ウルグアイラウンドが水面下で決まって、その後に日本では珍しいお米の凶作。
そしてコメ不足でタイ人には悪いけど、お米屋さんに行列を作ってようやく
お米を手に入れるとタイ米をオマケに貰って、タイ米の調理に困ってしまう。
そのすぐ後に、お米の自由化がなされての今日を、自民党を支持するお米屋さんには
その直近の過去が見えなくなっている。
その間、自民党はどうやって彼ら(お米屋さんの前は材木屋さん 林業家や農家)を
実際騙しているのだろうと思っています。
目先だけの補助金や助成金と目くらましの新聞やTVニュースです。
それ以前に、各地での炭鉱の閉山や国鉄に始まる三公社五現業の民営化です。
民営化というけれど、もっと言えば「株式会社化」ということで、それは国民が
それまで蓄えた資産を投機という博打に投ずるということですよね。
そのおこぼれがアベのいうトリクルダウン。今に始まったことではないということですが、
それを期待して本来の商売ノウハウを忘れてしまった日本人というところでしょう。
それは安かろう悪かろうから、安くて良いものにせっかくなったのに、また安かろう悪かろう
です。
良いものというのは、少なくとも安全で安心できるもので、しかし当時はそれ以上の付加価値が
あったものが、バブルが弾ける前の日本のあらゆる製品や食品であったと思います。
良い腕の職人が生き途絶えるころには、戦争を知る世代も皆無となります。それは今の報道にも
いなくなっている。
描かれた絵画をどう見るか、そこから何を感ずるかは見る者の自由ですが、作家が描いた
意図とは往々にして違うものでしょう。そのこと自体は自由であり良くも悪くもないことです。
あの六郷土手の絵から絶望を感じたのは、昨日氾濫した多摩川災害の予感が
したのかもしれません。
日本の行政は防災予算を浪費するばかりで役に立っていませんね。
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