No.41 ダビデ（１６）：勇士の頭

アドラムの洞窟に潜んでいたダビデのもとに集まった荒くれ者どもは、
ダビデと共に放浪の旅を続けた。その数六百人。
苦難を共にするうち、彼らには、いつしか強力な連帯感が生じていた。
後にダビデの重臣になる者たちは、この野武士集団から出た。

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ダビデの勇士の頭は次のとおりである。
彼らはダビデの統治に協力し、イスラエルのすべての人々と共に、
主がイスラエルに告げられたとおり、
ダビデが王となるように尽力した。
ダビデの勇士たちの名簿は次のとおりである。
歴代誌上１１：１０－１１
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上記の聖句の後に、
ヤショブアム、エルアザル、アブシャイ、べナヤという勇士の名が
その驚異的な武勲と共に登場する。

それに続いて、５０人程の勇士らの名が次々に紹介される。
いずれもダビデが荒れ野にいた時代に馳せ参じた者たちである。

彼らの名はこうして聖書の中に特別に記載され、
３０００年経った今も「ダビデの勇士」として全世界に伝えられている。

彼らの選択は間違っていなかった。

このような猛者に囲まれたダビデは、大いに勇気づけられ、力を発揮し始める。

中でもダビデを力づけたのは、「三勇士」であった。（詳しくは次回）

あなたの周りには、「勇士」がいるだろうか。
名前を列挙することができるだろうか。
彼らはどのような武勲をあげているだろうか。

もし、「そんなものはおらん。」と嘆いているなら、
なぜダビデのもとにはそれほど人材が集まってきたのか、
よく考えてみていただきたい。