一人暮らしというのは、無駄が多く出るようだ。
殆ど自炊をしていると、そのための調理器具や冷蔵庫その他が当然必要だし
炊飯は1合炊くよりも数合炊いたほうがご飯は美味しい。
それでも一人暮らしでなるべく無駄がでないように食材を選ぶ。
食材を選ぶと、一人暮らしに向いているお店と、家族大所帯に向いているお店があることに気づく。
玉葱ひとつ買うにしても、大玉が数個パッケージされているのと小玉が数個パッケージされているものとで、同じ値段なら小玉のものを私は選ぶ。小玉の方が個数は多かったりする。他にも選ぶ基準はあるが、これが大きな基準だ。
八百屋さんにもいろいろあって、消費税を取るところと取らないところがある。
横浜の青果市場では、競りが以前に廃止されていると聞いた。
八百屋さんに限らずどういう業種でもそうだろうが、売れ筋商品とそうでない商品があって、客寄せの為の安売り商品もある。
だから、ある特定の商品ばかり売れても商売にならないのだろうと思う。
今日仕入れた商品全体の仕入れ値を、儲けを付加して値段付けする。仕入れ商品全体をグロスとネットで考えて利益を出すことを考えるだろう。
利益が出れば、そこに個人商店なら所得税だし会社としてなら法人税となる。利益が出ず赤字なら税は取られない。税支出によって銀行からの借り入れなどにも影響するらしい。
ところが、赤字でも売り上げが上がれば有無を言わさずに徴税するというのが消費税というものらしい。
赤字でも売り上げから10%の税を納めなければならない税、それが消費税なのだ。
消費税をお客さんから取らない小商いにはとても辛い税のようだ。
消費税を取っているお店はそのまま納めるだけだとして、その場合買い物客にとりとても辛い税でもある。
消費税によって物価が上がると、嬉しいと思うのは徴税する側以外にいるのだろうかと疑問に思っていたら、実はいた。
輸出企業は、消費税の割り戻し還付がなされる。しかも数兆円規模の還付がなされているらしい。ということは大企業なんだろう。
お金持ちは、「消費税なんて興味ないしそもそもレシートなんて見たことないしカネに糸目は付けないのがお金持ちってもんだ。」なんて思っていると高額商品含め何か買う度に損をして、権力のお友達だけが仕舞には全部持っていくという危機感が欠如している。
日本の司法腐敗問題は置いておくとして、ゴーンくらい年収がある人でないと消費税からの恩恵はないことを知ってほしいと思う。
株式上場している大企業やゴーンくらい所得のある人は、法人税減税や高額所得者向け減税で恩恵があるということだ。
玉葱ひとつ、鮭の切り身ひとつの値段を気にしながら買い物をして、消費税に無関心な殆どの消費者も、あるいは安売り商品で客寄せしている中小零細のお店経営者も、そもそも安売り商品の意味すらなくなってしまうのが消費税なのだと早く気づいて欲しいと思う。
昨日の夕食は久々にツナサラダ
ドレッシング(ノンオイル)
醤油 1
酢 1.5
みりん 0.5
砂糖 ひとつまみ
安売りで買ってきて干からびかかった カボス 1個(搾り汁)
これにお好みでマヨネーズ
いつもは入れない超薄玉葱スライス
人参
キャベツ
レタスなど
それにやはり安売りのツナ缶 1
玉葱入れると味がドレッシングの味がぐっと良くなるのだ。
玉葱を超薄にスライスできなくなったら包丁を研ぎましょう。