セシオ ＥＸ-Ⅲ

私がジャノメに入った時の最上位モデル。

当時２８１０００円の大型刺しゅう機内蔵ミシンです。

重いし、今のミシンと比べたら性能的にはかなり物足りないとは思うのですが、いろんなミシン見てきましたけど、デザインだけなら私は今まで見た中で一番美しく、一番好きなミシンです。



「何か調子が悪くて、色々触ってたら布が進まなくなった。」と修理依頼を頂きましたが、色々触ってる間に刺しゅうモードに切り替えてしまって、送り歯を下げてしまっていただけの様です。

手動で送り歯を上げて、不調は無くなったのですが、重くてこんな難しいミシンは嫌だと、下取りに出してＭ-500に買い替えと成りました。ヽ(^o^)丿

店のディスプレイとして壊れて動かないＥＸ-Ⅲを飾っておりましたが、ちゃんと動くのが欲しいなと、実は前から思っておりました。




針カバーから小物入れまでの流れるようなラインが好きです♪






小物入れとかに多少の傷は有りますが、ケースもボディーも変色することなく、すごくきれいな状態です。





飾り物にしていたのはこの液晶タッチパネルがＮＧでしたけど、これは何の問題も無く動作します。


中古で出したら美品で売れそうですが・・・


これは将来、ジャノメミシン米沢店ミュージアムが出来た時の（笑）展示用に取って置きたい（爆）

すてきにハンドメイドのミシン。

家電店から買った安いミシンが、壊れたから買い替えたいと電話を頂きました。

壊れたミシンが修理できるかどうか？も見せて頂きましたが、コンパクトミシンですので洋裁をやりたいお客様にそのミシンでは、直しても長持ちしそうも有りませんし、お客様も買い替えたい気持ちで居られましたので・・・


某テレビ局のすてきにハンドメイドって番組でボタンホールを縫っていたミシンが欲しいと・・・

お客様がテレビ局に「あのミシンは何だ？」と問い合わせたところ「ジャノメのＫＰ-225だ。」と連絡が有ったそうで・・・

極々たまに私もその番組は見ますが、使ってるミシンはハスクバーナか？ベルニナか？海外メーカーのミシンばかりか？と思っておりましたが、ＫＰ-225も使われていたのですな。

カタログを出して使用説明しましたが、性能より値段に驚かれ・・・

まー、今までお使いのコンパクトミシンの値段や、昨今のテレビショッピングのミシンの値段に慣れているお客様には高額でしょうが、この性能のミシンとしてはＫＰ-225はそんなにバカ高いミシンではありませんけど、オプションのフットコントローラーをおまけして値段もグッと下げさせていただいてお買い上げと成りました。

テレビのおかげでミシンが売れましたヽ(^o^)丿

縫物は苦手ですが、すてきにハンドメイド・・・もっと観ようかな？

ジャノメ マイロック4

ジャノメ　マイロック4はロックミシンには珍しく、手元のスタートストップボタンで操作できるロックミシンです。

フットコントローラーでも使えますが、手元スイッチで使えるロックミシンはもしかして他に無いかも？

もっとも、ロックミシンはフットコントローラーで操作したほうが使いやすいですから、殆どのお客様はフットコントローラーで使いますが、今回のお客様は手元スイッチでお使いだったようです。


今回、押え金が下がらなく成ったということで修理依頼を頂きました。

お客様宅で注油すれば直ると思いましたが、かなり固く固着してましたのでお預かりしました。




矢印のところが固着してましたが、ミシン油もCRC掛けてしばらく置いても緩みませんので、ちょっと力技で押さえ棒を引き抜きました。




なるべく傷付けないようにと注意しましたが、ペンチで挟んで抜くしか無かったので若干傷が・・・

傷はヤスリで磨いて綺麗にしましたので問題有りません。




バラしたついでですので内部の各可動部にも注油して修理完了です。

ルーパーとかが油切れで固まる故障は多いですが、押さえ帽が固まったって修理は珍しかったかも？