( 05/31 撮影 )
JR北海道の普通列車として、道内各線を走っていた“キハ40形気動車”は老朽化により、その
数を徐々に減らしており、来年3月までには定期運用から全ての車両が引退する..。“キハ40
形気動車”は、国鉄時代の昭和46年(1977)に登場、北海道のローカル線の主力車両として活躍し
「ヨンマル」の愛称で親しまれてきた。その引退する “キハ40形気動車” が海外に譲渡されるた
め、函館貨物駅のある有川ふ頭運ばれるとの情報をもらい、五稜郭駅近くに車を走らせる...
沿線のあちこちにカメラを手にした撮り鉄が待機し、各踏切にはJRの関係者が警備に追われて
いる...。ほどなくすると“キハ40形気動車”5両が、DF-200形ディーゼル機関車に牽引
され有川ふ頭に向かう。撮り鉄さんの話では「今回は旭川運転所の車両で、昨日運ばれた5両と
合わせて10両が東南アジアに輸出されるようだ」とのこと。有川ふ頭に到着後、直ちに2台の
大型クレーンに吊り上げられトレーラーに乗せられる。トレーラーの行き先は港町ふ頭のコンテ
ナヤード、ここに一時仮置きされた“キハ40形気動車”は近々船積みされ譲渡先に向かう...
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