寝ている間夢を見ることがあなたにもあるだろう。
最近見た夢を覚えているだろうか?
その夢には何か意味があるのかもしれない。
バビロニアの王ネブカドネツァルはある晩奇妙な夢を見た。
彼が見た夢は、不思議な像と石の夢だった。
その像は、頭が金、胸と腕が銀、腹と腿が青銅、
すねが鉄、足は一部が鉄、一部が陶土でできていた。
ある石がどこからともなく現れ、その像の足の部分を砕くと像は跡形もなくなり、
やがて石は大きな山となり全地に広がった。
ダニエルは王の見た夢を見事に解き明かすことができた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
これが王様の御覧になった夢です。さて、その解釈をいたしましょう。
王様、あなたはすべての王の王です。
天の神はあなたに、国と権威と威力と威光を授け、人間も野の獣も空の鳥も、
どこに住んでいようとみなあなたの手にゆだね、
このすべてを治めさせられました。
すなわち、あなたがその金の頭なのです。
あなたのあとに他の国が興りますが、これはあなたに劣るもの。
その次に興る第三の国は青銅で、全地を支配します。
第四の国は鉄のように強い。
鉄はすべてを打ち砕きますが、あらゆるものを破壊する鉄のように、
この国は破壊を重ねます。
足と足指は一部が陶工の用いる陶土、一部が鉄であるのを御覧になりましたが、
そのようにこの国は分裂しています。
鉄が柔らかい陶土と混じっているのを御覧になったように、
この国には鉄の強さもあります。
足指は一部が鉄、一部が陶土です。
すなわち、この国には強い部分もあれば、もろい部分もあるのです。
また、鉄が柔らかい陶土と混じり合っているのを御覧になったように、
人々は婚姻によって混じり合います。
しかし、鉄が陶土と溶け合うことがないように、ひとつになることはありません。
この王たちの時代に、天の神は一つの国を興されます。
この国は永遠に滅びることなく、その主権は他の民の手に渡ることなく、
すべての国を打ち滅ぼし、永遠に続きます。
山から人手によらず切り出された石が、
鉄、青銅、陶土、銀、金を打つのを御覧になりましたが、
それによって、偉大な神は引き続き起こることを王様にお知らせになったのです。
この夢は確かであり、解釈もまちがいございません。」
これを聞いたネブカドネツァルはひれ伏してダニエルを拝し、
献げ物と香を彼に供えさせた。
王はダニエルに言った。
「あなたがこの秘密を明かすことができたからには、あなたたちの神はまことに
神々の神、すべての王の主、秘密を明かす方にちがいない。」
ダニエル2:36-47
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ネブカドネツァルは夢により、その後の世界の動きを知らされたのだ。
すなわちそれはネブカドネツァル以降の覇権国の移り変わりだった。
金はネブカドネツァルが治めるバビロニア帝国。
銀はペルシャ帝国。
青銅はアレキサンダー大王のギリシャ帝国。
そして鉄はローマ帝国である。
ローマ帝国は次々と周辺国家を征服し版図を広げた多民族国家だったが、
属州での反乱が後を絶たなかった。
この夢とその解釈が真実であることは歴史が如実に物語っている。
この夢には、鉄の時代、つまりローマ帝国の時代に
一つの国が興ると示されている。
その国は、夢に登場する他の国々と違い、永遠に滅びることがないという。
はたしてその国とは?
新約聖書はローマ帝国の時代が舞台だ。
ネブカドネツァルの時代にその後600年に及ぶ世界の動きが予告された。
神には計画がある。
そして時に夢によって人に働きかける。
最近見た夢を覚えているだろうか?
その夢には何か意味があるのかもしれない。
バビロニアの王ネブカドネツァルはある晩奇妙な夢を見た。
彼が見た夢は、不思議な像と石の夢だった。
その像は、頭が金、胸と腕が銀、腹と腿が青銅、
すねが鉄、足は一部が鉄、一部が陶土でできていた。
ある石がどこからともなく現れ、その像の足の部分を砕くと像は跡形もなくなり、
やがて石は大きな山となり全地に広がった。
ダニエルは王の見た夢を見事に解き明かすことができた。
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これが王様の御覧になった夢です。さて、その解釈をいたしましょう。
王様、あなたはすべての王の王です。
天の神はあなたに、国と権威と威力と威光を授け、人間も野の獣も空の鳥も、
どこに住んでいようとみなあなたの手にゆだね、
このすべてを治めさせられました。
すなわち、あなたがその金の頭なのです。
あなたのあとに他の国が興りますが、これはあなたに劣るもの。
その次に興る第三の国は青銅で、全地を支配します。
第四の国は鉄のように強い。
鉄はすべてを打ち砕きますが、あらゆるものを破壊する鉄のように、
この国は破壊を重ねます。
足と足指は一部が陶工の用いる陶土、一部が鉄であるのを御覧になりましたが、
そのようにこの国は分裂しています。
鉄が柔らかい陶土と混じっているのを御覧になったように、
この国には鉄の強さもあります。
足指は一部が鉄、一部が陶土です。
すなわち、この国には強い部分もあれば、もろい部分もあるのです。
また、鉄が柔らかい陶土と混じり合っているのを御覧になったように、
人々は婚姻によって混じり合います。
しかし、鉄が陶土と溶け合うことがないように、ひとつになることはありません。
この王たちの時代に、天の神は一つの国を興されます。
この国は永遠に滅びることなく、その主権は他の民の手に渡ることなく、
すべての国を打ち滅ぼし、永遠に続きます。
山から人手によらず切り出された石が、
鉄、青銅、陶土、銀、金を打つのを御覧になりましたが、
それによって、偉大な神は引き続き起こることを王様にお知らせになったのです。
この夢は確かであり、解釈もまちがいございません。」
これを聞いたネブカドネツァルはひれ伏してダニエルを拝し、
献げ物と香を彼に供えさせた。
王はダニエルに言った。
「あなたがこの秘密を明かすことができたからには、あなたたちの神はまことに
神々の神、すべての王の主、秘密を明かす方にちがいない。」
ダニエル2:36-47
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ネブカドネツァルは夢により、その後の世界の動きを知らされたのだ。
すなわちそれはネブカドネツァル以降の覇権国の移り変わりだった。
金はネブカドネツァルが治めるバビロニア帝国。
銀はペルシャ帝国。
青銅はアレキサンダー大王のギリシャ帝国。
そして鉄はローマ帝国である。
ローマ帝国は次々と周辺国家を征服し版図を広げた多民族国家だったが、
属州での反乱が後を絶たなかった。
この夢とその解釈が真実であることは歴史が如実に物語っている。
この夢には、鉄の時代、つまりローマ帝国の時代に
一つの国が興ると示されている。
その国は、夢に登場する他の国々と違い、永遠に滅びることがないという。
はたしてその国とは?
新約聖書はローマ帝国の時代が舞台だ。
ネブカドネツァルの時代にその後600年に及ぶ世界の動きが予告された。
神には計画がある。
そして時に夢によって人に働きかける。