ジャノメミシン米沢店

Yahoo!ブログから引っ越して来ました。

KP225と直営店向けシェーネ

2012-07-20 14:07:43 | JANOME
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展示用ミシンにKP225を仕入れました。

発売されたのが1月ですから、大分遅くなってからの仕入です。

家庭用ミシンとしてはフルサイズのミシンで、極薄物から厚物までスイスイ縫えるミシンです。


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模様選択ボタンを押すと、選んだ模様のボタンがオレンジにひかりますし、デジタル画面の下の+-ボタンが光って縫い目の粗さやジグザグのふり幅の設定が確認できます。

このミシンのライバル?といえるのは、直営店向けのシェーネでしょうか?

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シェーネは電源を入れると模様選択画面はどこを選んでいようとボタンの明りは点きっ放しですから光る意味がありません。

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その代わりに液晶画面でミシンの状態を確認できますけどね。

針の下の手元ランプの他にシェーネは懐のところにもランプがあって手元が明るく、縫い目の粗さ調節がシェーネは0.1ミリ間隔なのに対しKPは0.2ミリ間隔。

ジグザグのふり幅も0.1ミリ間隔で調整出来るのに対しKPは0.5ミリ。

細部を比べればシェーネの方が良いミシンですが、値段が高いですからね。


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同じ値段ならシェーネがもちろんお勧めですが、0.1ミリ間隔の調整が必要な事って殆ど無いですから、値段でこの性能なら、断然KP225がお勧めのミシンに成りますね。

エクセル 625型

2012-07-13 07:54:05 | JANOME
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1980年発売のエクセル625です。

翌年マイナーチェンジされたエクセル20 627型は修理を承る事多いのですが、625型は珍しいです。


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(エクセル20 627型)

糸通し器が付いているかいないかの違いだと思っていましたが、627型は全部白なのですが、625はベースとベルトカバーが茶色でした。


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色の違いだけじゃ無く、625型はステッチが12パターンなのに対し、625型は20パターン。
エクセル20ってのはステッチの数を表していたのですな。


ピアノタッチ式模様選択はドイツミシンのPFAFFでも使われていまして、ほぼ同デザインのミシンが当時売られていたようですが、PFAFFとジャノメどっちがオリジナルだったのかな?

シンガー フィットライン6300

2012-07-04 08:43:15 | その他ミシン
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旦那様が説明書を見ながら注油して見たけど直らないって事で持ち込まれたミシンです。

電源を入れてスタートボタンを押してみましたがガガガッと音がして全く回る様子が有りません。

すぐにコンセントを抜いて停止。

確認したところはずみ車を手で回しても全くビクともしませんでした。

上軸メタルが油切れしてもしかしたら焼き付いているかも?


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写真は三月に修理したシンガーメリットの物ですが、これもやっぱり上軸メタルの油切れでした。

年数がたつとシンガーの(中身はハッピー工業ですが)ミシンはこの上軸メタルの油切れ、焼き付きが多く成るような気がします。

今まで修理したシンガーのミシンはそこの不調が殆どでした。

分解注油して5日経ちましたが問題なく順調に動く様ですので、そろそろお客様に納品かな?

ボディーも綺麗に磨いてワックスも掛けますが、仕上げにもう着なくなったTシャツの生地で磨き上げます。

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タオル地とかで磨くより艶が増すような気がします。