紀香さんの手紙

ご他聞にもれず、陣内さんと藤原紀香さんの結婚披露宴を
テレビで見ました。

その中で、紀香さんのお父様がとても印象的だった。

最初の入場で、新郎にバトンタッチしたあとの父親の
後姿。

なんともいえない表情で新婦の背中を見送っていた。

そして、ラストの新婦の手紙も素晴らしかった。

手紙が良かったというか、両親の人柄が見えてきて
おもわず涙があふれた。

披露宴って、やっぱり嫁ぎ行く女性のためにあるんだな
と感じる。

ちなみに陣内さんのピアノ・・・練習を重ねてプレゼント
したらしいけど、あれってやっぱり嬉しいものなんだろか。

私の司会復帰は７月になりそうです。

なんだか涙もろくなった私に司会という仕事が務まるのか
どうか、最近不安だ。

息子の寝顔を見ながら、そうだ、いまのうちに息子にあてた
手紙を書こうと思い立った。

引越しが落ち着いたら、息子が感動するような手紙を
こっそりしたためよーっと。

ゴミの山

今日、引越しセンターから段ボールが届いた。

同じマンションの上の階に引越しをする私と子供。

見積もりの時には、すべて業者でやりますから箱詰めは
いっさい必要ないです、むしろやらないほうがよいです
と聞かされていてたのに、今日違う人が来て箱に詰める
ようにと言われた。

あれれと思い確認すると、色々と連絡の行き違いなどが
あったみたい。

子供に手がかかる今、今日中に箱詰めはきついんだけど
と思い、ネチネチと文句を言ったあとに私のジーパンの
チャックが全開になっている事に気が付いた。

悪夢。

でも結局、同じマンション内なので、箱に入れると余計に
手間がかかるとの事で、やはりそのまま移動になるみたい。

とはいえ、２０箱も届いたので、今夜下駄箱の中とか小物
関係を箱に入れてみた。

すると、あるわあるわ。

あっという間に箱が山積みになっていく。

ついでにいらないものもまたたくさん出てきた。

家の中におさまってはいたものの、いらないものがやっぱり
たくさんあるんだと実感。

たまには引越しするのも悪くないなと思う。

でも・・・同じマンションの中で引越しをするのはこれで
３回目・・・。

「どんだけぇ～～～」

はい。このマンションが相当気に入っとります。

すべての間取りを網羅して、これが最後にしたい私なのでした。

デビュー

マタニティブルーにはならないけど、なぜか
森高千里のＣＭソングを聞くと気分が滅入る。

「運転うまくなったでしょ　ママ・・・」

てっきり南野陽子かと思っていた。

さて。

いよいよというか、明日、仕事の打ち合わせに行く日だ。

着ていくスーツを壁に掛けてシミジミ見つめる。

さて・・・ウエストは入るのだろうか・・・。

一応試着してみて、大丈夫な事を確認！

久々に世に出て行く感じなのだ。


そして今日は、区役所で各種手続きも全て終了し、
決意も新たになった。

保険証には、私の名前の下に息子の名前が印刷
されている。

住民票にも記載がある。

ん～～。この世に誕生したんだと実感するな～。

そして私は扶養者になったのだ。

いままで扶養されることはあっても、扶養するなんて
初めての体験。

これは責任感じますな。

「ここにお母さんの名前を記入してください」

と言われ、思わず私の母の名前かと思ったけど、
そーか、私なんだとそんな事でも自覚が生じてくるのね。

結婚して「奥さん」と呼ばれる気持ちに似ているかもしれない。

さて母は明日、着慣れたＴシャツを脱ぎ捨てて
お仕事モードに大変身。

がんばるぞー

ついに出陣。

添い寝すると、私の方が先に寝てしまいます。

慢性の睡眠不足。

お肌もなんだか疲れ気味。

そんな中、来週ついに仕事の打ち合わせに行くことに
なりました。

来春の音響についての打ち合わせ。

電話口で迷うことなく打ち合わせに応じた私だったけど
ふと息子の事はどうしようと、電話を切ったあとに思った。

先方は私が出産したことを知らないし、わざわざ言うつもりも
ないけれど、産後の私を見てどう思うんだろう。

「ちょっと太られました？」これはかなり濃厚な線だわ。

久々に仕事用の服を着る事になる。

まずは明日、着れる服を探さなければ。

なんか新入社員になった気分で、いまからドキドキしている。

さらに「ちょっと見ててね」と預けられるところがないのが
とっても困るところ。

早くなんとか手を打たねば。

引越し準備

日々、家にいるのに忙しい。

その忙しさとは、猫の写真が撮れないぐらいな感じ。

今までそれほど仲良くなかったぴーちゃんとたーちゃんが
最近はとっても結束している。

私が子供を抱っこしていると、二匹の視線を痛いほど
感じるのだ。

すまぬ。猫達。

さてさてそんな中・・・

子供が眠っている間に、引越しの準備をぼちぼちと始めている。

とりあえずいらないものは処分処分。

去年着なかった洋服たちは捨ててしまおう。

そして妊婦生活用に買った洋服たちも全て処分した。

もう妊娠することもあるまいて。

引越しの業者さんは２社から見積もりをとってみたけど
どっちにしようかまだ迷い中。

大手のところか、近所の小さいところ。

値段は最初大手の方が断然高くて、もう一社の値段を
言ったら、いきなりそれよりも下げてきた。

価格競争ってすごいのね。

そしてその後の後追いも両者ともにマメなのだ。

そろそろどっちかに決めないとだめだわん。

子供の機嫌を見ながら、新しい部屋につけるカーテンや
電気、その他家財道具を段取り良くそろえなければ。

頭の中ではいろいろ考えるのに、なかなか行動できない
もどかしさ。

とりあえず明日は区役所にＧＯなのだ。

子育てに専念する毎日。

子供を寝かせつけて、その間に仕事しようと思っていたのに
気が付いたらベッドで一緒に寝てしまっていた。

目覚めたら夜中の３時。

ここのところ、日にちや曜日の感覚もおかしい。

朝も昼も夜も、平日も週末もかわらず繰り返されるオムツ交換と
授乳の日々。

まだ「教育」というのをしてないから、「子育て」をしている
という感覚もないけど、これがそういう事なのかしらん。

起きてぐずっていたりすると、早く寝てくれないかなーと
あれこれ努力するのに、いざ、スヤスヤ寝始めるとなんか
つまらなくて、わざと起こそうとしたりする。

そして寝ている間に用事を済ませればいいのに、ついつい寝顔を
ジッと見ていたりする。

外出がなかなか出来ない今、友達が買い物を手伝ってくれたり、
ほんの少し子供を見てくれていたりすると、とっても助かったりする。

子供が生まれて１８日め。

なるべく子供を連れて外に出る事は控えている中、役所関係
にはどうしても行かねばならず、新生児のわが子を連れ出し
先日区役所へ行った。

里帰り出産だと、実家の方の役所に加え、こちらの役所にも
行かなくてはならず、ちょいと面倒だったりする。

子供をスリングバッグに入れて外出。

ところが、予定の日に実家の方の役所から、まだ書類が
こちらの役所に届いていないとの事で出直す事になってしまった。

さんざん待たされたあげく、無駄足になってしまった（涙）

そして今日、もう届いているはずの日だったけど、出かける前に
念のため役所に確認の電話をしてみると、まだ届いてないとのこと。

どうやら実家の方の役所に手違いがあったらしい。

よかった聞いて。

また無駄足になるところだった。

なにしろ外出するのが大変なのだ。

いままでいかに自由に外に気軽に身軽にでかけていたかを実感する。

早く大きくならないかな。

ハンカチ王子や、ハニカミ王子をテレビで観ながら、いったい
どうしたらこんなふうに育つのかと真剣に考えたりする。

さて、そろそろ日が昇る時間なのだ。

チャイルドシート考

チャイルドシートを買いました。

義務だし。

５万２千円ちょっとしました。

でも義務だし。

装着してみると、ものすごい存在感。

一番安全な後ろの席にという指示だった。

でも思う。

運転中、息子の顔がまったく見えない。

しかも、一歳ぐらいになったら後ろ向きに
座らせると言う。

そそそんな～～～。

息子との楽しいドライブなのに、お互い背中
あわせとはあんまりなのだ。

安全性を重視するあまり、楽しいはずの「ドライブ」
という意味合いがまったくなくなり、単なる移動する
ための時間となるのだ。

なんだかなー。

チャイルドシートももっとシンプルにならないもの
だろうか。

息子を乗せて自宅に帰るまでの１５分ほどの間、
普段は泣かない息子が声がつぶれるかと思うほどの
大声で泣き続けた。

思えばこの世に生まれてまだ１３日。

いきなりこんなのに乗せられたらビックリするよね。

ごめんごめん。

でも、もっとコンパクトで機能的なチャイルドシートが
開発されればいいのにな。

デザインしている人はきっと男性に違いないと思った。

息子と入浴タイム

息子が我が家に来て二日目。

替えたオムツは数知れず。おかげでだいぶ慣れてきた。

夜はぐっすり寝てくれるし、手のかからない良い子なのだ。

そして今日はお風呂にチャレンジ！

実家にいる時は母がお風呂に入れて、その後私が
外で待ち受けて着替えを担当していた。

その一連の作業を一人で決行するのだ。どきどき。

お風呂を出たあとの着替えとオムツの準備は万端に
整え、バスタオルを多めに準備。

何度も何度もシミュレーションをしてみる。

よし。心の準備を整えて、いざ入浴！！

息子は一度も泣かず、湯船におとなしく浸かり、じっと
私を見ている。

な・な・何か歌わねば！

突如口について出たオリジナルソングは軍艦マーチの
ようなえらくテンポの速い曲だった。

その後、一連の作業を終え、さっぱりと洗いあがった
息子がスヤスヤと寝ている。

私は疲労コンパイ。

想定外に噴き出した私の汗と他にもいろいろ。

でも思った。息子とのお風呂は楽しすぎる。

こんな楽しいひとときを手が小さいからという理由だけで
ご主人にまかせてしまうのはあまりにももったいないと
思った。

明日はさらに今日の反省を活かし、手際よく、さらに
ゆとりを持って入浴タイムを楽しみたい。

ちなみに、赤ちゃんがお風呂に入る事を「沐浴」という
けれど、なにやら宗教的な意味合いがあるらしい。
身を清めるとかそういうこと。
こうして私の身と心は清められていくのだ。ふふ。

（ちょっと腰にきてるけどね）

ただいま帰りました。

予定より２週間も早く福岡に戻ってきました。

産後１０日で新幹線に乗るなんて・・・と周囲からは言われ
ましたが、幸い産後の体調も良く、息子もよく寝るおとなしい
子だったし、何より仕事の事も家の事も気になるので・・・。

移動中、息子は一度も泣きませんでした（親ばか）


朝、敦賀を出るときにストーブをつけたのに、福岡に
着いたら夏でした。

すっかり季節も変わり、なんだか浦島太郎になった気分。

自宅には大量の郵便物、ターチャンは、私を見るなり
寄り添ってきたけど、ぴーちゃんは抱き上げたら
「シャーッ！」でした。


さー、いよいよ息子との生活が始まります。

産後一ヶ月は無理をしないようにと皆様からのお言葉に
甘え、もう少しだけ自宅でのんびりしながら、まずは
今月末の引越しに備えようと思います。

今日の写真は、ソファーで寝ている息子を興味深く
みつめるターチャンです。

祝！退院

５日間の入院を終えて、無事今日退院が決まりました。

めくるめく陣痛の苦しみから、気が付けば今は何事も
なかったように静かな時間が流れ、無から誕生した新しい
命がスヤスヤと眠っています。

ちょうどＧＷ中の出産ということで、（支払いの際には
目が丸くなりましたが）逆に遠方からもいろんな人が毎日
部屋を訪れてくれて、とても賑やかに過ごす事ができました。

子供の顔を見て、みんなの顔が自然と笑顔になり、
小さいけど、子供のパワーってすごいなって思いました。

名前は「真之」（まさゆき）と名づけました。

真之には父親がいません。

子供を授かったとき、一瞬の迷いもなく産むことを選択し、
一人で育てると肩肘張って、仕事もバリバリ頑張るぞと
妊娠中の１０ヶ月間、ずっとそんな事を考えていました。

でも実際に産まれてみて不思議と肩の力がすーっと抜けて
いきました。

子供からもらう力がとても大きいのです。

一人で育てるんじゃないんだ、２人で新しい生活をスタート
するんだと、新たな気持ちで一杯です。

まだまだ２人の足元はおぼつかず、いろんな人の助けを
借りながら一歩ずつ歩いていこうと思います。

まだしばらくは実家で過ごす事になりますが、退院間近の
この部屋で、子供と２人、とても穏やかな時間を過ごしています。

まだまだやせっぽちの足だけど、大地にしっかり足をつけて
歩いて行って欲しいと願うのでした。