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あれこれ備忘録

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元記事がすぐに削除されるケースも多いですからね。

漁業補償訴訟、次回結審へ/上関原発

2005年07月15日 11時17分36秒 | 漁業[Other News]
 中国電力(本社・広島市)の上関原発建設計画に絡む漁業補償契約をめぐり、地元の上関町の祝島漁協と組合員が、契約を結んだ第107号共同漁業権管理委員会と中電を相手取り、契約の無効確認を求めた訴訟の口頭弁論が13日、地裁岩国支部(和久田斉裁判長)であった。原告、被告双方の主張がほぼ出そろい、次回の9月29日に結審する見通しとなった。

 裁判での争点は、同委員会に①補償契約を結ぶ権利があるのか無いのか②知事の許可を得て漁をする「許可漁業者」に代わって補償契約できるのか、になっている。

 原告は「祝島漁協が同意していない契約は無効。許可漁業者の承認も得ていない」と主張。それに対し、被告は「慣行に従って適正に手続きを進め、許可漁業を含めた包括的な契約を結んだ」と訴えている。

 中電は00年4月、原発建設に伴う埋め立てで漁場の一部を失う四代、上関両漁協と周辺8漁協による管理委員会との間に125億5千万円の補償契約を締結。すでに半額を支払っている。祝島漁協は補償金の受け取りを拒否、同6月に提訴した。

朝日新聞 2005年7月14日

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海と生きる仕事~漁師になるには

2005年07月11日 19時48分47秒 | 漁業[Other News]
梅雨のじめじめとした暑さの中で、海に出かけるのが待ち遠しくてたまらない人も多いことでしょう。カラッと晴れた空の青さと海の青さに包まれる開放感は、日常のストレスを全て吹き飛ばしてくれます。

さて、そんな海の上で、天候さえ良ければ毎日のように過ごしている職業といえば、やはり「漁師」さんですよね。沖縄方言で「海人(うみんちゅ)」と呼ばれるとおり、まさに海と共に生きる人。
大海原へ颯爽と船を駆る勇姿、釣り上げた魚を船上で刺身にして乾杯する姿などをTVで見ると「うらやましい!」と思います。しかしその反面、肉体的にハードというイメージがつきまとうのも事実。憧れてはみても、実際に仕事にするとなると、二の足を踏んでしまうのは無理もありません。

そこで今回は、漁師の仕事の種類や実態を知るところから、就職する方法まで、「漁師になるには」のステップをご紹介します。


漁業の種類を知ろう
漁業を大まかに分類すると、以下のようなものがあります。

●沿岸漁業(沿海漁業)
陸地近くの水域で行われる漁業。10トン以下の船で日帰りの漁をする小型漁船漁業、定置網漁業のほか、浅海養殖業も含む。漁業従事者の約85%を占める。

●沖合漁業(近海漁業)
沖合で行われる漁業。沿岸漁業と遠洋漁業の中間規模のもので、
近海で数日かけて操業する。沖合底引き網漁業・サンマ棒受け網漁業など。

●遠洋漁業
外洋、または遠隔海域で行われる漁業。赤道水域やインド洋・大西洋でのマグロ漁業、アフリカ沖のトロール漁業など。1年以上にわたって行われる。

このほか、「一本釣り」「刺し網」「養殖」など、漁法によって、仕事内容や勤務形態は大きく異なります。もちろん、生活のペース、収入、必要な体力も……。
まずは、どんな漁の種類があるのかを知り、どんな漁に携わりたいのか、どんな漁なら自分にもできそうなのかを考えるところから始めましょう。

(社)大日本水産会が運営する全国漁業就業者確保育成センターのホームページでは、漁業についての様々な情報が得られます。

また、7月23日(土)に大阪で、7月30日(日)には東京で、同センター主催の「漁業就業支援フェア」が開催されますので、のぞいてみてはいかがでしょうか。


漁場と居住地に目星をつけ、漁を体験しよう
就きたい漁法が決まったら、次は漁場と住みたい土地に目星をつけます。沖合・遠洋漁業では、主要な基地だけでも約40港あり、沿岸漁業は全国に約1600の漁業協同組合が組織されています。
港の規模は大小さまざまで、都市に近かったり、田舎の漁村だったりと、周辺の環境も大きく異なります。生活の場として納得できる土地を選びましょう。

各都道府県や地域の漁業従事者育成センターでは、地元漁協と提携して、体験漁業の教室や研修生の募集を行うことがあります。先に紹介した全国漁業就業者確保育成センターに問い合わせれば、情報を入手できます。海釣りが趣味で、船に乗ったり、魚を扱うのに慣れていても、仕事で通用するとは限りません。体験・研修の機会を利用して、自分の適性を見直してみるといいでしょう。

就職先を探そう
漁業は、資格や許可も必要であるため、いきなり独立開業することはできません。まずは水産業を経営する企業に就職するか、個人の船主に弟子入りし、技術を習得するところからのスタートになります。

漁業体験先の船主にそのまま採用されるケースもありますが、そこに求人がない場合もあります。求人情報を入手するなら、やはり全国漁業就業者確保育成センター(要するに、ここで全ての情報が手に入るわけですね)にアクセスするのが早道。ホームページで求人情報を閲覧することもできます。
希望に合う求人がすぐに見つからなくても、求人が出やすい時期や希望地域の求人動向がわかるので、ぜひ活用してください。

このほか、(財)日本船員福利雇用促進センターが運営する「船員求人情報ネット」でも、漁業関連の求人情報が公開されています。

希望する地域の求人情報が見つからない場合は、船主に直接交渉するのも手。「漁師になりたい」という熱意と、厳しい作業に耐える気構えをアピールすれば、受け入れられるかもしれません。


技術・資格を取得しよう
選考をクリアして、就職が決まったら、いよいよ漁師としての仕事を開始。漁業技術の習得はもちろん、船舶免許や漁業無線など、資格取得に向けての勉強も必要です。自治体によっては、受験のための研修会や取得費用の補助を行っている場合もあります。


実績を積んだ後、独立するなら
先にも挙げたとおり、まずは就職して実績を積む必要があります。その後、独立するには、船舶免許や漁業権の取得、漁業協同組合への加入などが条件となります。
組合員になるには、地域に定住していること、その地域で年間90~120日間以上の漁を行った実績、漁協の理事会などの承認などが必要。つまり、移住先の環境に不満があっても、一度決めたら簡単には移転できないということですね。だからこそ、最初の段階で、慎重に地域を選ぶ必要があるといえそうです。

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好きな海を仕事場にできるというだけでなく、日本の食卓においしい魚を届けるという点でも、やりがいを感じられる仕事なのではないでしょうか。
少しでも興味があれば、まずは調べることから始めてみませんか。

All About 2005年7月11日

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「海難救助任せて」/漁業関係者が訓練の成果披露、由利本荘市

2005年07月11日 19時19分41秒 | 漁業[Other News]
 第40回海難救助訓練大会が9日、由利本荘市北裏地の子吉川河川敷で開かれた。県内9つの主要漁港の救難所に所属する漁業関係者ら340人が参加し、日ごろの訓練の成果を披露した。

 NPO法人・県水難救済会(会長・佐藤一誠男鹿市長)の主催。海難事故で救助活動に当たる漁師らの救助技術の向上と海難事故防止呼び掛けを目的に、毎年各救難所の持ち回りで開いている。

 種目は救命索発射器操法、もやい綱投てき、ゴムボート操法、心肺蘇生(そせい)法の4種。このうち救命索発射器操法では、火薬を装てんしたライフル型の発射器を使い、川に浮かべた100メートル先の目標めがけてロープを飛ばした。救助員らは号令に沿ってきびきびと発射器を操作。ロープの先端が目標をとらえると、「よし、行った」「うまい」と歓声が起こった。

秋田魁新報 2005年7月10日

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琵琶湖を泣かすな

2005年07月11日 19時15分28秒 | 漁業[Other News]
 1日「琵琶湖の日」、守山漁業協同組合や守山湖岸振興会など約80人が参加して「びわこ(漁場)をきれいにする運動」を実施した。

 日ごろ琵琶湖の恵みを身近に受ける参加者らは、雨の中漁協付近の湖岸などを清掃。パッカー車3台、約3tの空き缶やトレー、タイヤなどを回収した。守山漁協の永尾一夫組合長は「今も空き缶のポイ捨てなどがあり掃きだめのよう。琵琶湖が泣いていると思う、もっとみんなの協力が必要」と話していた。

 漁港では来月6日にタライ舟競争や鮎のつかみ取りなど、恒例の「漁港まつり」を開催。前日の5日には湖上事故犠牲者の慰霊祭を営み湖上の安全を祈る。

守山市民新聞 2005年7月10日

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貴重な魚が“お引越し”/湯沢市の雄物川災害復旧現場

2005年07月11日 19時14分12秒 | 漁業[Other News]
 湯沢市小野の雄物川で行われている災害復旧工事現場で9日、魚を安全な場所に移動させる「さかな引っ越し大作戦」が行われた。雄勝漁協(菊地勇組合長)と国交省湯沢河川国道事務所(伊藤和久所長)が連携。絶滅の危険性が高いとして環境省が絶滅危惧(きぐ)類に分類しているアカザのほか、エゾウグイやスナヤツメなど県版レッドデータブックで絶滅の恐れがあるとされている貴重な魚を多数捕獲、上流に放流した。

 場所は支流・役内川との合流地点から1キロほど下流の岩館橋付近。昨年7月の豪雨で被害が出たため、同事務所が約420メートルにわたり、川の流れを是正しながら護岸工事を行っている。

 この日は同漁協、同事務所に県水産振興センター、県内水面漁業協同組合連合会などの関係者、秋田市や福島、東京などからのボランティアも加え、計約100人が参加。2時間ほどかけ、魚を網に追い込むなどして捕獲した。

 同センターの杉山秀樹内水面利用部長は「雄物川が北限とされるアカザや、30センチクラスのエゾウグイ、スナヤツメ、シマドジョウ、カジカ、ウグイなどが捕獲できた。また、海から上ってきたオオヨシノボリも見つかった。雄物川の自然があまりにも豊かで驚いている」と話していた。

秋田魁新報 2005年7月10日

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漁協合併問題:漁協支援予算案、条件付けて承認--県議会農水委 /山口

2005年07月08日 18時47分59秒 | 漁業[Other News]
 県内漁協の合併問題で、県議会の農林水産委員会は6日、最大32億円の財政支援を行う予算案について「支援は今回が最後」と強調した上で全会一致で承認した。8日の本会議で可決される見通し。

 同委員会では、支援金のうち県が漁協側に貸し付ける25億円の返還方法が説明され、農林中金からの約200億円の融資を原資に国債を運用し、その利ざやによって10年間で償還する枠組みが示された。安光弘治水産部長は「(農林中金と)契約を結ぶなどして、債権保全がきちんと図られるようにしたい」と理解を求めた。委員からは貸付金について「返済は確実に実行されるのか」などの質問が出された。

 同委員会は、経営健全化計画の着実な実行など5項目を要請し、県の当初予算編成時に漁協側の要請の達成状況を県議会に報告するよう、県側に求めた。

毎日新聞 2005年7月7日

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漁協合併問題:県漁連幹部が財政支援で要請--県議会農水委 /山口

2005年07月08日 18時36分06秒 | 漁業[Other News]
 県内沿岸漁協の合併問題で、県漁連幹部は5日、県議会の農林水産委員会で合併後の経営健全化計画を説明し、財政支援への後押しを要請した。

 県漁協設立委の田中傳委員長ら5人が出席した。県は合併漁協(39漁協)の発足に必要な計107億円余のうち、最大で32億円(25億円は貸し付け)を将来支援する方針を決め、6月議会で承認を求めている。

 田中委員長らは店舗の統廃合や役員・職員の削減など経費節減策について説明した。小河啓祐・農水委副委員長が「(過去の)漁協の経営責任は」とただすと、田中委員長は「申し訳ありません。漁協は今、生死の分かれ目にある」と理解を求めた。

 県内58漁協のうち、39漁協は8月1日に先行合併する。床波、王喜の2漁協を含む数漁協が11月にも合流する見通し。

毎日新聞 2005年7月6日

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下関の王喜漁協 合併参加へ

2005年07月05日 13時36分28秒 | 漁業[Other News]
 県内39漁協でつくる県漁協設立委員会は2日、合併不参加としていた王喜漁協(下関市)が合併参加を決めたと発表した。8月1日予定の合併は39漁協で目指すため、同漁協は11月予定の2次合併に加わるという。

 王喜漁協は1日に臨時総会を開き、正組合員113人のうち79人が出席。議長を除き、賛成64、反対14で合併参加を議決した。2次合併には床波漁協(宇部市)も参加を決めている。

朝日新聞2005年7月5日

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JFしまね:21漁協を統合、“全国最大”規模へ--松江で合併仮契約調印式 /島根

2005年07月05日 10時51分21秒 | 漁業[Other News]
 県漁連と県内の21漁協などを統合する「漁業協同組合JFしまね」の合併仮契約調印式がこのほど、松江市内のホテルであった。来年1月1日に正式発足する。実現すれば、組合員数約1万3000人の全国最大規模の漁協となる。

 調印式には、松浦正敬松江市長、景山俊太郎参議院議員らが出席。あいさつで岸宏県漁連会長が「市町村合併など、社会環境は大きく変化している。21世紀の漁業に向け、この日を迎えられたことをうれしく思う」と述べた後、澄田信義知事や岸会長の立ち会いのもと、21漁協の組合長が仮契約の調印に臨んだ。

 新しく発足する組合では、合併効果を生かし、組合員の所得向上や事業の効率化などに取り組むという。

毎日新聞 2005年7月4日

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香南漁協が発足 4組合が合併、吉川村に本所

2005年07月05日 10時40分49秒 | 漁業[Other News]
 合併協議を進めてきた南国市と香美郡赤岡町、吉川村の4漁協が合併し「香南漁協」(志磨村公夫組合長)が発足。2日に吉川村の本所で開所式が行われ、新漁協の船出を祝った。

 香南漁協をめぐっては昨年秋、香美郡と南国市の6漁協で合併協議を開始。今年2月末、合併仮契約書に調印した。しかし、手結(夜須町)と岸本(香我美町)漁協が3月に合併を否決し離脱。残る久枝、香西(以上南国市)と赤岡町、吉川村の4漁協で新組合の設立準備を進め、今月1日付で合併した。県内の漁協合併は、昨年4月に室戸岬東漁協が発足して以来。

 新漁協は出資金4800万円、組合員(準組合員含む)368人、漁船213隻、年間市場取扱額1億8100万円。本所は吉川村吉原の旧吉川村漁協に置き、旧赤岡町漁協は支所、旧久枝漁協は出張所となる。

 開所式には役職員のほか、県漁連や3市町村の関係者ら約40人が出席。神事の後、志磨村組合長と西村一彦専務が「香南漁業協同組合」の真新しい看板を玄関に掲げた。

 志磨村組合長は「財務基盤強化へ体力のあるうちに合併し、組合員の負託に応えられる漁協にしようと協議を重ね、ようやくこの日を迎えた。漁協の発展と組合員の生活向上のため、役職員一丸となって取り組む」と抱負を述べた。

高知新聞2005年7月3日

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