( 06/19 撮影 )
「函館湾に錨泊していた実習船が、入港するぞ!!」とメールをもらったが、着岸場所も分からず取り
敢えず船溜まりにと車を走らせた...。昨日から函館湾に錨泊し、入港の気配がなく気になって
いた。港口に姿を見せたのは、三重県立水産高等学校実習船“しろちどり”で、白い船体は港内を横
切って西ふ頭に向かった。午後、所用のついでに西ふ頭に立ち寄り甲板で作業をしていた乗組員の
方に話を聞くと、三重県志摩市にある水産高校の2年生30人を乗せての航海実習中とのこと..
実習船“しろちどり”は全長62m、総㌧数592㌧で、この春完成した4代目..。4月の実習で
初航海を終え、今回は6月6日に学校近くの岸壁を出港し約1ヶ月の長期航海実習で、航海士や機
関士などを目指し、小笠原諸島付近でカツオの一本釣りや海洋調査をなどを行い、静岡県の焼津港
に寄港した後の入港とのこと。実習生たちは4,5人グループを組んで街に出かけたが、久しぶり
の上陸とあってか「美味しいもの食べてきます!!」と元気に繰り出していく。ところで、船名の“し
ろちどり”は、三重県の県鳥でチドリ科に属するスズメほどの大きさの県内でよく見られる留鳥..
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