不動の強い意志は偉大なリーダーに不可欠の要素だ。
ダニエルにはそれがあった。
前回のブログで紹介したとおり、ダニエルの失脚を企てる政敵たちは、
ダニエルの仕事ぶりに何一つ落ち度を見出すことができなかった。
ダニエルを訴える口実を捜す彼らの結論はこうだった。
「ダニエルを陥れるには、その信じている神の法に関してなんらかの
言いがかりをつけるほかはあるまい」(ダニエル6:6)
ダニエルの信仰に言いがかりをつけて彼を抹殺しようとしたのだ。
彼らは王に勅令の発布を迫った。それは、
「向こう三十日間、王様を差し置いて他の人間や神に願い事をする者は、
だれであれ獅子の洞窟に投げ込まれる」
という内容であった。
神への祈りが三十日間禁止されたのだ。
禁令を破る者には厳しい罰則が用意されていた。
王が禁令に署名したことを知ったダニエルはどのような行動にでたのだろうか?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ダニエルは王が禁令に署名したことを知っていたが、
家に帰るといつものとおり二階の部屋に上がり、
エルサレムに向かって開かれた窓際にひざまずき、
日に三度の祈りと賛美を自分の神にささげた。
ダニエル6:11
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ダニエルは禁令が発布されたのにもかかわらず、
日課である日に三度の祈りを止めなかった。
政敵らはダニエルの行為を王に訴えた。
ダニエルを寵愛する王であったが、不本意ながらも彼を逮捕せざるを得なかった。
ダニエルは罰則通り獅子の洞窟に投げ込まれることになった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一つの石が洞窟の入り口に置かれ、王は自分の印と貴族たちの印で封をし、
ダニエルに対する処置に変更がないようにした。
王は宮殿に帰ったが、その夜は食を断ち、側女も近寄らせず、眠れずに過ごし、
夜が明けるやいなや、急いで獅子の洞窟へ行った。
洞窟に近づくと、王は不安に満ちた声をあげて、ダニエルに呼びかけた。
「ダニエル、ダニエル、生ける神の僕よ、お前がいつも拝んでいる神は、
獅子からお前を救い出す力があったか。」
ダニエルは王に答えた。
「王様がとこしえまでも生き永らえられますように。
神様が天使を送って獅子の口を閉ざしてくださいましたので、
わたしはなんの危害も受けませんでした。
神様に対するわたしの無実が認められたのです。
そして王様、あなたさまに対しても、背いたことはございません。」
王はたいそう喜んで、ダニエルを洞窟から引き出すように命じた。
ダニエルは引き出されたが、その身に何の害も受けていなかった。
神を信頼していたからである。
王は命令を下して、ダニエルを陥れようとした者たちを引き出させ、
妻子もろとも獅子の洞窟に投げ込ませた。穴の底にも達しないうちに、
獅子は彼らに飛びかかり、骨までもかみ砕いた。
ダニエル 6:18-25
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一晩獅子の洞窟で過ごしたダニエルであったが、
不思議なことに無傷で朝を迎えた。
安堵した王は、ダニエルを陥れようとした者たちを逮捕し、
獅子の洞窟に投げ込ませた。
彼らは獅子によって噛み殺された。
自分の大切にしているものを妥協せずに守り通したダニエル。
皆さんが大事にしていることは何だろう?
周囲の圧力があっても信念に妥協せず、それを守り通すことができるだろうか?
ダニエルにはそれがあった。
前回のブログで紹介したとおり、ダニエルの失脚を企てる政敵たちは、
ダニエルの仕事ぶりに何一つ落ち度を見出すことができなかった。
ダニエルを訴える口実を捜す彼らの結論はこうだった。
「ダニエルを陥れるには、その信じている神の法に関してなんらかの
言いがかりをつけるほかはあるまい」(ダニエル6:6)
ダニエルの信仰に言いがかりをつけて彼を抹殺しようとしたのだ。
彼らは王に勅令の発布を迫った。それは、
「向こう三十日間、王様を差し置いて他の人間や神に願い事をする者は、
だれであれ獅子の洞窟に投げ込まれる」
という内容であった。
神への祈りが三十日間禁止されたのだ。
禁令を破る者には厳しい罰則が用意されていた。
王が禁令に署名したことを知ったダニエルはどのような行動にでたのだろうか?
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ダニエルは王が禁令に署名したことを知っていたが、
家に帰るといつものとおり二階の部屋に上がり、
エルサレムに向かって開かれた窓際にひざまずき、
日に三度の祈りと賛美を自分の神にささげた。
ダニエル6:11
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ダニエルは禁令が発布されたのにもかかわらず、
日課である日に三度の祈りを止めなかった。
政敵らはダニエルの行為を王に訴えた。
ダニエルを寵愛する王であったが、不本意ながらも彼を逮捕せざるを得なかった。
ダニエルは罰則通り獅子の洞窟に投げ込まれることになった。
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一つの石が洞窟の入り口に置かれ、王は自分の印と貴族たちの印で封をし、
ダニエルに対する処置に変更がないようにした。
王は宮殿に帰ったが、その夜は食を断ち、側女も近寄らせず、眠れずに過ごし、
夜が明けるやいなや、急いで獅子の洞窟へ行った。
洞窟に近づくと、王は不安に満ちた声をあげて、ダニエルに呼びかけた。
「ダニエル、ダニエル、生ける神の僕よ、お前がいつも拝んでいる神は、
獅子からお前を救い出す力があったか。」
ダニエルは王に答えた。
「王様がとこしえまでも生き永らえられますように。
神様が天使を送って獅子の口を閉ざしてくださいましたので、
わたしはなんの危害も受けませんでした。
神様に対するわたしの無実が認められたのです。
そして王様、あなたさまに対しても、背いたことはございません。」
王はたいそう喜んで、ダニエルを洞窟から引き出すように命じた。
ダニエルは引き出されたが、その身に何の害も受けていなかった。
神を信頼していたからである。
王は命令を下して、ダニエルを陥れようとした者たちを引き出させ、
妻子もろとも獅子の洞窟に投げ込ませた。穴の底にも達しないうちに、
獅子は彼らに飛びかかり、骨までもかみ砕いた。
ダニエル 6:18-25
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一晩獅子の洞窟で過ごしたダニエルであったが、
不思議なことに無傷で朝を迎えた。
安堵した王は、ダニエルを陥れようとした者たちを逮捕し、
獅子の洞窟に投げ込ませた。
彼らは獅子によって噛み殺された。
自分の大切にしているものを妥協せずに守り通したダニエル。
皆さんが大事にしていることは何だろう?
周囲の圧力があっても信念に妥協せず、それを守り通すことができるだろうか?