Jariaの玉手箱【更新終了】

鉄道ニュースについて管理人のツッコミ、そして時に自論を展開するブログ(※このブログは既に更新を終了しています)

秋田内陸縦貫鉄道 8月に延べ11本の臨時列車を運転

2005年07月27日 17時49分13秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
秋田内陸縦貫鉄道ホームページ:新着情報

さて、秋田内陸縦貫鉄道では、イベントや帰省に対応する形で8月中に述べ11本の臨時列車を運転するそうです。
新幹線「こまち」からの接続列車も運転すると言うことなので、随分やる気が感じられます。(と言っても、このくらいの気合がないと地方鉄道はやっていけない訳ですが。)
で、運転される列車は以下の通り。

8月7日
森吉山鹿七夕火まつり1号、2号

8月11日~14日
快速いぐ来たな~号(新幹線「こまち13号」接続)

8月16日
阿仁の灯篭流しと花火大会1号、2号

8月27日
大曲全国花火競技大会1号、2号、4号

ちょっと突っ込ませて下さい。
快速いぐ来たな~号って、車掌さん(或いは案内テープ)に「この列車は、快速いぐきたな~号です。」って言わせるんでしょうか。
或いは、駅員さんに「快速いぐ来たな~号、発車しま~す。」とか言わせるのでしょうか。
別にネーミングとしては悪くないと思いますが、アナウンスする車掌さんや駅員さんの気持ちを想像すると微妙な気もしてきます。(注:訛りを馬鹿にするとかそういう意味ではなくて、奇を衒ったようなネーミングだと正直恥ずかしいのではないかと。)

最近は奇抜なネーミングを付けるのが鉄道業界の流行りの様ですが、何でもかんでも奇抜にすれば良いというものでもないのです。
列車名というものは、言いやすく、聞き取りやすく、覚えやすくてネーミングセンスがあることが一番。
よって、必ずしも奇抜である必要はありません。
逆の言い方をすれば、奇抜なネーミングにならば、言いやすく、聞き取りやすく、覚えやすくてネーミングセンスのある名称でなければならないということになります。

どんなに良い製品であっても、ネーミングが悪ければ誰も買いません。
それだけ、モノを売っていくためにはネーミングが重要なのです。
列車名の場合も、一般の製品ほどではありませんが、重要なことは事実でしょう。少なくとも、全く重要ではないとは言えないはず。

そういうことなんで、奇抜さにばかり走らず、もう少しセンスのあるネーミングを鉄道各社さんにはお願いしたいところです。

ちなみに、「センスのあるネーミングを」というのは、奇抜なものだけでなく、何の捻りもないものにも言えます。
例えば、「大曲全国花火競技大会1号」って…せめてもう一工夫できなかったのかと…。
いっそのこと、ネットを使って一般公募されては如何でしょうか。
折角、HPも設置されているのですから、アンケートCGIかメールフォーム、或いは掲示板でも一時的に設置すれば、それ程難しいことではないと思うのですが。

JR九州 特急「はやとの風2号」で蕎麦の出前を開始

2005年07月27日 17時15分16秒 | JR関連ニュース
関連:
JR九州ホームページ:ニュースリリース

蕎麦といえば、鉄道とは切っても切り離せない食品のひとつです。
皆さんの中にも、旅先のホームで駅蕎麦を食べた経験のある方は多いはず。

で、そんな蕎麦を車内に出前してしまえ、と考えたのがあのJR九州です。
対象となる列車は土日祝日に運転される特急「はやとの風2号」。
発売方法は鹿児島中央~隼人間で車内販売員が注文をとり、霧島温泉駅到着時にホームで受け取るというもの。

なるほど、停車時間に比較的余裕のある列車であることを生かした、良いサービスだと思います。
価格は「ぶっかけそば」が600円、「地鶏そば」が700円と少し高めですが、素材にかなりこだわっているようなので、まあ仕方がないか。

好評であれば、同社の他の観光列車にも多少の影響は与えるかもしれませんね。

詳細は関連のリンク先へどうぞ。

画像出所:日本の旅・鉄道見聞録