「情報学」とは,いわゆるコンピュータ・システムが処理する情報のような狭い範囲を扱うものではなく,人文学,社会学,メディア学,認知科学,生物学,言語学,計算機科学,数理科学,システム科学,および通信工学等にまたがる,学際的なものである.
昨年の2月に出た,東大の西垣通先生の「基礎情報学」は,生物としての人間からみた「情報の意味」について,問い直すものであり,日本語で書かれた「情報学」の基礎論としてはベストのものの一つだと思う.
私のように情報システムをデザインすることを生業としている人だけでなく,組織のマネジメントやコミュニケーションに関わる人にも特に推薦したい.
昨年の2月に出た,東大の西垣通先生の「基礎情報学」は,生物としての人間からみた「情報の意味」について,問い直すものであり,日本語で書かれた「情報学」の基礎論としてはベストのものの一つだと思う.
私のように情報システムをデザインすることを生業としている人だけでなく,組織のマネジメントやコミュニケーションに関わる人にも特に推薦したい.
基礎情報学―生命から社会へ 西垣 通 著 NTT出版 このアイテムの詳細を見る |