( 03/27 撮影 )
昨日、大沼湖畔で北に帰る“オオハクチョウ”の旅立ちを眺めていると、隣でシャッターを押すカ
メラマンさんから、「南から来た“オオハクチョウ”は大沼近くの田んぼや畑で落ち穂を啄み、腹
一杯になる夕方大沼に飛来し塒にしている」と教えてくれた...。時によっては、畑に群れる
数も半端でなく一見の価値があるとのこと。しかし、その場所は?と車を走らせ探し歩く...
駒ヶ岳の見える高台のトーキビ畑に、数百羽の“オオハクチョウ”群れを見つけた..。まだ雪
の残る畑の中で雪をかき分けながら落ち穂を啄み、また、駒ヶ岳を背にして上空を10羽程度
の群れ毎に飛び回る様をちょっぴり興奮しながら眺めさせて貰う。陽が西に傾き始めるとカメ
ラマンさんが話していたように、大沼の宿野辺川河口付近の塒を目指し飛び立っていく。それ
にしても、シベリアの繁殖地に向けて3千キロともいわれる道程をよくぞ迷わずに渡るのか不
思議でならない。大沼を中継地とする“オオハクチョウ”、春を前に毎日見られるようだ...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)