3.BPFユニットのリレー交換
VCOの修復がうまくいったのでこのTS-670も部品取りに降格せずにレストア可能と判断してレストアを先に進めることにしました。
BPFユニットのリレーの状態を確認するとやはり接触不良を起こしているリレーが複数あります。
ダメなリレーだけ交換しようかとも思いましたが、結局全数10個全部交換しました。
リレーは前回レストアしたTS-670 #1では密閉型を使いましたが、1個500円はやはり高価なのでオリジナルと同じ開放型のリレー(MATSUSHITA DS1-M DC12V)を1個150円で入手してこれを使いました。
もちろんこれでBPFユニットの接触不良はすべて解消しました。
4.電源コネクター交換
リアパネルを分解したついでに破損していた電源コネクターを交換しました。
5.受信周波数範囲拡張
TS-670 #1の時にもやりましたが、これもオプションのゼネカバユニット(GC-10)が実装されていないのでセミゼネカバを実施しました。
回路図上での改造ポイントはTS-670 #1で書きましたので実際の改造状況を写真で示します。
ダイオード(1S1588など)をゼネカバユニットを接続する2Pのコネクターに差し込みます。
ムラサキの線の側がアノード、ネズミの線の側がカソードです。
上からテープを巻いて抜けないように、またケースに接触しないようします。
受信周波数範囲は6.6000MHz~7.9999MHz、21.0000MHz~29.9999MHz、50.0000~53.9999MHzになります。
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