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アメリカン・ルーレット

2022-10-04 11:16:11 | 翻訳記事 Translation

 

 スコット・リッター氏がチェコ人の様々な質問に応える映像に気がついた。二時間を越える。アメリカ、ベトナム、チェコ三カ所を結んだ番組。チェコ人は、ロシア制裁やアメリカからのジェット機購入などについて質問する。リッター氏は、そんな兵器を購入しても、ロシア核ミサイルの標的になるだけ。あなた方のお金だから好きにお使いになればよいが、兵器ではなく意味ある用途に使うようお勧めする。そもそもロシアとの関係を良くすれば、無意味な兵器は不要と主張する。チェコを日本に、ロシアを中国に置き換えれば、そのまま通じそう。チェコの番組なので、基本字幕は黄色いチェコ語。英語字幕をクリックすると白字幕が入る。再三「大統領に言いたい。」という言葉が入る。マスコミ大手トップが入って日本ハリネズミ化を論じる傀儡有識者会議「国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議」のゴミ論議を吹き飛ばすまともな言説。チェコ語題名では意味がわからないともったいない。日本語の意味は下記の通り。

 NATO拡張がなければ、ウクライナ紛争は無かった筈(第一部)
 第三次世界大戦の瀬戸際? ロシアは劇的成功を望んでいる(第二部)

 Scott Ritter: "Kdyby nebylo expanze NATO, nebyl by konflikt na Ukrajině." (1. část) 46:24

 Scott Ritter: "Na prahu 3.světové války? Rusko chce dramatický úspěch." (2.část, celé) 1:37:45

 ご夫婦で掛け合い漫才?風に様々な問題を論じる番組REDUCTEDも、ニュージーランドのアーダーン首相のとんでもない国連演説を批判している。「平和を実現するためには、エセ情報を規制しなければならない。ウクライナでの戦争に関する発言を規制すべきだ。」という暴論。ノルドストリーム爆破が最初の話題。字幕もある。Redacted w Natali and Clayton Morris

 REDUCTED EVERYTHING changes in less than 24 hours and Putin gets ready

1:44:07

 興味深い英語番組を一挙に見続けて睡眠不足。

 今日の日刊IWJガイド、植草一秀氏インタビュー!

 日刊IWJガイド

「本日午後6時30分から岩上安身による政治経済学者・植草一秀氏へのインタビューを生配信!」2022.10.3号

はじめに~<本日の岩上安身によるインタビュー>本日午後6時30分から岩上安身による政治経済学者・植草一秀氏へのインタビュー、「『安倍国葬』は対米隷属勢力と対米自立勢力の踏み絵 <国葬=旧統一協会=対米隷属=勝共連合>の図式を読み解く!」を冒頭のみフルオープンで生配信します!

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-876865.html

 

アメリカン・ルーレット

2022年9月28日
SakerブログへのBatiushka投稿

 始めに:アメリカの死の願望

「ロシアン・ルーレット」というのは実に奇妙な表現だ。少なくとも、あらゆるロシア人にとって。彼らはが一度もそれを聞いたことがないという単純な理由から。実際、それはロシア語に存在しない。この表現と、そういう現実いずれも。我々が英語を学ぶ時、我々が驚きと共に学ぶものだ。この表現は1937年、アメリカの発明で、死の願望を持っているアメリカ人しか、このようなことを思いつくことはできない(https://en.wikipedia.org/wiki/Russian_roulette)。そして死の願望を持っているアメリカ人しか現状を思いつけないはずだ。アメリカは30年以上の間、本当に非常に頻繁に熊を突いたので、熊には正確に何をするべきか計画する十分な時間があった。今彼はそれを実行している。あなたはなぜ驚いているのだろう? あなたは銃に装てんし、自分の頭にそれを突きつけ、今銃弾が飛び出すのを待っている。

 我々はどこから来たのか

 ウクライナでの特別軍事行動(SMO)は早ければ2022年4月、あるいは遅くとも、旧ワルシャワ条約加盟国からの供給で増強させられたキーウ政権軍の古いソ連兵器の大部分が破壊された8月時点で終わり得たはずなのだ。だが、欧米が介入し、彼らは砲弾のえじきに過ぎないので、ウクライナの人々を無視して、欧米化したウクライナ人オリガルヒの言うがままに、兵器や技術や人的資源を供給して、紛争を全面戦争にエスカレートさせた。(欧米が同じように人々を無視し、欧米化したロシア・オリガルヒの言うがまま「ロシア革命」を引き起こした1917年2月のように)。それで、ウクライナはロシア・アメリカ間の本物の戦争の単なる戦場と化した。

 欧米のエスカレーションと攻勢に対するロシアの対応は部分的動員だ。傭兵や、ウクライナの制服を着たNATO兵の到着で要員数が激増した崩壊の運命にありながらNATOに補充されているナチを打倒するために、限定されたSMOには、より多くの要員が必要なのだ。彼らの支配下にあるマスコミという代弁人を通して、欧米支配階級から、プーチン大統領は核攻撃で彼らを恫喝したと非難された。それは事実ではない。核攻撃でロシアを脅したトラスに対し、そのような攻撃はロシアによる同じ反撃を招くと彼は答えただけなのだ。

 西欧の民衆に熟慮する機会を与え、彼らが意気地ない指導者連中にアメリカ専制政治を拒絶するよう強いるまで、プーチン大統領は冬を待ち受けている。2014年以来、西部国境や西欧や中欧でのアメリカの脅威を排除する決意をプーチン大統領は固めていた。そうなって初めてユーラシア大陸の北西部半島は解放されるだろう。これを実行するため、彼はアジアでの中国やインド、アフリカや中南米で多くの国々との関係を強化した。それで、ここ数ヶ月ユーラシア中いたる所で、彼は急速に影響力を増している。

 我々は今どこにいるのか

 1989年と1991年間のソ連と、2022年と2024年の間の欧州連合は似ている。今やトップダウン連合の時代ではない。1989年以来、過去二世代で、大衆も要求しているように、主権国家間の国際協力を皆が好んで、連合は崩壊しつつある。全てキーウにロシアと交渉を始めるよう要求し、EU幹部連中にアメリカの封建時代王侯の家臣のように振る舞うのをやめるよう求め、チェコ、オーストリア、ドイツとオランダでデモが起きている。産業閉鎖の危険にさらされているドイツは非常に神経質だ。そしてドイツの冬は非常に寒い。今ドイツ用ロシア・ガスの2つの海底ノルドストリーム・パイプラインが爆発した。もちろん、それは破壊工作だ。

 アメリカは、EUがアメリカに対する依存から解放されることを望んでいたら再び出力をあげられたはずのロシアのガスから、ドイツ産業と、ヨーロッパの多くをまんまと遮断した。ハンガリー政府もキーウに交渉するよう望んでいる。国境の向こうのザカルパッチャ州にはハンガリー国民がいるのだ。そして、そう考える人々は現在のアメリカ傀儡政府の一部になることは許されないが、ルーマニア国境の向こう側、チェルニウツィー州について同じことを考えている人々がいる。ポーランドも領土を取り戻したいと思っている。西端ウクライナの五州全て。ヴォルィーニ州、リウネ州、リヴィウ州、テルノーピリ州、イヴァーノ=フランキーウシク州。一方、イタリアは選挙で選出されないEUエリート嫌悪が強まり、新しい反ブリュッセルの民族主義政府を得ようとしている。

 既にユーロはドルに対し壊滅した。今やポンドの番だ。トラス女史が権力の座に着いて以来、ポンドはドルに対して20%価値を失った。北アイルランドに対する反EU政策のためイギリスはアメリカに裏切られ、経済はコロナ後回復しておらず、コロナ後沈没している。イギリスの国民保健サービスの待機リストが大半の人々にとって(もし皆様がその前に死ななければ)わずか(原文のまま)2年に減ったとイギリス支配層マスコミは喧伝している。イギリス国民の10%以上、700万人が今治療を待っている。一部は大いに苦しんでいる。世界中の他のどの国であれ、医療待ちリストが2カ月より長ければ、革命が起きるだろう。一部のイギリス国民は適切な医療を受けるためウクライナにさえ行っている。

 イギリスのインフラ、電気・水道、道路、鉄道、教育や医療は多くの場所で「第三世界」レベルと呼ばれるものに達した。イギリスの通貨危機は莫大な金額を借りるイギリス政府の必要のために起きた。これはトラス女史の「大胆な計画」だった。結局、イギリス支配体制はアメリカの命令に文字通りに従って、ロシアの富を拒否し、破綻したウクライナに助成金を支給しなければならなかった。イギリスの負債レベルは今アメリカのそれに近づき、かつて「まな板の鯉」と馬鹿にしたイタリアに追いついている。諺にある。「因果応報」。

 我々はどこに向かうのか

 この全てすはどのように終わるのだろう? 初めから私はこれは全てロシアの勝利で終わると信じていた。それは、こういう意味だ。

1.もう一つのウクライナ

 それが何と呼ばれようと、南東ポーランドと南西ロシア間には東スラブ語を話す国が常にある。だが将来それは首都キーウの政府と文化に自発的に共感する人たちだけに占拠される自然境界範囲内の国になるだろう。更に非ナチス化され、生物兵器や核兵器や軍事的脅威を隣国に与えず、ワシントンとブリュッセルの地政学政治家から独立するだろう。

2.もう一つのロシア

 NATOに対する戦争の結果、ロシアは1990年代に形成された欧米化されたごますり、ロシア語で「創造的階級」と呼ばれるリベラルなチャタリング・クラスから解放されるだろう。欧米とその高額過ぎる安ピカ飾りの奴隷になった5%は、欧米化された支配階級や高額過ぎる欧米の安ピカ飾りに富を浪費した1917年以前からの裏切り者の反逆罪を繰り返すだけだ。欧米のご主人連中にチンパンジーのように振る舞い続ける人たちは、もし彼らが既にフィンランド、ジョージアや他のどこかにロシア司法から逃げていなければ、欧米に行って暮らすべきだ。ロシアはNATO(=アメリカ)に対して戦争を行っており、裏切り者ではなく愛国者が必要な国だ。

3.もう一つのヨーロッパ

 「制裁」として知られる反ロシア専制政治への絶対服従に対するアメリカの要求の結果現在、中欧と西欧は「ドンバス化」のリスクがある。これはNATO化された中欧と西欧が、産業力を失わされ、貧困に陥り、寒く、空腹で、彼らの兵器がウクライナで破壊されているので無防備にもなるのを意味する。だが、彼らが自分たちの未来が大西洋の対岸ではなく、すぐ隣の東ヨーロッパとユーラシアがアジアの成長と繁栄への玄関口だと理解し始めるのは、そのどん底においてだ。

4.もう一つの世界

 世界の80億人のうちの70億人、地球上の87.5%が、人間性、真実、公正と繁栄を熱望して、欧米帝国主義、搾取と核の脅威から解放される日を待ち受けている。彼らの唯一の希望はアメリカに対するロシアの勝利だ。それが実現した途端大半が自然の場所に戻るだろう。中国とインドのアジア、アフリカ、中南米と実に長い間封建制欧米エリートの憂うつな暗闇に圧迫されきた全ての欧米民族(基本的に西欧と中欧、北アメリカとオセアニア)は最初は感嘆し、自由の明るい日光の中ロシアに続いて歩くことが可能になるだろう。

 結論

 1939年、実に恥ずかしいことに、ウィンストン・チャーチルは、ロシアを「謎の中の謎に包まれた謎」と呼び、並外れた自民族中心の無知をさらけ出した。多くの無知な人々同様、もちろん彼は自分について話していたのだ。他の誰かの観点を理解する気が起きない時に、それを「謎の中の謎に包まれた謎」と呼ぶのだ。人はそれで、成功裏に自身を目隠しされた利己的ナルシストにしてしまうのだ。唯一重要なのは、重要なガスや石油、肥料、小麦、紙、チタンなどを他の誰かに依存している場合、結局のところ彼らの観点を理解する努力をすべきなのだ。さもないと、確実に、あなたの死の願望、アメリカン・ルーレットという全くの自殺的行動を「謎の中の謎に包まれた謎」と彼らはみなすだろう。

2022年9月28日

記事原文のurl:https://thesaker.is/american-roulette/

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-876865.html

 

 

 

 

 

 

 

 

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