最近オークション出品時の質問を利用したり、何でも掲示板などで無線機の修理の依頼を頂くことが多くなりました。大変うれしいことではあるのですが、私は修理のプロではありません。
趣味の範疇でレストアを楽しんでいます。大変申し訳ありませんが、他人様の無線機をお預かりして修理はいたしません。
オークションで落札した不動品の無線機の修理をしていますが、100%成功しているわけではありません。修理中に壊してしまったり原因不明や部品が手に入らず修理できずに放置してある物も何台もあります。これは私自身の所有物だから許されることです。
他人様からお預かりして修理できなかったり壊してしまっても「ごめんなさい。壊しました。」では済みません。
プロであればそれをフォローする体制もあるでしょうが、その後ろ盾が無い以上他人様の無線機の修理はできません。
修理を依頼する立場から考えると壊れていたところが修理されて正常に動作するようになり、元の通りの状態に復活することを期待するのは当然です。
もし、修理中に新たな傷が増えてしまったり修理を依頼した以外の部分で修理後に不具合が発生してしまったら憤慨するのは当然です。
メーカーのサービスセンターのように修理することを本業としプロとして修理を行う体制があれば、それらのトラブルに対しても解決できる体制や技術力、財力などを持っています。
もし傷を付けてしまったのであればその部品を新品に交換することも可能です。また、最悪金銭で解決することも出来るでしょう。
したがって修理代も高価で部品の交換が無くても、または10円のコンデンサー1個を交換しても1万円以上の修理代がかかってしまうのです。もちろん人件費や管理費がかかっているのは当然です。
当方に修理を依頼いただいても趣味で修理をやっている私には依頼者の方の期待に100%応えることは不可能です。
修理がうまくいって完全復活できることも多いとは思いますが、100件に1件いや1000件に1件トラブルがあっても許されないのです。
事情をご理解いただきたいと思います。
ご意見等あれば是非お聞かせください。よろしくお願いいたします。
JH1LKJ
当方もTRー9030GとTR-9000を使用してフレンドとSSB送信しております 9030Gが周波数がオバケ表示になります。
メモリーでは記憶周波数で送信しています。
これからも、大変でしょうがレストアに頑張って下さい一ファンより。
私がオークションで購入するときのポイントは「傷が少なくて故障している物」です。
出来るだけ元から傷が少ない物を選んで落札しているつもりですが、なかなか難しいです。故障は直せば何とかなりますし、汚れは洗浄できれいにできます..でも傷は直すことができません。
オークションで出品されている時の写真も明らかに傷を隠して撮影して出品している場合も多く見受けます。届いてがっかりすることも多々あります。きれいにレストアするのも難しいです。
TR-9030Gの周波数表示がバケるとのこと・・・おそらくコントロールユニットのスルーホールの劣化か半田の劣化による導通不良だと思います。
何かのデバイスが不良になっているのではないでしょう。直すのはかなり手こずりますよ。是非トライしてみてください。
依頼する方は、治る期待しかも全機能が回復するかのような夢を込めるような傾向にあります。
修理作業の全てを知れば知るほど、メーカーが対応を終了した製品の修理環境がどれほど厳しいものであるかが解ります。
機能が回復するのは当たり前、他にも不具合が無いかの発見と回復、さらには当面の間は安心して使えることの保証など、修理という行為には多くの責任が含まれていますので、金銭の授受を伴う商売として実施する場合は管理人がおおせの通りの大きなバックボーンが必要です。
個人だけの能力に対して第三者が安易に作業を依頼することは相手を窮地に追う行為であることを認識し、自己責任で解決すべきです。
ご理解いただけありがたいです。
例えば「受信感度が低下した」ということでお預かりして修理調整したとします。その故障は修理できて依頼者にお返しし、1週間後に今度は「送信できない」という障害が出た場合、依頼者は当然「JH1LKJがいじったからおかしくなった」と思うのは当然の流れです。技術的には全く無関係の原因でパワーモジュールが壊れていたとしたらもう修理は不可能です。もし部品が手に入っても大変高額です。このようなリスクを負って修理を引き受けることは趣味の範疇では出来ません。
依頼した側も引き受けた私も嫌な思いを残すだけです。
その辺をご理解いただける方は少ないのです。
このブログも「自己責任で自分で修理される方の参考になれば」という思いで書いています。
点検・修理して頂けるでしょうか?リスクは古い機種ですので、覚悟の上です。
しかしながらココに記載の通り、無線機をお預かりして修理はいたしません。
大変残念ですが、事情を是非ともご理解ください。よろしくお願いいたします。
無線機はJST-245Dで症状は SWいれて 2.3秒は
いいのですが その後デタラメな表示で その後は くらくなって 周波数 MODEも 読めなくなります このような
修理は可能でしょうか? なおすと幾らぐらいの費用になるか
おしらせください
恐れ入りますが、本ページをご一読ください。
事情ご理解いただき、お許しください。
私も古い機械が大好きでいろいろ持っています。
本日TS-690の久しぶりに電源を入れたところAFが小さくC104の不具合でした。交換してAFはOKとなりましたが、受信がAGCが中途半端にかかった状態で送受信を切り替えるとAGCの時定数がすごく長くなっている感じです。
もしアドバイス等あれはよろしくお願いします。
TS-690の修理経験があまりありませんので、適切なアドバイスができませんが、IFユニットのQ36がAGC_AMPです。まずはその周りの電圧チェックでしょうか?ただ、IF_AMP、RF_AMPにかかるAGC回路はインピーダンスが大変高いので通常のアナログテスターでは見られないと思います。内部抵抗の高い電圧計で測る必要があると思います。