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Why Dallas Happened

2016-07-14 15:00:00 | 翻訳記事 Translation

ダラス事件はなぜ起きたのか


アメリカ大統領予備選との絡みも否定できないのではと思う。

アメリカ人の感覚では、銃規制は市民にとり不利なことなのだろうか。とても不思議だ。
一般人が銃を持っていないという前提だからこそ、日本では警察官の発砲はそのまま事件として報道される。

一般市民が銃を持たない前提とは、銃所持が全面的に違法になることだろう。そもそも既に違法なら、アメリカの警察官は治安悪化のために存在していることにはならないのだろうか。


そして警察官であれ一般市民であれ、発砲殺人事件が起きるたびに銃をコンビニで購入して保身することが、実は悪循環に陥っていることとどうして気づかないのだろうか。

一般市民が警察官に銃殺される口実を自ら作っているというのは皮肉だ。

そして警察官であれ一般人であれ、発砲殺人事件が起きるたびに銃が売れることになっているのだろうか。銃会社の製造販売の口実にされてはいないだろうか。

"銃に対するアメリカ社会の当たり前" が戦争を止められない原因のひとつだとは考えられないだろうか。


そういったことも含め、今後もサンダース現象を広げていき、彼の話をした内容を議論するという方向性を見出すことが、ひいてはアメリカの新たな局面に繋がると思うがどうだろうか。

8年前にヒラリー圧勝ムードからオバマが選出された経緯は、アメリカ民主党内に残っているはずだが、その理由はなんだったのだろうか思い出してみるといい。


Bernie Sanders Just Made Jill Stein The Most Powerful Woman In American Politics

http://ht.ly/u7VS502mzMo


州ごとに独立する方向だってあるだろう。州ごとに法律が違うようだが、州知事がそのまま代表になることができるのだ。









ダラス事件はなぜ起きたのか

Paul Craig Roberts
2016年7月8日

ダラスでの警官銃撃は、銃規制のための偽旗事件だったのだろうか? 心的外傷後ストレス障害を病んでいる退役軍人によるものなのだろうか? 銃撃は、21世紀における、警官による何千もの勝手放題なアメリカ国民殺害への報復の始まりなのだろうか? 他に適切な説明があるのだろうか?

我々には決してわかるまい。実行犯は死んだ。当局は何であれ当局の狙いに沿った説明をするだろう。

人々に対する、連中による節操のない暴力的振る舞いによって、警察自ら、これをひき起こしたということは言えるだろう。一方、我々も、市民を、殺したり、いわれのない暴力をふるったりした警官連中の責任を問う責任がある、警察署長、警官組合、知事や、市議会、市長、検事や司法省の責任を問うべきなのだ。

警察が誰かを殺害する場合、口実はいつも、このようなものだ。“彼はシャツの下、ウエストバンドに手を突っ込んだ。彼が銃を持っていると思った。私は自分の子を父なし児にしたくなかったし、妻を未亡人にしたくなかった。”殺害された被害者に、妻や子どもが、もしいたとしても、どうでも良いのだ。

保守派、特に犯罪を恐れるよう教え込まれている連中は、警官による殺人には、ほとんど反対しない。彼らの意見はいつもこうだ。“警官が理由無しに相手を撃つまい。”同じ警察びいきが、なぜ保守派の陪審員たちは、いつも有罪判決をだすかという理由だ。

リベラル派は、銃撃を、人種差別と解釈しがちで、彼らは人種差別と戦いたがる。

本当の問題は、当局が、いわれのない暴力から、人々を守らないことだ。だから、警官に対する憎悪と軽蔑が増大しているのだ。毎日数人という、警官による頻繁な殺人ほぼ全てが罰を免れていることが、人々が切れて、暴力には暴力で応じるようにさせる一種の怒りを生み出しているのだ。

刑事司法制度が警官にも適用されれば、気ままに人を殺す前に、警官も良く考えるようになるだろう。

警察官であることは危険を伴わないわけではないものと考えられている。警察官は、自分の家族だけでなく、市民のことも思いやるべきだ。警察官の振る舞いは、自分の家族への思いやりに影響されているからと言って、現場での警官によるいわれのない暴力を許すわけには行かない。もし警察官が警察官であることの危険を受け入れられないのであれば、違う職業を探すべきなのだ。

知事、検事や市長が、それを止めるのを拒んで、人々を失望させているため、警官の暴力は手に負えないのだ。保守派によれば、懲罰は犯罪を抑止するというが、彼らは、これを警官には適用しない。

警官に、自らを防衛し、どんなことをしてでも容疑者を制圧するよう教える警官教育における革命の結果として、警官の暴力が手に負えなくなっているという部分もある。多数の元警察官の方々が、自分たちが仕事を辞めた理由は、現在、警官が兵士のような殺し屋になるよう訓練されているためだと書いてこられる。

もし元警察官か、どなたか、この教育に関して詳しい方が、その歴史が、一体どこから生じたのか、その理由はなぜなのか説明くだされば、このウェブに掲載したいと思う。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-51ae.html

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« 2016/07/13   18:59現在 | トップ | 戦争を美化してはいけない  »
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