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Amature radio のたのしみ。古い無線機のレストアを中心にアマチュア無線やそのほかの話題も。

FT-220 レストア その3

2011-02-27 22:19:17 | FT-220

完了と思っていたら新たに不具合が発覚しました。

 

5.受信から送信に切り替えると周波数が3KHzほど下がる

受信から送信に切り替えて周波数が3KHzほど下がり、その後受信に切り替えると元の周波数に戻って来ます。

周波数が変動しているのはVFOであることはすぐに判明しました。通常VFOの周波数が変動する原因は電源電圧変動、負荷変動、温度変化などが考えられます。温度変化はこの場合考えられないので、まず電源電圧を確認しましたが、変動は0.12Vでそれほど大きな変動ではありませんでした。

CLARIFIERをONにして送受信の周波数差を0にしておくと送信受信を切り替えても変動しません。CLARIFIERがOFFの時にこの現象が出ることが分かりました。

結論はCLARIFIERのスイッチのBREAK側接点が接触不良を起こしているのが原因でした。

スイッチの回路をランプ点灯のための接点と入れ替えて復旧できました。

Switch 800_img_2250

 

6.送信時の音声が震える

送信時の音声がバイブレーターのように声が震える障害もあることが分かりました。良く聞いてみると受信時の音も震えている感じがします。CWの受信音もきれいなビート音ではなく、濁った音がしています。

送受共通の障害なのでローカル発振部、フィルターあたりが怪しいです。

無線通信機に詳しいON氏とチャットでこの話をしているうちに、「電源部では?」と思いAC電源からDC12V電源に変更したところピタリとこの現象が止まりました。電源部に問題があるようです。

電解コンデンサーの容量抜け?? これから電源を調べることにします。

800_img_2255_2 ←電源部


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