猫好き司会者日記


16歳の息子、公園猫ロコとの日々の暮らしを綴っています。

サービスの矛盾。

2007-05-08 08:33:48 | Weblog
私が入院しているクリニック

建物のかわいさもさることながら、三度三度の食事が
とーっても美味しい。

精進料理みたいなのしか出ないのかと思っていたら
昨日のお昼はドリアだった。

3時にはおやつまで登場。

毎日、部屋に運ばれてくるお食事タイムがとても
楽しみなのだ。

そして退院前夜にはフレンチのディナーが楽しめる
という親切ぶり。

その退院もいよいよ明日に迫り、今夜はそのディナー
の日だ。

入院中何かとお世話になった母と一緒に楽しむ事に
なっている。

そんな中、助産師さんから母乳についてのレクチャー
を受けた。

100%母乳で子供を育てる私は、産後最低3ヶ月
控えなくてはいけない食事メニュー、牛乳・玉子・大豆油・
甘いもの・果物・・・などなどいったい何を食べればいいの
というぐらい粗食に徹するように指導を受けた。

でも今朝、運ばれてきた朝ごはんには玉子も牛乳も
ついていたし、さらに今夜のおかずは天ぷらだった。

おやつはティラミス。

それを言うと、それは残すようにとのこと。天ぷらは
衣を全部はずし、さらにはフレンチのディナーなんて
とんでもないと言うのだ。

えーえーえー。

同じ院内なのにこの矛盾。

てっきりカロリー計算されたものが出されていると信じ、
遠慮なく頂いていたのに。

目の前に出されなければ、油ものや甘いケーキなど
欲しいとは思わずにいられるのに、目の前に出された
好物を残しなさいとは残酷な話だ。

しかしこれも子供のためなのだ。

今後私が食べるものがすべて母乳に影響が出ると思うと
責任をひしひしと感じるのでした。

母は大変。

産まれました!

2007-05-05 22:23:45 | Weblog
5月4日深夜2時に、3400グラムの元気な男の子が誕生しました。

予定日の5月3日の深夜2時に陣痛が来て、出産は翌4日の深夜2時。

ここであえて産みの苦しみについては反芻しませんが、生涯の中で
もちろん経験したことのない痛みをしっかりと体験し、世のお母様方は
改めてすごいと実感しました。

驚いたのは、助産師さんが分娩台に携帯を持ってきてもいいよと
言われた事。

これも時代の流れでしょうか。

外には家族が待っていましたが、痛みにもがき苦しむ私の耳元で、
応援メールのバイブが頻繁に鳴りどれほど励まされた事か・・・。
もちろん返信は不可能でしたが。

大仕事を終えて、自分の命より大事と思えるものが誕生しました。

新たな人生が始まったんだという気持ちです。

傍らで息子はスヤスヤと寝ていますが、まだわが子という実感が
不思議とありません。

きっと毎日のスキンシップを繰り返し、滅私奉公のような努力の中で
だんだんと親子になっていくんだろうなーと思います。

そして・・・母となった女性は美しくなるという。

ふとわが子を抱いて、鏡の前に立ってみる。

うーん。

これにもかなりの努力が必要だな。

まずは失ってしまったウエストを取り戻すべく、今夜も息子が寝ている
隙にサラシをぎゅっと巻きなおし、「もう妊婦じゃないのよ、いつまでも
緩んだ体型に甘んじていてはダメ」と自分に言い聞かせ、すっかり
変わってしまったあらゆる生活状況に少しづつ適応していこうと思う。

応援してくれた皆様、そしてお祝いの言葉をたくさん頂き、今は感謝と
幸せな思いで満たされています。

本当に本当にありがとうございました。

5月末には福岡に戻ります。

これからますます頑張ります!

バンビーノ!

2007-05-02 22:52:35 | Weblog
テレビドラマ「バンビーノ」を観ていたら無性にパスタが
食べたくなってきた。

う~んう~ん。

明日どこかに食べに行こう。

明日・あす・アシタ・・・・は出産予定日だ。

軽く越えそうな感じ。

周囲から「まだ?」「まだ?」と聞かれ、
まだまだ攻撃にちょっとナーバスになりつつ
今夜は部屋でずっと立ってみる。

こうなれば地球の引力だって利用するのだ。

でも一つの体が二つになるってすごいな。

そうなる前と後では運命が大きく変わりそうだ。

さー、今日はどんな夜になるのかなー。