受信できません。
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