残しておきたい今日の1枚

函館近郊で撮影した写真、その中のお気に入りや思い出となるもの1枚を残しておきたい

天を突く “ニセアカシア” の花...

2024年06月16日 | 日記

( 06/15 撮影 )

石川町から四季の杜公園に向かう途中の林の中に、大きな樹木にフジの花のような房状に咲く白い
花を見つけ車を止める...。この花は、“ニセアカシア”で樹高10mもある高木でまさしくフジ
の花のように流れ落ちるように咲き誇り、木の下に近づく甘い香りがする。何で「ニセ」?と調べ
てみると、明治時代に輸入された当初は「アカシア」と呼んでいたが、その後本来の「アカシア」
が日本に輸入されたことから、区別するために“ニセアカシア”と呼ぶようになったという...

 

“ニセアカシア”は、花は食用に、樹木は土木資材、木材、薪材など幅広い分野で利用されている
が、繁殖力が強く日本固有種の生育を妨げたり生物の多様性を低下させる厄介者で、日本の侵略外
来種に登録されている..。また、「恋の町札幌」に歌われる「アカシアの花」など、歌謡曲や小
説の中には「アカシア」の名前が良く使われるが、これらは“ニセアカシア”の花のことだという。
そんな話を聞くと、綺麗に咲き誇り楽しませてくれる“ニセアカシア”が、ちょっぴり可愛そう..

( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)

コメント
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