1970年代の往年の50MHzオールモード機を並べてみました。当時のアマチュア無線機の3大メーカー(八重洲無線・トリオ・ICOM)のライバル機を並べられるなんてそのころには夢のような話です。
SSGを繋いで受信感度比べですが似たようなもののようです。一番景気よくSメーターが振れたのはFT-620Bでした。私には実際にアンテナを繋いで聞きやすいのはTS-600です。
IC-551はVF0がアナログではなく100Hzステップで変化するのでSSBを受信するとき、ちょっと違和感がありますね。当時もそのような試用記が雑誌に載っていた記憶があります。重量がIC-551が断然軽いので移動にはこれが一番適しているのでは?
TS-600はとにかく重い。一番作りがしっかりしていてお金がかかっていそうなのはTS-600です。
FT-620Bが回路も含めて一番作りがアマチュア的な感じがします。
メインダイヤルを回した感じが3台とも全く違います。FT-620はちょっとフニャフニャした感じ。もちろんギアダイヤルなんですが、なんだか糸かけダイヤルを回しているような・・・・。TS-600はゴリゴリした感じのギアダイヤルが違和感あり。これが嫌で購入しなかった人もいたようです。IC-551のダイヤルが一番気持ちよくまわります。ロータリーエンコーダーのスリット円盤を回しているだけなのでこんな感じにできたんでしょう。もう少しフライホイールの重量があったほうが使いやすかったかもしれません。
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