古田史学とMe

古代史を古田氏の方法論を援用して解き明かす(かもしれない…)

JAXAの「SLIM」による月面への着陸のこと

2024年02月03日 | 宇宙・天体
 JAXAの月着陸船「SLIM」がなんとか月面に着陸したようです。もともと半分回転しながらランディングする予定であったようですが、逆噴射用のスラスターが脱落してしまって速度が落ちなかったようで結構きつい着陸となったようです。まあ激突し破壊してしまった例も過去に(最近も)あったようですから、その轍を踏まずに済んだことでまあ良しとするべきでしょうか。
小惑星へのランディングも超困難ですが、月ほどの重力があると推力がかなりなければ激突してしまうのでそこの制御と信頼性が重要となるようです。
 ちなみに今回着陸した場所は「神酒の海」の「近く」とされていて、てっきり「海」地域かと思っていたらその至近にある「キルリス」クレーターの内部に降りたらしく、これは「神酒の海」というくくりでは誤解があるでしょう。
 場所の写真を以下に示します。下の写真でおおよその位置がわかるかと思います。



くわしい位置はこの辺りのようです。


 今回のようにクレーターの内部に降りたというのは初めてではないでしょうか。アポロ計画のうち14号が「フラ・マウロ」クレーターに降りたとされますが、どうもその外部丘陵に降りたみたいですから、内部に降りたのはこれが最初ではないですかね。これも着陸地点がピンポイントで選べるということの結果なのでしょうか。
 次に計画されているらしい火星の衛星にタッチアンドゴーするという計画も非常に楽しみです。新しいことにトライするということにしか進歩はないですから。
 なお写真のタイムスタンプのデータからみて、上が2022-06-05 20.23.13で機材が20cmシュミカセに25mmアイピースで拡大したものをビクターのビデオ機器「GZ-MG555」(398万画素)で撮影したものの中から良好なデータを切り出したもの、下は同じく2022-06-07 19.31.54で以下望遠鏡とアイピースは共通ですが、カメラはスマホです。(4800万画素)
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